(半紙1/3×3)
数多くある書の古典の中で、なぜこんなにも木簡が好きなのか・・
それは、何よりも自由だから
伸び伸びとした躍動感、生き生きとした表情、何ものにも囚われない開放感を感じるから。
↑原本 木簡一節 「令逢檄還令宣為」
ではなぜ木簡は自由なのか。
木簡は、文字の完成度を求めたり、後世に残そうとして書かれたものではなく、
日々暮らす人々の記録だったり、手習いだったり、普段着のままの日常の風景が
そのまま映し出されているからだと思う。
たとえば金文は、ある程度規則正しく並べられ、造形の面白さはあるけれど
カチッとしていて、なんとなく全体が息を殺して佇んでいるように感じちゃう。
金文は粘土などに鋳られたものだから致し方ないわけで、もちろんこれを筆を使って
線を生かした臨書の仕方というのもあるけれど。
でも、臨書したいっていう欲求が今はあまり沸いてこない・・かな
書の古典は一生かかっても、到底全部を学ぶなんてできないわけで。
だったら、あれこれかじるのではなく、これだ!って思うものに出会えたら
一点集中することで、逆に見えてくるものはたくさんあるような気がする。
人生もまた然り・・なんちゃって
木簡にもっと夢中になろう
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素晴らしいお作品ばかりで、、@@です。
ところでお教室をされているように思うのですが、
短期間コースとかそんな感じのお教室もあるのですか?場所が少し遠いので、そんな感じのお教室があればと勝手に思いました。
すみません、、(^^;
福、猫の葉書、、大好きです。
猫付きのところがさらに好みです。
作品の販売はあるのでしょうか?
最近の書たち、自由をとても感じます。
おー、おー、と思いみております
「自由の裏側にあるもの」は大気圏のような
空の上の秘密のような、迫力がありますね。
ケンタさんのイラストたちも、最近益々生き生きとしてますね~♪
楽しく拝見しています!
私もブログを始めて1年とちょっと。
あれこれ迷いながらきて、やっぱり帰るところは木簡かなって最近感じてます。
だから毎日臨書して、木簡ばっかり載せて(笑)
木簡から感じるエネルギーを、私なりに伝えたいなって思ってます
すずかさんも書を学んでいらっしゃるのですか?
教室は特に短期でというのはないのですが・・。
何かのお役に立てるかもしれないので、もしよろしければメールアドレスをコメント欄にご記入頂ければ、こちらからご連絡させて頂きます。
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