阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

竹橋の「東京国立近代美術館」でガウディ展とMOMATコレクションを見た。 その1  ガウディ展

2023年06月24日 | 東京あちこち

Oh散歩会の6月の集まりはガウディ展でした。沢山の人が入館していて驚きました。

 壮大な全体計画と長い建築期間とそれを実現する「宗教」の凄さ、あることに入れ込んだ人間が創造する、もの凄いアウトプットを目の当たりにして、

日ごろ 使っていない脳のあちこちの部位が激しく動くのを感じました。

230623国立近代美術館ガウディ展

     

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06月23日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年06月24日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年05月20日(金)のブログ ]

2023年06月24日 | 東日本大震災ブログ
 
 青梅街道    茨木のり子の詩 
  青梅街道
 
              茨木のり子

 内藤新宿より青梅まで

 直として通ずるならむ青梅街道

 馬糞のかわりに排気ガス

 いきもきらずに連なれり

 刻を争い血走りしてハンドル握る者たちは

 けさつかた がばと跳起顔洗いたるや

 ぐずぐず絆創膏はがすごとくに床離れたるや

   くるみ洋半紙
   東洋合板
   北の誉
   丸井クレジット 
   竹春生コン
   あけぼのパン

 街道の一点にバス待つと佇めば

 あまたの中小企業名

 にわかに新鮮に眼底を擦過

 必死の紋どころ

 はたしていくとせののちにまで

 保ちうるやを危ぶみつ

 さつきついたち鯉のぼり

 あっけらかんと風を呑み

 欅の新芽は 梢に泡だち

 清涼の抹茶 天に喫するは誰(た)ぞ

 かつて幕末に生きし者 誰一人として現存せず

 たったいま産声をあげたる者も

 八十年ののちには引潮のごとくに連れ去られむ

 さればこそ

 今を生きて脈うつ者

 不意にいとおし 声たてて

   鉄砲寿司
   柿沼商事
   アロベビー
   佐々木ガラス
   宇田川木材
   一声舎
   ファーマシイグループ定期便
   月島発条
   えとせとら
 
 
[放射能汚染の現実を超えて]が復刊される。

放射能汚染の現実を超えて
小出 裕章 著

出版社(河出書房新社)のサイトから引用。

1986年チェルノブイリ原発の大事故後、旧ソ、ヨーロッパだけでなく日本でも汚染は拡がっていた。

原発の現場から食品など具体的な放射能汚染の実態を綴り、原発への警告を鳴らす。

まえがき――『放射能汚染の現実を超えて』復刊にあたって

序 人命の尊厳と反原発運動

人類は自ら蒔いた種で、遠からず絶滅する/人類が滅亡しても、地球は新たな生命を育む/反原発の根拠/生き方の中にこそ生命の尊厳はある

Ⅰ チェルノブイリの死の灰はどこに行ったのか

チェルノブイリ原発の大事故/野菜が汚染された/母乳にまで放射能が/今も続く食品汚染/放出された死の灰/ヨーロッパ・ソ連の汚染の深刻さ/チェルノブイリ周辺の汚染の恐怖/もし九州で事故が起こったら/100万~200万の人がガンに/子供たちに集中する犠牲/有機農業に集中する汚染/工業化で潰されてきた農業/エネルギー浪費社会の末路/人間差別の上にしか成り立たない原発/汚染食品とどう向き合うのか/第三世界の現実/私たち自身が加害者に

Ⅱ 弱い人たちを踏台にした「幸せ」

放射能で汚れた食べ物/日本が拒否しても汚染は消えない/過酷な現実といわれなき差別/私たち自身が加害者になっている/子供たちの澄んだ瞳

Ⅲ 放射能汚染の現実を超えて

チェルノブイリ原発事故/ソ連、ヨーロッパの汚染の深刻さ/日本の状況/本当に必要なこと

Ⅳ 放射能汚染の中での反原発

はじめに/国の規制値にはまったく根拠がない/安全な被曝量など存在しない/原発の恩恵を受けている国は汚染も受け入れよ/弱者にしわ寄せされる放射能汚染食糧/誰が立証すべきなのか/運動はどういう波及効果を持つか/国が恐れていることと、運動に必要なこと/多元的な運動と根源的な運動/運動の形成と目標/根源的な運動の具体像/この現実を差別と呼ばずに何と呼ぶのか/「唯一の被爆国」と呼ぶ誤り/朝鮮人被爆者をいまだに差別し続けている私たち/排外主義から国際連帯へ/国際連帯に至る日本人としての条件/反原発運動の飛躍のために/どういう人たちの立場に立つのか


Ⅴ 多様な運動の根源における連帯
存在する無数の課題と連帯の地平/汚染測定の醜さと活路

Ⅵ 有機農法玄米のセシウム汚染が教えるもの
はじめに/汚染の強さを決める要因/チェルノブイリ原発事故による日本国内の汚染/玄米のセシウム汚染の主犯は過去の核実験にある/それぞれの玄米からの被曝量/汚染への向き合い方

Ⅶ 原子力開発と地球環境問題
原子力開発の看板の変遷/温暖化問題と化石燃料の浪費/日本による略奪的な森林伐採/温暖化問題の本質はエネルギー浪費/エネルギーを浪費しない社会への道/原子力はクリーンでも安全でもない/原発は石油がなければ動かない/おわりに――いわれなき犠牲をさけること
  
 小出 裕章 (コイデ ヒロアキ)   
1949年、東京生まれ。東北大学工学部原子核工学科大学院修了。京都大学原子炉実験所助教。著書に『隠される原子力・核の真実』など。

 
 
京都府は国の指示を待っていない

☆国からの指示がなければ一切動かない(動けない)という国と都道府県庁の関係が否応なく変わりだしたらしい。

お国の専門家官僚と言っても、その行政能力や当事者責任感のなさという、化けの皮がはがれている現在、都道府県レベルで住民を守る自衛策を図るのは当然だ。☆

福井の原発事故想定 避難放射線量、府が設定
【2011年05月20日 09時02分】京都新聞

 京都府は19日までに、福井県での原発事故を想定し、住民に避難を呼び掛ける目安となる放射線量を独自に定める方針を決めた。原子力災害に備えた現行の地域防災計画は、福島第1原発事故のような長期にわたる放射性物質の放出を前提にした避難の目安がないため、同じ計画を持つ自治体で初めて暫定的な数値を設け、緊急時の迅速な判断に生かす。20日に開く府防災会議に提案する。

以下こちら

 
 
住民の生活とあまりにも深く絡み合った原発産業 福島の現実

☆そこで暮らしている人は何かで収入を得て生活を成り立たせている。原子力発電による経済システムに組み込まれたら、そのシステム外の人間にはわからない世界に入っていく。どうにも辛い報告だが、大手新聞が目をつぶって報道しない現実を示す内容だ。

原発と離婚できない福島

一部引用・・

20キロラインのぎりぎり外側で暮らすおばあさんに話を聞く段取りをした時のことだ。紹介者を通じて、いったん「いつでもうちに来て」という返事が来た。

「話し好きな人だからいろいろ面白いですよ」と紹介者も言うので、楽しみにしていた。

 ところが、一夜明けて、約束の時間の5分前に電話がかかってきた。

「やっぱりやめておく」

 そう言うのだ。こちらは理由を聞く。向こうは口ごもる。「あの後、息子さんが帰ってきて、マスコミなんかやめておけ、と言われたらしく、急に態度が変わった」と

申し訳なさそうに紹介者が言う。

 そういう時は

「親戚や家族がお世話になっているので、原発や東電の悪口は言わない」
「マスコミやよそ者にそういう話をしない」
「マスコミによくないことを言うと、地域で仲間外れにされる」
「言うと、どこでどんな後難があるか分からない」

 そういう含みだということが次第に分かってきた。それから何件も取材を断られたからだ。

 別に原発や東京電力の批判をしてほしいわけではない、中間地帯で暮らしの何が不便か教えてほしいだけだ、と説明してもダメなのだ。

「どこで何があるか分からない」と、誰もが「見えない何か」を恐れているのだ。

全文はこちら

 
 
大阪府立公衆衛生研究所というのがあるらしい

☆福島の原発事故の関西での影響を報じる記事の中に「大阪府立公衆衛生研究所」という名前があった。

当然これまで私は存在を知ることはなかった。お役にたっては困るけど、いざと言う時に与えられた機能を果たしてくれれば、

府税を払っている府民や近隣の住民も有難いと思う。健康に被害がないと言われても、3.11以前には検出されなかったセシウム134が

関西の空にも流れているというのは辛いもんがある。

大阪で微量の放射性物質検出
5月19日 20時52分  NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所の事故によるものとみられる放射性物質が、大阪市内でも検出されたと、府の公衆衛生研究所が発表しました。

検出された放射性物質は、ごく微量で、研究所は健康に影響はないとしています。

大阪・東成区の大阪府立公衆衛生研究所は、毎月、屋上に設置した計測器に雨やちりなど大気中の降下物を集め、詳しく分析しています。

研究所が先月1日からの1か月間に集めたサンプルを分析したところ、ごく微量の放射性のセシウム134とセシウム137が検出されたということです。

 セシウム134は、これまで検出されたことがなく、また、セシウム137は通常の100倍に上っていて、研究所は、福島第一原発の事故によるものとみています。

研究所によりますと、これらの物質が出す放射線を1年間受け続けたとしても、自然界から受ける放射線量の1万分の1以下で、健康に影響はないということです。

 
 
だましたやつが悪いのか、だまされた私たちが愚かだったのか

東奥日報 「天 地 人」社説  (青森県の地元紙)
2011年5月19日(木)

不信をなじってもむなしい。肝心なのは自分の考えを深め、確かな目を持つこと

 福島第1原発事故の被災者は「国策の被害者」だから「政府として最後の最後まできちっと責任を持って対応する」と菅直人首相が言った。国策ねえ。

随分、県民を酔わせた言葉だ。甘い夢と苦い思いを呼び覚ます。

 本県に富をもたらすはずが、そうでもなかった。砂鉄資源を生かそうとした製鉄事業は頓挫した。砂糖の国内自給策に乗ってビート栽培に励んだものの、

自由化政策に切り替わって製糖工場はたちまち閉鎖だ。食糧増産の掛け声のもと開田に取り組んだら一転、減反の憂き目に遭った。

 むつ小川原大規模開発は全国総合開発計画の核に位置付けた国策中の国策だった。不毛の地を一大工業基地にするという地域活性化の切り札が空手形に終わり、

夢ははかなく消えた。悔しさをぶつけようにも、時代が変わったのだからと言われてはあきらめるしかなかった。

 時代の風はいつだってつれなかった。歌の文句じゃないけれど、だましたやつが悪いのか、だまされた私たちが愚かだったのか。国策の被害者が県民だからといって、

政府は過去の国策の見込み違いまで償ってはくれまい。夢から覚めて思うのは大樹によりかかる危うさだ。

 不信をなじってもむなしい。肝心なのは自分の考えを深め、確かな目を持つことだろう。国民の安全と暮らしを守れない国策を目の当たりにした3.11以降、

その思いを深くする。原子力とどう付き合うかの岐路に立って迎えた県知事選は、明日を生きる哲学をぶつけ合うものでなければならない。

 
 
アメリカ側の状況は日本の基地存続利権族に逆風

元米高官「辺野古中止、間違いない」
2011年5月19日 09時44分 1沖縄タイムス

【平安名純代・米国特約記者】米上院軍事委員会のレビン委員長(民主)らが米軍普天間飛行場を名護市辺野古沖に移設する現行計画を「実現困難」とし、

代替施設建設の中止と嘉手納基地への統合案を提言したことについて元米政府高官は17日(日本時間18日)、「代替施設の建設中止はほぼ間違いないだろう」と述べた。

 その上で今後、米議会で在沖米海兵隊のグアム移転計画見直しに関する協議が本格化し、日米両政府が再交渉に迫られる可能性が高いとの見方を示した。沖縄タイムスの取材に答えた。

 元高官は、グアムで真水事業など海兵隊受け入れのための建設工事が一時凍結していることなどを指摘。財政赤字削減を背景に米軍再編見直しの機運が高まりを見せている中、

国防予算の承認権を持つ有力議員らが超党派で「数十億ドルの財政節減になる」と打ち出した提言はオバマ政権の支持を得るとした。

一方で、嘉手納への統合案については「国防総省を交えた協議が必要となるため流動的」との見方を示した。

 レビン氏らが代替施設は不要との見解を打ち出したため、同施設の建設をパッケージとした日米合意を見直す必要があるとし、「解決すべき多くの課題が残されている」とした。

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