心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

秋の風鈴ちりりんと

2010-09-19 | つれづれ
                            (半紙)

久々に山頭火。
あんたがきてくれそうなころの風鈴


横書きにも↓



秋めいてきた空気の間に、ちょっと遠慮がちに響く風鈴の音。
その音に気づいた自分に、鼻を鳴らして小さく微笑む・・

秋の夜長のちりりんは、忘れ物の音がする。

この句を書きながら・・
バイクで田んぼ道を通勤されているNさん、お元気ですか~。

秋の風鈴もちりりんりんと、お届けいたします

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ichii)
2010-09-19 13:43:32
この句の「あんた」って誰でしょうね。
丸いふたつの墨跡が風鈴の音のようです。
>秋の夜長のちりりんは、忘れ物の音がする。
なるほどとしみじみ感じました。
書と響き合ってさらにステキです。
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ichiiさん (沙於里)
2010-09-20 00:50:18
「あんた」は、山頭火だったら女性ではないような

ちょっと涼しくなっただけで、風鈴が急に寂しげな音に聞こえるものですね。
いつもありがとうです
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