べるぎぃ*さばく

兵庫→京都→兵庫→東京→ベルギーへお引越ししました。
日々のちょっとした出来事をつづってます*

バラ窓

2010年01月17日 | * たび(フランス) *



ノートルダム大聖堂の中に入ると、とても高い天井に圧倒されました。




さぁ、中央の入り口からまっすぐ内陣に歩いていきましょー。

上を見ると天井のアーチは6分割の交差リブヴォールトというものが
採用されておりゴシック建築の特徴のひとつとなっています。




お願い事キャンドル(勝手に銘銘)の灯がゆらゆらと揺れていて
その幻想的な雰囲気にまめちゃんが釘付けになっていました(笑)








入って右の翼廊にあるのが「南のバラ窓」です。



3つのバラ窓のなかでももっとも古く1210年頃完成。
12人の使徒に囲まれたキリストの姿が描かれています。


そして左側の翼廊にあるのが「北のバラ窓」です。



こちらは1255年頃に完成。
光が当たらない北側にあるため、青みがかったガラスを多用しました。

なぜなら赤いガラスは光を通しにくく、青いガラスは光を通しやすい特徴があるからだそうです。


南北どちらも直径31mのとても大きなステンドグラスです。

あまりにずっと見上げていたので首が痛くなってしまいました。。。





バラ窓だけでなく、左右にいろんな柄のステンドガラスがあるので
たくさんの太陽の光を大聖堂の中に取り入れられます。




しかしそれだけでは足りず、キャンドル台があちらこちらに。
残念ながらキャンドルではなくキャンドルに似せた電球だったのですが。。。



内陣の裏で耳にハンディキャップを持った方々の寄付の勧誘を受け
3€:約400円弱しか出さなかったため睨まれ、一気に気持ちが凹んでしまいました。

tomiにしたらかなりの太っ腹金額だったのに他の人は20€くらいしていると言われてしまいました。


ちなみに旦那さまも別の方に5€:600円ちょっと寄付をしたら
睨まれたそうです。。。


2人で1,000円の寄付はtomi家の財政上かなり頑張った結果なのに
睨まれるなんて・・・日本では考えられません。


っていうかヨーロッパでも考えられないことでは?

こういう経験が初めてだったのでビックリです!




気を取り直して、これからはまめちゃんタイム♪



大聖堂の正面広場をあっちにテコテコ
こっちにテコテコ
ハトを追いかけてテコテコ
追いかけられて泣きそうになりながらテコテコ(笑)


さて次はどこをお散歩しようかな?




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古くからパリを見守ってきた建物

2010年01月17日 | * たび(フランス) *


フランスの中世は987年に成立したカーペー朝から始まります。

このころからキリスト教が浸透し始め、教会建築も盛んになりました。

シテ島(Cite)ではゴシックの最高傑作ともいわれるノートルダム大聖堂
(Cathédrale Notre-Dame de Paris)の建築もはじまりました。




というわけで、シテ島にあるノートルダム大聖堂を見に行きました。

ノートルダムとは聖母マリアのことで、フランスにはこの名前を持つ
協会や大聖堂がたくさんあります。




パリのノートルダム大聖堂は1163年に着工し、約170年かけて
作られた超大作になります!

「パリのセーヌ海岸」という名称で周辺の文化遺産とともに1991年に
旦那さまの大好きなユネスコの世界遺産に登録されました(笑)


こちらはノートルダム大聖堂の正面広場にある「パリの中心」プレート



パリから各地への距離を表すときの起点はこのプレートが0m起点となっていて
国道などの距離表示はここを起点に表示されているんですよー。


それでは、大聖堂に近づいていきましょう♪

正面には3つの門があります。


こちらは中央の「最後の審判の門」です。




扉の上には最後の審判が彫られています。




一人ひとりの表情がちゃんとあって、じっとみていると目が合いそうです。。。





この門を挟んで右側の門が「聖アンナの門」
こちらは1170年頃に作られたものだそうでこの寺院の最古の彫刻になっています。


そして左側の門が「聖母マリアの門」
死から復活などの聖母マリアの運命が描かれているみたいです。



正面から見るのも良いですが、横からや後ろから見るとまた
表情がかわって素敵です。





ここはさまざまな歴史上の舞台になっている場所でもあるんですよ。

ナポレオンの戴冠式やジャンヌダルクの名誉回復裁判が行われたのもこの場所です。
ヴィクトル・ユーゴーの「ノートルダム・ド・パリ」でカジモドが鐘をついていたのは
この大聖堂の南塔の鐘だったそうです。


今まで3度ほど前を通っただけ(&車で通り過ぎただけ)という状態でしたが
今日はたっぷり時間があるので大聖堂の中の見学ができます♪

さて、中に入ってみましょー*



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クリニャンクールの蚤の市 * 3 *

2010年01月17日 | * たび(フランス) *



Porte de Clignancourt(クリニャンクール)
最後にちょこっと(笑)



tomiの好きな古地図や古いポスターを専門に売っている
お店もありました♪



ほぼお店を素通りの旦那さまですが
このお店だけは興味津々で古い地図を見て
『これは○○戦争以前のものやな』
『これは国の大きさがおかしくないか?』

などなどブツブツ言いながらも楽しそうでした(笑)





こちらは銀食器屋さんかな?

と、上のテーブルだけ見て通り過ぎようとしたところ
下の木箱に入れられているカフェオレボウルを発見!




ベルギーのBochのものもあったのでバックスタンプを見てみると
ちょうどtomiの持っている年代と一緒のもありましたが
やはりお高め(約2.2倍)・・・観光客価格?





こちらもふと見過ごしてしまいそうでしたが
左の木の箱をのぞくと小さい陶器やガラスがゴチャゴチャ入っていました。

木の箱の中身は右の画像


蚤の市は飾られているものだけでなく
無造作に置かれているモノや
展示している机の引き出しや机の下の木箱など
そういった見過ごしてしまいそうなところに
案外お宝が眠っていたりもするのかもしれませんね♪


とか言ってみましたが、結局どれもこれも高くて
買ったのは古はがき数枚・・・。


tomi的にはパリのクリニャンクールよりもベルギーのTongeren(トングレン)の
蚤の市や年に3回行われるブルージュの蚤の市の方が価格も安く
合っているかもしれません。


良いモノを出来るだけ安く♪の関西人なので(笑)


ベルギーのブルージュの蚤の市の記事(こもの編)はコチラ→☆

ブルージュの蚤の市(ザント祭)の記事はコチラ→☆

素敵なブロカント*おおもの編*の記事はコチラ→☆


ベルギーのトングレンの蚤の市の記事はコチラ→☆



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クリニャンクールの蚤の市 * 2 *

2010年01月17日 | * たび(フランス) *




Porte de Clignancourt(クリニャンクール)で見つけた
ちょっとかわいいモノたち




木箱に入った薬品瓶




いろんな国の切手にスタンプ

スタンプは昔お店で使っていたものらしく店名や電話番号が入ったものも
あって見ていておもしろいです。




食器やカラフルな琺瑯のお鍋

そして古めかしい鍵

ちなみにベルギーのtomi家は全てのお部屋にこの鍵がささっています
キッチン・リビング・お手洗い・お風呂・ベッドルーム2部屋

鍵を無くしたら中からも開けられないので要注意です!





リネン類のお店

ナンバープレート




積み上げられた生地



ワインを入れて使っていたのでしょうか?
なぞの瓶ですが、ワイヤーのカゴ
に入っていてとっても素敵でした。




こちらも瓶

ワイヤーではなく木組みに入って売られていました。




アンティークレースやモチーフ

ブリキのおもちゃキッチン




いろんな種類のビーズ

一種類ずつ木箱に入っていて店先にズラーッと並んでいる姿は
とてもカラフルできれいでした♪




灯油?何入れでしょう?
丸を帯びた三角についついひきよせられてパチリ


右の小物入れの棚に似たようなものを
去年パリへ来た時にVANVES(ヴァンヴ)蚤の市で購入しました♪

VANVES(ヴァンヴ)蚤の市記事はコチラ→☆




お目当てのフェーブもありましたが、残念ながら人物ばかりで
かわいいと思うものがなかったので購入は見送りです。。。



まだまだたくさんかわいいものがあったのですが
キリがないのでこの辺で・・・。


次の記事でクリニャンクールは最後です!


蚤の市に興味がない方はスルーしてください(笑)



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クリニャンクールの蚤の市 * 1 *

2010年01月17日 | * たび(フランス) *



今日は念願のPorte de Clignancourt(クリニャンクール)の
蚤の市へ行ってきました。


過去2回パリへ来ましたが、行けず・・・。


旦那さまを説得しつづけること1年ちょっと。。。
頑張りました!


それでは、まずクリニャンクールをザッとお散歩してみましょー♪


メトロのPorte de Clignancourt駅(4番線)を出ると
お土産物屋さんがズラーッと並んでいます。


ここはアンティーク街とは関係ないのでサーッと流し
目的地の蚤の市へ


ここから蚤の市です!という看板?をくぐるとそこは
Verneison(ベルネゾン)という地区です。



古切手や古ハガキなどを専門に売っているお店発見!


価格がフランで書いてあるものがあり
『コンビヤン?(これはいくら?)
とお店の人に聞くと
フランからユーロへの換算表を出してきて指をさされました。



『えーっと50フランは・・・は、はちユーロっ!』

8ユーロということは約1,000円
いくら今ユーロが126円とはいえ、なかなかお高いです。。。

たまたま良いなぁ~と思っていたのが高かっただけで
もっと安いのもあったんですよー。

ちなみにtomiがベルギーへ来た時は1€=168円
だったので8ユーロは約1,350円
うぅ~。



下のような細い路地もあり、まめちゃんのバギーを押してでは
通るのが難しいのでまめちゃんは旦那さまにお任せして
tomiはひとり別行動です(笑)




世界最大のアンティーク街といわれるクリニャンクール

いろんなところに細い路地があり、小さなお店がひきしめあっていて
どこを歩いているかさっぱり分かりません。



こちらはアンティーク家具を扱うお店が建ち並ぶ地区



tomiのようにひやかしではなく真剣に選んでいる人ばかり。。。


どこに住んでいる人なのかなぁ?
持って帰れるの?

っていうかとんでもなく高いものばかりでビックリしました。




お店(店舗)ばかりではなく、路地にテーブルを並べて
商品を売っているところもあります。

(店主さんがいなかったので前の店舗の商品かもしれません)


そう、店主さん

こちらの店主さんはアンティーク風なトランペットを
一生懸命磨いていました。



売り物かな?それとも私物?


こちらでは店主さんが日光浴をしながらコーヒーを飲んでいました。



ちょうど席を立たれているところを撮ったので
なんだかテーブルと椅子が売り物みたいですね。


店主さん達は各々好きなことをしていて
何かこちらが聞いたりしないかぎり
我関せず的な感じで笑えました。


きっと観光客もたくさん来るのでいちいち相手をしてられないのでしょう。

それとも商売ではなく趣味でお店を出しているかです(笑)




次は売っていたモノをこまごまと。



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