ほぼ40年前の提出書類。
監督署は警察と同じ司法権が有るので関係書類、起訴とか当該の責任者として電気主任技術者は調べられる。
遺族からは、返せーと罵声を浴びせられ、針のムシロ、容疑者として新聞.TVでも報道される。
当時、別の電気担当だったので事故に関しては関与しなかったが監督署に出頭して聴取された。
警察も来たが事件性無しで直ぐ帰った...同僚が亡くなった悲惨な感電死亡事故だった。
余りにも事故の学習意識が低すぎるのが多い...自分の不注意で死ぬのは、誰かに迷惑かけてもショウガ無いが。
毎月の点検で慣れて検電、印加電圧無しを確認せず回線違った3kV充電部分に触った。
人間誰しも思いこみ勘違いがあるが、基本を怠ると次々スルーして、ここまで来る現実。
途中、電圧計確認、検電等やっていれば、ここでセーフとなるが、全部の工程が抜けてしまった。
電気技術者歴35年以上のベテラン先輩だった。
対策の1つとしてACSよりメンテ不要のVCSに全数変更、泰和電気工業(株)の充電発光器を各相全数取付た。
作業手順書も改編したが、これは時間が経つと忘れるので感電しない、事故をおこさない基本を頭に入れ基本を忠実に守る他無し...ノーガキが長くなった、参考になったらコメントでもUPしてくれタマエ。