心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

天地為我爐 萬物一何小

2014-04-20 | 蘭秀会書展
                         (2×6尺連)

今日は寒いながらも、なんとかお天気になり、午前中から蘭秀会OBの方々はじめ、
高校時代の担任の先生や、たくさんの方がお越し下さりあっという間の1日でした。
本日もありがとうございました 


画像は、拙作「天地為我爐 萬物一何小」の部分。

天地は我が爐(炉)たり。万物は何ぞ小たる。
天地は私にとっては全てを熔かす炉であり
そこに投じる万物は何と小さな物であることよって意味。


以前、某展覧会にもこの詩を書いたり、実家にも同じ詩の作品を飾っていたりと
好きな詩のひとつなのでして。

会場に並ぶと、ひゃ・・と、反省点ばかりが見えてくるのですが、
去年よりは自分らしいというか、自由に楽しく書けたような 




こちらは、毎年恒例の皆さまの寸松庵の作品。テーマは「笑」。
どんな笑いが思い浮かびますかえ~。






今日は午後から、自由に筆を持てるコーナーを作りまして。

毎年展覧会の期間中、階下のホールではジュニアのバレエコンクールがあって、
きれいにお化粧をしたかわいいバレリーナがたくさん。

で、お姉ちゃんのコンクール結果を待っているという
小学3年、4年の女の子と、同門だった友人一家も参加してくれて。

以前にも参加してくれた映月ちゃんの作品。百人一首を学校で勉強中だそうで。
下の句はあってるかわからないよ~て言ってたけど。



映月ちゃんに触発されてお父さん、お母さんも一緒に、ずーっと描いてました
ありがとうね 

そして、いつのまにか来て絵を描いていた女の子が、「私のお父さんは画家です」と。
どんな絵を?と聞いたら、連れてきます、と言って、お父さま登場。
(子どもたちは顔隠します)



墨絵の作家さんだそうで。 Tadashi URA さん。
え~ぜひ何か描いて頂けないですか~と聞くと、いいですよと、ほんの3・4分位で牡丹の絵を。






筆の持ち方が書のものとは全然違っていました。
左手ということもあって、え~どうなってるの?って感じでしたが、
みんなが見つめる中、汗かいちゃったとおっしゃりながらもとても気さくで 
都内でお教室もあるそうです。(写真はOK頂いてます)

突然のお願いにもかかわらず、ありがとうございました~


早くも明日(あ、もう今日)は最終日となりましたが、
お近くの機会がございましたら、のぞいてやってくださいませ~

作品の続きは、また次回。

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