eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

会員減少続く

2010年04月15日 | eつれづれ
全関東電気工事協会の09年度末時点での会員数が期首から345人減の1万1282人となった。全関の下部組織にあたる関東1都8県の地域協会すべてで会員が減少した。08年度も全地域協会で会員が減少し合計368人の減(新規加入会員76人)となっており、厳しい社会情勢を反映して会員数の減少が続いている。09年度中の新規加入会員は83人だった。
厳しい経済情勢を反映して会員数の減少に歯止めがかからない状況。全関では組織活性化のための諸方策を展開しており10年度も全会員参加による「会員加入促進運動」を実施し組織率の向上を図っていく。
各地域協会の会員数は次の通り。(カッコ内は増減数)
▽東京都=3185人(111人減) ▽栃木県=770人(27人減) ▽群馬県=920人(23人減) ▽茨城県=1088人(33人減) ▽埼玉県=1370人(26人減) ▽千葉県=1451人(34人減) ▽神奈川県=1760人(71人減) ▽山梨県=379人(13人減) ▽静岡県=359人(7人減)

コメント:
不景気で建設関連の電気工事も仕事無し会員となっていない人を含めたら数倍、数十倍だろう。コンクリートから人への現政権スローガン...子供手当も何も親の雇用が消滅したら、まずは早急に景気、雇用対策だ。旧体質を引き継ぐ胆沢ダム他、某幹事長ガッポリの構図...皆、イヤケさし支持率は更に下降の一途、参院撰はバカバカしくて、もう入れませんよ。老人党も新鮮さ無し...与党時代に覚悟を決め離党し新党立ちあげた、みんなの党に1票か。野党に転落しドロ船を見捨てて、飛び出してもスジは通らない自己都合だけ、これでは皆ソッポ。
出したり入れたり...タンスの引出ではあるまいし。
世論調査では、こちらも下降歯止めがきかず普天間の失敗で退陣だろう出来もしないガラスの様な組みあわせをいとも簡単にノーテンキにマニフェストに入れたツケが来た様だ。衆参過半数取らせたら皆、国が更におかしくされると危機感の表れが...トップにいるお二人さんがヤメテも既に時期を逃し支持率UPは成らない予測か。
民主党の小沢一郎幹事長が次期参院選の目標とする「単独過半数確保」が困難になっているとの見通しが党内で広がっている。鳩山由紀夫首相の政権運営と小沢氏への不満は収まらず「与党過半数割れ」への危機感も高まる。政権の求心力低下には歯止めがかからず、大型連休明けからの「5月政局」も予想される事態だ。




高圧ケーブルの直流耐圧試験

2010年04月13日 | eつれづれ
某、ダム関連の延々と900m高圧ケーブル直流耐圧試験を実施する。

ダムは既に湛水試験となり現場へは工事関係の人しか入れません。

最初は高圧ケーブルの直流絶縁診断をする。絶縁抵抗値は3810V/40GΩで異常無し。

交流印加に変えてエクセルでtanδ値他、充電電流mAを出してみる。tanδ値0なので完璧に絶縁耐力があり全く問題無し。


直流絶縁診断終了後に直流耐圧試験を行う。データはハイブリッド記録計AL5F50-ONNにて採取。データロガと違い直ぐグラフの変化が見られるので捨てがたい。

直流検電器による印加電圧確認。

特に問題なく漏洩電流0.2μA/7000V.10分間印加。尚、7kV試験は客先の指定電圧。



太陽光発電の研究

2010年04月12日 | eつれづれ
当県での年間1kW当たりの出力は900~950kWで全国平均1000kWより低いとの新聞記事。
早速、どの程度なのか過去の数値を見てグラフを作ってみた...平成21年度の総発生電力は2522kWHと出たがパネル出力600*20枚=3200Wなので788kWで、これよりかなり低い。もっともパネル東向きで斜面日射量も低い、さらに冬期間は積雪でサッパリ発電せず。。


太陽光発電も夏場は、余りにも暑く人間と同じ夏バテで出力ダウン、以降発生電力も下降の一途。もっとも気ままな、お天道様まかせの自然エネルギー。



保安協会と立ち枯れ技術者

2010年04月12日 | eつれづれ
△◯電気保安協会が10~12年度を対象とする新中期経営計画を策定した。同計画では、今後3年間を「V字回復」の期間と位置付け、一般財団法人への移行を契機とするサービス拡大と業務効率の向上を推進し、収益性とコスト構造の改善を目指すこととしている。「協会の発展には何事もお客さまの声を起点としていく発想の転換が必要」と語る中村理事長に、新中計のスローガン「感動のサービスをお客さまへ」に込めた思いや各重点項目の狙いなどを聞いた。
◆新中期計画
――スローガンに込めた思いは。
「お客さまに喜んでもらい、お客さまとともに発展していくというのが当協会の基本的な考え方。そのためには相手の要望をくみ取り、さらにその期待以上のサービスを提供することで、お客さまに感動してもらわなければならないとの思いを込め、このスローガンを定めた。今後、一般財団法人に移行すると業務範囲を自由に広げられるようになりお客さまの要望にも柔軟に応えることが可能となる。そのため協会側は、より迅速にお客さまニーズに対応する体制を整えておかなければ、と思っている」
◆ワンストップ
――重点的な取り組みとしてあげた4項目について。 
「新中計では『お客さまの声の実現』『効率的な事業運営とコスト構造の改革』『人材強化と意識の改革』『公益活動の確実な実施』の4つを柱とし中期ビジョン達成を目指している」
「1つめの『お客さまの声の実現』では営業部門の設置による積極的な営業展開を図る。これまでお客さまへの提案・アドバイスは点検時の設備改善点指摘にとどまっていたが、今後は設備改修工事に関するワンストップサービスを実現するとともに、より主体的な提案営業も推進する。また、お客さまからの要望が多い省エネ改善提案やデマンド監視といった環境関連事業をさらに強化していきたい」
「具体的には、保安業務における常時監視サービス充実を目的に総合監視指令センターの設置を検討している。また、調査部門においては、昨年開設したコールセンターを全業務区域に拡大。さらに定期調査時の不具合個所補修を関係官庁、業界と調整を図りながら実施していく」
――「効率的な事業運営とコスト構造改革」に向けては。
「どんな組織でも長年放っておくとムダな仕事が積み重なってしまう。協会では外部コンサルタントの意見を取り入れた業務簡素化を進めている。簡素化により生まれた人員は今年新たに設置する営業部門に振り分けるなどして効果的な事業運営を目指したい。また、各事業本部の主体的な運営を図り、事業本部機能と事業所機能の分離を行う」
◆評価の仕組み
――「人材強化と意識の改革」「公益活動の確実な実施」については。
「当協会の業務は技術力がベースとなっている。職員各人の技術レベル向上を図るため、高い技術で成果をあげている職員に対しては優遇を与えるなどメリハリを付けた処遇制度改正を行う。環境関連事業強化に向けエネルギー管理士の資格取得を奨励、さらに省エネ提案営業の実績などをしっかりと評価する仕組みを整備し、職員のモチベーション向上につなげたい」
「一般財団法人への移行を控え公益活動は引き続き協会にとって重要な業務の一つ。電気を安全に使ってもらうための知識の普及に、従来と同じように取り組んでいきたい」
――新中計の開始にあたり、職員に望むことは。
「09年度までの前回中計は発展に向けた基礎体力づくりと位置付け絶縁監視装置やコールセンターなどに積極的な投資を行ってきた。新中計はそうした投資を収益性改善に結び付け生み出された利益をさらなるサービスの充実につなげることを目指している。そのため職員には、お客さまは何を望んでいるのか視点をお客さま側に移してその要望に応える努力を続けてほしい」

コメント:
いよいよ、何だかんだと言っても生きるためには更に利益追求に走る様だ。職員も益々??厳しい管理をされ大変だ。絶縁監視装置100%設置はもうすぐ達成か...。
安値、絶監取付の管理サービスは当たり前、ピンハネ会社、民間、個人もひっくり返すは難しくなるだろう。こうなってくると技術、資金も何も無しの個人がターゲットに...金貰うだけ頑固に五感六感、ヘボ感頼りが一番と思っているノーテンキ者が危ない。時代は急速に変化している、立ち枯れ技術者か。