本日から世界遺産に登録されているルーヴェンの教会、St. Peter's Church
(聖ピーター教会・聖ペテロ教会・聖ペトロ参事会教会)で2ヶ月にわたりランチコンサートが行われます。
楽しみにしていたコンサート!
はりきって初日に行ってきました♪
15世紀に建てられた聖ピーター教会をバスのロータリーから見ると
こんな形の建物ですが、
旧市庁舎の方向から見ると、また別の雰囲気を持った建物に見えます。
では、チケットを買って教会の中に入ってみましょー♪
普段は入場料を取られてしまう教会内の博物館で
ランチコンサートは行われます。
ちなみにチケットは10回券で32€(約3,500円):1回あたり3.2€
29回券で75€(約8,200円):1回あたり2.5€
29回券の方がお得ですが、シェアするお友達にも限りがあるので
今回は10回券を購入しました。
画像に写っているのは全体のプログラム(黄色)と
本日のプログラム(白色)、10回チケット
Zomer van sint-pieterのはじまりです*
本日の演目は
Philippe Gérard leiding
とプログラムに書いてあったので「Cello」の部分だけ読んでチェロだけかな?と
勝手に思っていたのですが、たくさんの人達が舞台にゾロゾロとあがってきます。
教会ならではなのか音響もとても良く、
どんどん惹きこまれていきます。
演奏曲は
Robert Schumann, Concerto voor cello en orkest in a-klein, op.129
動画も撮ってみました。
雰囲気だけでもどうぞ*
Zomer van sint-pieter 2010.6.30(26秒)
チェロの方の画像がHPにありました。
ん?ちょっと顔が違うような・・・?
衣装のせいかな(笑)
ちょうど私の2つ前の席に親子連れ発見!
お父さんのお膝に小学生低学年くらいの女の子
お隣にお兄ちゃんが座っています。
夏休みに近くの教会に親子でクラッシックコンサートを聴きにくる
なんて、いいですねぇ~♪
日本で敷居の高かったクラッシックがベルギーに住むようになってから
とても身近に感じることができるようになりました。
アンコールも終わり、演奏がすべて終了後
せっかくなので博物館内を見学しました*
実はこんなにおうちから近い世界遺産なのに
入場料がいるので今まで入ったことがなかったのです(笑)
コンサート会場の真ん中には司教様のお墓でしょうか?
「さわらないで!」とオランダ語、フランス語、英語で書かれている
はり紙があるにもかかわらず、みなさん触っておられます(笑)
博物館内にはDirk Bouts(ディーリック・バウツorディルク・ボウツ)の
Last Supper(最後の晩餐)の祭壇画があります。
この作品は1464年から1467年のものです。
ボウツの名前が最初に記録されているのは1457年のルーヴェンで、
1475年に死去するまでここで活動していたみたいです。
ちなみにボウツはルーヴェンの都市公認の画家となっています。
歴史ある教会の中で生演奏の音楽を聴く。
さらに耳だけでなく、建物や絵画など目も楽しめて
金額は3.2€(約350円)、大満足!
次は七夕の日に聴きに来る予定です*
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