eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

RPF=廃プラ固形燃料

2019年03月12日 | eつれづれ

廃プラスチック固形燃料(RPF)の利用が拡大しています。
RPFの原料はマテリアルリサイクルに不向きな廃プラスチックや古紙などで、ボイラーの燃料として使われています。
石炭などの従来燃料の代替になることからRPFを利用することは枯渇する化石資源の使用量を減らし、二酸化炭素(CO2)排出量を削減することにつながります。
そのため環境対策としてRPFを主要燃料にしたボイラーを導入する企業が増えています。
最近ではさらに環境効果の高い新しいRPFの研究開発も進んでいます。
RPFを手がける(久喜市)はIHIと共同で古紙の代わりに炭化物を混合成形した「C-RPF」を開発し、その普及に力を入れています。
一般廃棄物の可燃ゴミを炭化物にすれば、地域で発生する廃棄物を地域の工場にエネルギーとして供給できるようになり、「エネルギーを地産地消し、資源循環型社会の形成に役立つ」としています。
C-RPFは従来のRPFと同様に、安定的な品質、熱量のコントロールが可能、石炭などの他の燃料に対して価格が3分の1から4分の1という特徴があります。
原料となる可燃ゴミは全国各地で発生し、その発生量も安定しています。
RPFを利用したい企業は多く、すでに現在でも需要に対しRPFの生産が追いつかない状況が続いています。
そのため全国各地で大量生産が可能なC-RPFの実用化を望んでいる企業も多いそうです。
C-RPFの普及には自治体の協力が欠かせません。
可燃ゴミを処理する自治体が従来の焼却炉を炭化炉に置き換える必要がありますが、自治体にとってもC-RPFが普及すれば大きなメリットが得られます。
資源循環型社会の形成といった環境活動の推進に加え、一般廃棄物の可燃ゴミを炭化物にして有効活用することで地域にある最終処分場の延命にもつながります。


バイオ発電所の爆発でRDFとRPFの違いを知ったが画像はRPFの現物で製紙会社などの燃料に提供している様だ。
これもまた、石油.LNG火力発電所と異なり灰汁(アク)処理、他にコストがかかる。
何事も、環境にやさしく低コストなとど夢の様な話は話半分8掛けで聞くことだ。
昔も大鋸屑(おがくず)を固めたオガライトと言う商品名があったが、いまもあるのか?。







医療にもシャントがあるのか、こちらは電気回路でのシャント

2019年03月12日 | eつれづれ
透析中止で死亡 長男、母の再開意思を知らず「初孫抱かせたかった」
「僕にとっては大事な母親。
長生きしてもらいたかった」。
公立福生(ふっさ)病院(東京都福生市)の人工透析治療を巡る問題で、昨年8月に亡くなった女性(当時44歳)の長男(28)は女性が透析再開の意思を外科医に伝えたことを死後に知った。
亡くなる10日前に生まれた初孫の男の子を抱かせたかったと悔やむ。
【女性が夫に送った最後のメール】
夫(51)や長男によると女性は糖尿病を長く患い、夫もぜんそくでなかなか働けず、生活は苦しかった。
だが、冗談を言っては笑わせてくれた女性のことを、長男は「一緒にいて、あんなに楽しい母親はいない」と振り返る。
だからその日も、冗談かと思った。
亡くなった昨年8月16日の3日前。
結婚して独立した長男を突然訪ねた女性は「(透析治療が)できないって言われたから、とりあえずやめる」と切り出した。
治療をやめる選択肢を外科医から示され意思確認書に署名した後のことだ。
絶句するしかなかった。
「もしかしたら死ぬかもしれない」。
女性の表情は硬かったという。
翌14日、入院。
「どうだった?」。
「平気そうだよ」と言う電話の父の言葉に長男が安心した2日後、容体は急変する。
最後に会ったのは亡くなる日の朝。
まともに会話ができない。
「何で? まずいな」。
嫌な予感がした。
長男によると外科医は「お母さんの意思を尊重する。
容体が今後急変することがあるが、何もできない」と長男に告げ、強い鎮静剤を女性に打った。
30分間だけ、話ができた。
10日前に生まれた初孫の男の子の写真を、長男は女性に見せた。
「お前に似てるよ」。
女性は薄く笑い、つぶやいた。
家の中の片付けをしなかったのが「心残り」と言った。
「もう死ぬから、後のことをよろしくね」。
それが最後だった。
女性も夫も死の前日の15日、透析治療を再開する意思を外科医に伝えていた。
それを長男が知ったのは母の死後、父からだった。
母が自分に話さなかったのは、何を言ってもムダだと思ったからではなかったか。
長男は言う。
「もしあの時、『透析治療を再開したい』と話してくれていたら別の病院に変えさせて、透析を続けてもらっていた。

シャントは使えるようになるまでに時間が必要です
透析の穿刺はシャントに行いますが、そのシャントは、もともと体表にある皮静脈と言われる細い血管です。しかし、血管が細くて血流量が少ないとなると、十分な透析が出来ず、目的が達成できないことになります。そこで、血流量をたくさん確保する目的で手術を行う必要があります。
穿刺部に多くの血液が流れるように、手術では動脈と静脈を短絡(たんらく)させます。
短絡後は時間をかけて血管の成長を待ちます。
そのために必要と思われる期間を逆算する必要があります。
さまざまな研究調査によると、日本では手術後早期に使用し始めることが多く、結果としてシャント不全と呼ばれる状態になりやすいといわれています。
透析を導入しなければいけない患者さんにとって、とても痛い話です。


分流器(シャント)
電流計の測定範囲を拡大するために使われる抵抗器。
電流計に並列に接続し、被測電流の一部を一定の比率で電流計に流すようにした器具。
計器に内蔵されているものもあるが、電流が大きくなる場合は外部に独立させたものが多い。
独立した分流器は電流端子と電圧端子とをもっている。
内部抵抗Rオームの電流計の最大目盛りをm倍に拡大するための分流器の抵抗はR/(m-1)Ωである。
大電流を流すものは発生するジュール熱も大きいので、500アンペアを超えるものは、油入式または水冷式などとする。
材質は一般にマンガニン(マンガンとニッケルと銅の合金線)を用い、放熱と温度分布に十分な注意が払われている。
交流用のものは、位相差による誤差を小さくするため、残留インダクタンスや導体抵抗の増す表皮効果などを無視できるほど少なくする必要がある。

シャントは電気用語だけかと思っていたが人工透析などでもシャントがあるのか。
画像は太陽光発電の出力回路に入れている50A.60mV出力の電流シャント。
太い線が主直流電流が流れている、細い線がシャント抵抗の電圧降下を利用して検出している直流mV電圧出力。

この記事によると長男28才、人工透析うけて死亡した母親は44才、えーと思ったが44-28=16なので高卒前だったのか。
マスコミはバカの1つ覚え、綺麗事だけ書いているが、多分とんでもなく医療費支払いなど続き、生活苦しく、しかも既に身体も限界となり透析も受け入れなくなったのだろう。
現実、医療保険負担だけでは済まない、死亡の批判するのも判るが今まで透析治療した病院にも感謝しなければ...マスコミを利用して金とりの病院相手の裁判など、もっての他だ、もっとも弁護士費用にも金かかるが。

太陽光発電インバータ前の直流電流回路にシャントを入れている。

直流電流計もシャント定格にあわせて50A.入力60mV仕様となる。
つまり50A流れると60mVの電圧が発生することになる。