最初の写真は、今回の書TENの代表でいらっしゃる 中谷翆泉氏 の作品。
左は『線のエレメント -無限と限定-』、右は『現存と不在の二重性 -IV-』
左の作品は、京都のブティックで偶然見かけたこの額に惚れこまれ、
どうしても譲って欲しいと頼み込んで手に入れたものだそうでして
黒い紙ゆえ、白墨で。で、タイトルの-無限と限定-。
限定空間(額)の中の無限なのか、はたまた無限空間の中の限定(額)なのか
中谷氏の想いを伺いそびれてしまったけれど、私は後者を想ったなり
そして、右の作品。
パネル作品にかかれた横線3本は「水」を表わし、その上にあるアクリルに書かれた
造形は・・ん?これはもしや・・と、伺ってみると
「色」とは、男女のこと、つまり男女が抱き合っている姿よ~ と。
芸術の行き着くところはエロスです って、魅力的な中谷氏に言われて
質問されたTさんは、たじたじでした~
そして、最後になってしまいましたが、谷合双辰氏の作品3点。
写真ではよくわからないけど かなは、『小林一茶の句』。
『水』の淡墨は、実際に拝見すると、林間の清流・・静かな滝のようでした。
『海』は、淡墨ではなく墨で書かれたことで、どこまでも続く海原の輪郭を感じ
このアクリル額は、ご主人様が作って下さったそうです
会場にお越しになれなった皆さまにも、この場にてご高覧頂き、ありがとうございました
とても充実した時間となりましたこと、私の財産のひとつとなりました。
感謝の気持ちでいっぱいです