心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

あなたはどんな「途」?

2011-11-17 | 書の話

                  「途」  (半紙1/2

 

 

今日午前中は書道教室。先週と今日は、教室の体験教室をば。

嬉しいことに、先週と今日も数名の方がお仲間に

 

 

皆さま、とても熱心に半紙に向かわれて。

まずは、欧陽詢(おうよう じゅん)の楷書基本帖を、母が臨書したものをお手本に

点・横に一の字、縦線からスタート。

 

それから口・主・正・・と、点・線から成る文字、左右の払いのある文字とを

書いていき、自分で1冊の折り帖を完成させるのが、最初の目標。

 

今日、母の折り帖や、お稽古の模様の写真を撮ろうと思っていたのに

バタバタしていてすっかり忘れてしまったので、またの機会にでも。

 

新しい出会いに、私も母も刺激とパワーを頂き。 

 「書が好き」という同じ思いを重ねつつ、

人と人のつながりも大事にしていけたらなぁって思います。

 

皆さま、どうぞよろしくお願いします 

 

 

で。

いつもの宿題ってことで、今日のお題は「進」と山頭火の句。

久保田さんの「進」を写真に撮ってあったのに、間違えて消してしまい。

(久保田さ~ん、ごめんなさい。よかったらまた次回お持ち下さい

 

それは、半紙を横長の1/2にして、右側に「隹」を書いて、

しんにょうは左からずずいと右に伸ばして書いた作品で、それがとても素敵でした。

 

私だったら、「隹」は思い切り左で、しんにょうの長さを強調したくなるところだけど。

・・ってことで、今日の「途」。そうこんな感じにしたくなる。

 

皆さんそれぞれ、のんびり「進」や、軽やかだったり曲がりくねりながらの「進」やら。

何気ない一文字にも、その人の個性や人生が見えたりするのでして。

  

 

最初の「途」は・・しんにょうをぐっぐっぐ・・と、ふんばりんながらも着実に

歩いている「途」をイメージして。

↓は、力図よくあっけらかんと進む「途」って感じかな。

 

 

 

 

背景を変えることで、印象も変わることもあるわけで。

 

 

さて愈々、12月の展覧会の作品工作の道具が日曜日に整うので、頑張りま~す。 

え? まだだったの?って 

 

自主制作ゆえに見栄えに多少の心配もあるけれど、これも経験、勉強ってことで楽しみま~す

コメント (2)
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