心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

魂を失わなければ

2011-01-17 | 八木重吉
                        「魂」 (半紙1/2)


寒い日は、なぜか八木重吉の詩に会いたくなって読みふける。


      『魂』
  
 ふしぎなのは魂である
 完い(まったい)たましいは腐れている
 砕けているときのみ魂は完全である


たとえば、思うようにならなくても
たとえば、今が辛くても
魂を失わなければいいのだ 

満たされている時の魂よりも
砕けている時の魂は美しいということを
信じることができたなら 

八木重吉の詩はいつも
痛いほどのやさしさで、勇気を分けてくれるのでしたとさ 


今日の1曲は Jimmy Cliff の   I can see clearly now



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やっぱり猫はこたつで? | トップ | 李白の詩から »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

八木重吉」カテゴリの最新記事