青梅街道 茨木のり子 内藤新宿より青梅まで 直として通ずるならむ青梅街道 馬糞のかわりに排気ガス いきもきらずに連なれり 刻を争い血走りしてハンドル握る者たちは けさつかた がばと跳起顔洗いたるや ぐずぐず絆創膏はがすごとくに床離れたるや くるみ洋半紙 東洋合板 北の誉 丸井クレジット 竹春生コン あけぼのパン 街道の一点にバス待つと佇めば あまたの中小企業名 にわかに新鮮に眼底を擦過 必死の紋どころ はたしていくとせののちにまで 保ちうるやを危ぶみつ さつきついたち鯉のぼり あっけらかんと風を呑み 欅の新芽は 梢に泡だち 清涼の抹茶 天に喫するは誰(た)ぞ かつて幕末に生きし者 誰一人として現存せず たったいま産声をあげたる者も 八十年ののちには引潮のごとくに連れ去られむ さればこそ 今を生きて脈うつ者 不意にいとおし 声たてて 鉄砲寿司 柿沼商事 アロベビー 佐々木ガラス 宇田川木材 一声舎 ファーマシイグループ定期便 月島発条 えとせとら |
☆国からの指示がなければ一切動かない(動けない)という国と都道府県庁の関係が否応なく変わりだしたらしい。 お国の専門家官僚と言っても、その行政能力や当事者責任感のなさという、化けの皮がはがれている現在、都道府県レベルで住民を守る自衛策を図るのは当然だ。☆ |
☆そこで暮らしている人は何かで収入を得て生活を成り立たせている。原子力発電による経済システムに組み込まれたら、そのシステム外の人間にはわからない世界に入っていく。どうにも辛い報告だが、大手新聞が目をつぶって報道しない現実を示す内容だ。 「話し好きな人だからいろいろ面白いですよ」と紹介者も言うので、楽しみにしていた。 申し訳なさそうに紹介者が言う。 「親戚や家族がお世話になっているので、原発や東電の悪口は言わない」 「どこで何があるか分からない」と、誰もが「見えない何か」を恐れているのだ。 |
☆福島の原発事故の関西での影響を報じる記事の中に「大阪府立公衆衛生研究所」という名前があった。 当然これまで私は存在を知ることはなかった。お役にたっては困るけど、いざと言う時に与えられた機能を果たしてくれれば、 府税を払っている府民や近隣の住民も有難いと思う。健康に被害がないと言われても、3.11以前には検出されなかったセシウム134が 関西の空にも流れているというのは辛いもんがある。 検出された放射性物質は、ごく微量で、研究所は健康に影響はないとしています。 研究所が先月1日からの1か月間に集めたサンプルを分析したところ、ごく微量の放射性のセシウム134とセシウム137が検出されたということです。 研究所によりますと、これらの物質が出す放射線を1年間受け続けたとしても、自然界から受ける放射線量の1万分の1以下で、健康に影響はないということです。 |
東奥日報 「天 地 人」社説 (青森県の地元紙) 随分、県民を酔わせた言葉だ。甘い夢と苦い思いを呼び覚ます。 自由化政策に切り替わって製糖工場はたちまち閉鎖だ。食糧増産の掛け声のもと開田に取り組んだら一転、減反の憂き目に遭った。 夢ははかなく消えた。悔しさをぶつけようにも、時代が変わったのだからと言われてはあきらめるしかなかった。 政府は過去の国策の見込み違いまで償ってはくれまい。夢から覚めて思うのは大樹によりかかる危うさだ。 その思いを深くする。原子力とどう付き合うかの岐路に立って迎えた県知事選は、明日を生きる哲学をぶつけ合うものでなければならない。 |
元米高官「辺野古中止、間違いない」 代替施設建設の中止と嘉手納基地への統合案を提言したことについて元米政府高官は17日(日本時間18日)、「代替施設の建設中止はほぼ間違いないだろう」と述べた。 国防予算の承認権を持つ有力議員らが超党派で「数十億ドルの財政節減になる」と打ち出した提言はオバマ政権の支持を得るとした。 一方で、嘉手納への統合案については「国防総省を交えた協議が必要となるため流動的」との見方を示した。 |
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