明日からはじまるルーヴェンの研究所「IMEC」で
行われるジャパンウィークのためにチョコレートケーキを焼きます。
しかし先日、我が家のオーブンがとうとう壊れてしまいました。
(酷使しすぎたかもしれません)
どうしようか悩んでいたところ「もしよかったら我が家のを使ってください」と
快く了承してくださったHさん
お引越しも迫っていて大変なのに「全然大丈夫です!」
「わたしはケーキ焼かないので場所を提供することで「何か」が出来たら嬉しいです」と
言ってくださったので、お言葉に甘えて材料、ミキサー、ボウルなどを持って
語学学校の後、バスにのり行かせていただきました。
作っては焼いて、焼いている間に鶴やくす玉を折り紙で折り
ケーキが冷めたらラッピングし・・・
お子さんを幼稚園にお迎えに行かれるということだったのですが
お留守番までさせていただいてひたすらケーキを焼いていました。
会って間もないわたしに大事なおうちの留守を任してくださったのに
なにかあったらどうしよう・・・
なんてハラハラする気持ちでいっぱいでしたが、ケーキ焼きに専念しているうちに
Nちゃんと一緒におうちに帰ってこられました(何もなくて良かったぁ)
そして、Nちゃんも交えてケーキのはしっこ試食&折り紙タイム
4歳のこどもちゃんが折った折り紙(チューリップや手裏剣)
ベルギー人もきっと「ブラボー」って褒めてくれるはずです!
Hさん
大切なキッチンを貸してくださったり
ラッピングを手伝ってくださり
本当にありがとうございました。
13時にはじまり、終わったのが17時すぎ・・・
午前中に語学学校があったのでさすがに疲れました。
明日は少しでもこのケーキが売れて義援金になってくれますように!
今週からはじまるIMEC(ルーヴェンの研究所)のジャパンウィークに出す
日本雑貨の在庫があまりないので、どうしようか考えた結果
ベルギー人は「漢字」が好きだから、それを筆で書いたカードが売れるかも?!
と考えたところまでは良かったのですが、わたしは書道道具を
ベルギーに持ってきていませんでした。
そういえば、Hさんが「日本画を勉強されていた!」と思い出し
急遽、先週末に連絡をとりました。
書道道具はお持ちでなかったのですが、画材道具なら
日本の筆も含めて持っているよ。
ん~、センスのないわたしに字が書けるのだろうか・・・?
ということで、Hさんのお宅でレクチャーしてくださることになりました。
実はHさんのお子様2人が水疱瘡になっていて「熱はないから大丈夫!」と
聞いていたので、ちょこっと教えていただきあとは家でと思って
お邪魔させていただいたら、結構な水疱瘡(とびひ)で。
そんな中、わたしに出来ることがあるならしたい。と言って
いろんな書体が載っている本や、何か良い漢字が思い浮かぶかもと
名前辞典など持ってきてくださり、筆あとが残るためには・・・
などなどレクチャーしてくださりました。
持参したポストカード100枚(40枚くらい書きました)、封筒つきカード10枚
失敗作ばかりですが、出来たポストカードとカードは
IMECのチャリティーに出させてもらう予定です。
が、わたしの書いたものははたして売り物になるか不明のものばかりで・・・
残念な結果になってしまいました。
子供さん達がご病気の中、わざわざ時間をさいて教えてくださったHさん
本当にありがとうございました。
ボビンレース教室の覚書きです。
妹が今年の夏に結婚式を挙げることになりました。
リングピローをベルギーレースで作ることになり
さっそくLieve先生に相談
先生の本やファイルを見ながら
tomi「これが良いわ」
Lieve「これはあなたには難しいわ」
「これはどう?」
tomi「端が丸くなっているのが良いの」
Lieve「じゃあこれは?」
tomi「ん~・・・じゃあこれはどう?」
ということで決まったパターン(笑)
いつもは生成りを暗くした色のリネン糸で編んでいるのですが
結婚式ということで「白」のリネン糸で編むことに*
糸の色を変えるだけでグッと雰囲気が変わってきます。
今回のパターンはボビン34本使用の内の2本が
少し太い糸を巻きつけたものになります。
(上の画像のボビンが2本だけ色が違っているのはそのためです)
赤色で塗った箇所に太い糸が入っています。
太い糸をしっかりと固定する?ために
細い糸を絡ませる際に、何度も何度もツイストをします。
細い糸を巻いたボビンはいつも通り最後の始末をしますが
太い糸を巻いたボビンはフックでの始末をせずに
ニットの編み物のようにニードルで最後処理
このレースの真ん中にリネンの生地を縫い
綿を入れてリングピローを作ります。
3月はいろいろとあり、気持ちも乗らず
この1作品のみです。
来月はこのリングピローにつける飾りを編む予定です。
今までのボビンレース教室の記事はこちら
↓
2010年9月・10月
11月・12月
2011年1月
2月
今日からサマータイムです。
これで日本との時差は7時間
どんどん日が長くなってきて、暖かくなってきています*
今日はCanbio(カーシェアリング)で車を借りて
Charity Concert - Dedicate to Japan earthquake & Tsunami
に行ってきました。
会場はWoluwe-St-Lambert教会
まめちゃんが騒ぐ可能性も考えて後から入り
すぐに出れるように入り口付近にいようと
開始5分前に入ると、あふれんばかりの人人人・・・
入口に募金箱をもって立っている方々に一礼しながら
心ばかりの募金をし、さてどうしようかと会場を見渡すと
ベルギー人の方(スタッフの方?)が先導してくださり、ついていくと
いちばん奥の演奏者のうしろの席に案内されました。
教会の内陣?!というのでしょうか?
演奏のプログラムはこちらから→☆
3枚撮った写真はすべて演奏者のうしろから・・・
実はこんな状態だったのです。
お隣の席にはまめちゃんより小さなお客様
2曲目に演奏されたヴィヴァルディ
「チェロと通奏低音のためのソナタ」
チェロとダブルバスの低音がとても心地よく教会に響き
身体にすーっと入ってきます。
演奏後、旦那さまに「どの曲が好きだった?」と聞くと
「2曲目!」と即答
夫婦って音楽の好みも似てくるのかな?
アンコールの曲は「荒城の月」
涙ぐんでいる方もちらほら・・・
客層はほとんど日本人かな?と思っていたのですが
会場にいらっしゃった約200名くらいの方中
半分が日本人、半分がベルギー人含む多国籍の方々で
そのことがとてもとても嬉しかったです。
このブログに書くことで、日本にいる方々が
ベルギーの人々(ベルギーに住んでいる人々)は
日本のことを思っているよ。
ということが、少しでも伝えられたら・・・と思います。
このチャリティコンサートの募金はベルギーの赤十字を通して
日本赤十字に寄付されます。
K.U.Leuven大学の日本人学科のVanoverbeke教授の呼びかけで
ルーベン内での被災者支援の情報交換会が開催されました。
※学生や社会人など忙しい人が多いのでランチ持参のランチョンミーティング形式です。
人数は全員で約50名
日本人学科の教授、生徒、日本からの留学生、
ルーヴェン日本人会の幹事、IMEC(研究所)職員
ルーヴェン在住の日本人の方など
ちなみに半数以上が日本人学科の生徒でした。
ここで話された内容をご紹介します。
(ルーヴェン日本人会に所属されている方々は
幹事様よりメールが送信されております)
K.U.Leuven大学の企画
K.U.Leuvenの教授会でピンバッジを発注(現在5000個発注済)
↓
それを1個2ユーロで販売(原価は大学負担)
↓
売り上げを全額日本の震災のために寄付
大学としては5000個をどこかひとつの販売所で売るのではなく、
いろんな場所で販売したいということで、現在ボランティアを募集しています。
引き受けたピンバッジを全部売れなくても余ったものは
K.U.Leuvenが回収してくれるそうです。
ご協力頂ける方は、担当の方宛に連絡するようになっているのですが
アドレスを記載してよい了承を得ていませんので
まずはわたしのブログの横よりメッセージをお願いいたします。
メッセージには氏名、所属、連絡先、ピンバッジの個数を
ご記入お願いいたします。
日本学科主催の文化イベント
日程:4月1日(金)
時間:20時~
内容:日本映画(タイトルはまだ未定)を鑑賞する会が開催されます。
この話し合いに参加されていたルーヴェン在住のチェンバロ奏者の方の
演奏会も映画鑑賞会と一緒に行うことになりました。
こちらは入場料が寄付になります。
詳しい場所や映画のタイトル、入場料などが
わかりましたら再度ご連絡します。
日本からの留学生作成の応援メッセージ(動画)
日本からK.U.Leuven大学に留学している学生(Team egao)が
日本に向けたメッセージを作成し、youtubeにアップロードされる予定です。
作成途中のものを見せていただきました。
KU.Leuven大学日本学科のWebサイトに
いろいろある被災地支援に関する情報集約をします。
KU.Leuven大学日本学科のホームページ
(http://goo.gl/bzynd)
Ganbare Japan(グループ名)のチャリティーイベント
日程:3月27日(日)
時間:11時~23時
場所:TessenderloにあるCultural Center Het Loo
(http://goo.gl/maps/rjgp)
内容:サッカー元日本代表の鈴木隆行選手とSkypeでライブトーク
K-1元チャンピオンのAlbert Kraus選手による実演
和太鼓グループやバンドによる演奏
子供のための着ぐるみ相撲や折り鶴作成
子ども向けイベントを手伝ってくれるボランティアを募集しているそうです。
入場料(1人5ユーロ)を募金するそうです。
詳しくはこちらをどうぞ↓
http://tessenderlo-japan.com
www.facebook.com/benefiet.japan
IMEC(研究所)でのジャパンウィーク
3月30日(水)~4月1日(金)に、IMEC内カフェテリアで日本食の
メニューを用意し、売り上げの一部が寄付になります。
日本の雑貨やケーキなどの販売もされ、
こちらの売り上げは全額寄付となります。
詳しい詳細が分かり次第、ブログに載せたいと思います。
個人
チェンバロ奏者の方がチャリティ演奏会の企画があれば
参加可能ですと告知され、映画鑑賞会で演奏されることになりました。
みなさんの前で発表はされていませんでしたが
ある日本人の学生の方が日本風景の写真を印刷会社に頼んで
ハガキにしてもらいチャリティーで売り義援金にされると
おっしゃられていました。
何か日本の風景の画像があったら送って欲しいとお願いされ
パソコンの中にあった旅行のときの画像を色々と送りました。
今、日本の画像を見ているとなんだか心がじんわり痛くなります。
みなさん、被災者のために何かできることはないか?と必死に考えて
忙しい中、時間をさいて集まってらっしゃいました。
わたしはまめちゃんが40分くらい経った頃
いすに座っておとなしくしていることが限界に達したので
教室を出て廊下や階段をいったり来たりしていました。
やはり子連れでは難しかったかな?
たくさんの日本人以外の国籍の方々が日本のことを思い
日本のことを考えてくださっているのが分かり
とてもとても嬉しかったです。
このたくさんの思いが、日本にいる人に少しでも届いて
ひとりでも多くの笑顔が戻ってくるよう心より願っています。