67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

ユキヤナギ

2006-03-25 05:21:57 | 輸入住宅
 あたりは桜が5部咲きと言ったところでしょうか。うちには桜はないのです。このシーズン、我が家の門扉の横に植えたユキヤナギが可憐な花びらをつけます。結構きれいで、咲いて初めて”この花、前からここにあった?”なんて毎年のように女房に尋ねているようです。バラ科の低灌木で、結構荒れたところでも元気に育つようです。枝の先端が柳のように垂れて来る事からこの名前がついているそうです。確か、高知の地酒にこの名を冠したものがありますよね。

 そこそこきれいかなと思ったので撮影。今日の画像はユキヤナギを通してみる我が家です。住宅も遠目にはまだまだきれいで写真写りはいいですが、リフォーム必要箇所が増えて来たなぁ・・・

フラッシュ・ジャズ道場のマイルス

2006-03-24 05:16:19 | jazz & vocal

'Round About Midnight/The Miles Davis Quintet(Columbia CL949)


 Miles Davisについてはもう語り尽くされており、今更自分からああだこうだと意見を述べるつもりはありません。個人的に、このアルバムはジャズのLPのなか で聞いた回数が多分ナンバー1の盤であろうと思います。これは、2年ほど前、海外レコード店で購入したColumbia, 6 eyeのオリジナルモノラル盤です。やはり、聞いてて無理がなく、Dear Old Stockholmのテーマ提示のあとのChambersのベースソロが何やらくっきり聞こえます。単にオーディオ装置のせいでしょうか?ジャケの周囲に 白い余白はなくMilesがより赤く映っています。MilesのLPではRelaxin'と並び、傑作カバーの一つと思います。自分にとってマイルスの most favoriteです。


'Round About Midnight/The Miles Davis Quintet(Columbia PC8649)

 でも、自分が慣れ親しんだ'Round About Midnightはこれです。上の、オリジナル盤ではなく、この"Electorically Rechannelled For Stereo"と大きく書かれたいわゆる疑似ステレオ盤(通称ギジステ)です。自分のコレクションの4枚目に手に入れたアルバムだったと思います。ジャズ についていろいろ耳学問した新潟のジャズ喫茶ジャズ・フラッシュでかかっていたのもこの疑似ステ盤でした。もう、何回聞いたかわかりません。当時のジャズ 喫茶はどこも片面ずつしかLPをかけなかったと思いますが、このアルバムに限って言えばマスターのS氏はA面B面とも万遍なくかけていましたね。両面とも 各自のアドリブフレーズを口ずさめる数少ないアルバムです。いつもフラッシュの常連ハードバップ好きが耳タコ状態になるまでDIGした演奏です。 Milesがやや小さくオレンジ色に映ったジャケがオリジナルとは異なります。オリジナルがあれば、疑似ステ盤は・・・と思われがちですが、自分の視覚・ 聴覚に残っているのはむしろこっちLPであり自分にとっては貴重品です。前述のChambersのソロが新潟のアパートにおいてあったオーディオ装置では レベルを下げて聞いていると、クラシックの無音部分のようにしか聞こえなかったのを思い出します。フラッシュではバイタボックスなのでChambersは それなりに鳴っていましたが・・・
 いまでも、カウンターに座ってニヤッと笑いながら”マスター、マイルス行こか!”とリクエストしている光景が眼に浮かびます。

旦那芸

2006-03-23 04:59:49 | jazz & vocal
MUSIC FOR TIRED LOVERS
love songs sung by WOODY HERMAN with ERROLL GARNER at the piano
(Columbia CL651)

 男もいい年になると、一つや二ついわゆる“旦那芸”を持っていたいものです。一般的にプロフェッショナルとは言い難い(うまいにこした事はない)が”彼が演るから面白い!興味深い!”これが旦那芸を楽しむためのスタンスだと思います。
 今日はバンドリーダーおよびクラリネットで有名なWOODY HERMANのボーカルアルバムです。ジャケットから“お疲れでんなー、だんなはん”と言いたくもなる紳士と美女のカバーですよね。引き締まったカバーの 多いジャズのカバーでこういった趣向は珍しいと感じるのは自分だけでしょうか?でも何となくリラックスできホッとします。このアルバムはもちろんハーマン の気だるいボーカルも聞き物と言えるでしょうが、何と言ってもピアノの伴奏があのエロール・ガーナーなんです。これが抜群!!!ラグタイム風の伴奏では彼 のバッキングのうまさが随所に聞かれ、タイトル通りのリラックスを得られます。珍盤かも知れませんが愛すべきアルバムです。
 いくら日本が再発王国でもこんなのは再発してないだろう、なんて思っているのですがどうでしょう???CDだとでているのかなぁ?日本のプロデューサー はやりかねないけどね。でもって、自分の所有盤はColumbia 6 eyeのオリジナルですが、B-1にskipがあります。ンー、残念!

笠井 紀美子

2006-03-22 04:59:26 | jazz & vocal
JUST FRIENDS KIMIKO KASAI CONCERT/笠井 紀美子
 (キング SKA3014)

 おそらく自分のうつろな記憶をたどると、笠井紀美子の名前を初めて聞いたのは高校の同級生、今はウェブ、BLOGと両方にリンクをしてもらっているMORITA(T)さ んからだったと思う。彼が”高知に笠井紀美子が来るき、聞きにいくが(土佐弁)”と自分に話してくれたのが最初だったと思う。当時、彼は兄貴(ギターがすごく上手 だったと聞いている)の影響もあったのだろうか、既にジャズに対する知識も豊富だったのでしょう。その後、彼は大学ジャズ研を経て、今もコントラバスのプ レーヤーと聞いている。当時の高校生は、少し左がかった事を語って、独自の?音楽論(多分、ほとんどが受け売りだった)を展開するのがクールと思っていた のは自分だけでしょうか。今考えれば笑っちゃいますが、その時”笠井紀美子”の名前すら知らなかった事が今のジャズドップリ生活の萌芽であったかもしれま せん。

  でもって前置きが長くなりましたが、今日は“笠井紀美子”です。1970年録音ですから、前述の高知のコンサートが行われた少し前の録音で す。これに近いライブをMORITA(T)さんが聞いていたとしたら、羨ましいですね。でも、高校時代の感性では自分にはピンとこなかったかもしれませ ん。このアルバムは、銀座ヤマハホールでのライブを収録したもので、大野雄二(P)、水橋孝(B)、小原哲次郎(DS)のピアノトリオをバックに、彼女の 初期のジャジィなヴォーカルが楽しめます。自分がこのアルバムを購入したのは、おそらく25年ぐらい前で、その頃にはMAL WALDRON, GIL EVANS, OLIVER NELSONなどとも共演し既にビッグネームとなっていました。その後は時代の流れかフュージョン系のボーカルになって最近はとんと話題もすくないです ね。自分的には、ずっとストレートアヘッドなジャズボーカルをやってて欲しかったなぁなんて思っています。

Alex Kallaoのオタワ大学ライブ

2006-03-21 06:51:01 | jazz & vocal
The Alex Kallao Trio
In Concert At the University of Ottawa, Canada
(Baton BL1205)

 ここに登場するAlex Kallaoについてはあまり語られる事はなかったと思います。もう10年以上前になるでしょうか、BMGビクターがRCAのピアニストを特集して発売し た事がありました。当時どれも見たこともないジャケばかりで興奮を覚えた記憶があります。このラインナップの中にあったのがKallaoの"An Evening at the Embers"です。ここのライナーノートでも解説されていますが、いずれピアノフリークが触手をのばすであろうと指摘を受けたアルバムです。Baton というマイナーレーベルがオタワ大学でのライブを収録したものです。演奏は、クラシック出身のテクニックを生かしたもので、学生の前での臨場感あふれる演 奏が収録されています。曲目もスタンダード中心で聴きやすいレア盤と思います。

 Kallaoはクラシックの素養を持った白人ピアニストで盲目です。眼の不自由な方はよく色眼鏡(サングラスでしょうか?)をかけておられますよね。彼 も例に漏れず、この日も眼鏡をかけたステージだったろうと思います。このときに撮影されたものかどうか判然としませんが、このカバー、ベツレヘムレーベル の瀟洒なカバーで知られるBURT GOLDBLATTの作品です。彼の言葉を借りると”ネガを現像していて、一枚に眼が止まった。彼のまつ毛がとても長い事に気がついた。よく見ると、ピア ノのけん盤が眼鏡に映っていた。”ピアノのけん盤をアレンジしたカバーはとても多いのですが、これに勝るけん盤のカバーはないでしょう!!!すばらしい ジャケットです。

お出かけファーストカー

2006-03-20 06:02:47 | Volkswagen

 これはカリフォルニアか?というような背景ですが、いえいえ高知市の東20KMに位置するヤシイパークという公園です。高知国体のヨット会場になった所と記憶していますが、現在は海水浴場です。アスレチックなどもあり、子供たちが遊ぶには格好の公園です。高知ではこういったパームスツリーは県内至る所で見られます。本土での桜前線はいつも一番にやってくる南国土佐ですが昨日は風の強い1日でしたね。このパームスツリーのなびき方もすごいです。松林がなければ本当に南カリフォルニアなのですが・・・

 ビューティーリングをなくしたうちのウェスティですが、機関系は絶好調!やはり我が家の休日お出かけ車の地位を守っています。ビューティーリングがなくなって雰囲気変わったなぁ・・・まだ見慣れず変な感じです。立ち直りにはまだまだ時間がかかりそうですが、Basic Busさんから”使っているものはいつか壊れる。その時の覚悟は必要"とのコメントをもらいました。まさにその通り!いくらone and onlyなパーツでも道具でも使ってなんぼですからね。これからもどんどんWESTY使うぞー!!!何といっても我が家のお出かけ1st carですからね。

Jimmy Raney/George Wallington

2006-03-19 06:34:29 | jazz & vocal
Swingin' In Sweden
Jimmy Raney Quintet-George Wallington and His Swedish All Stars

(EmArcy MG 36121)

 このアルバムについては、以前SJ社から出版された”ジャズ名門レーベルのすべて”のエマーシーのセクションにモノクロ画像で紹介されていたので存在は 知っていました。入手して、そのカバーの鮮やかさに驚いた!50年代のVOLVO,Amazonだろうか?レイニーとウォーリントンが同じポーズでフロン トフェンダーに腰掛けたレイアウト、VOLVOの真紅が美しい。バックの落葉した木々と曇天が北欧かアメリカ北部の晩秋を連想させ、全体がセピア色で VOLVOの真紅をより際立たせています。余談ですが、Wallingtonの右後方にはfocusははずれているものの、このシルエットからしてVWの タイプ2(バス)に間違いない。VW busの歴史を物語る貴重なショットで空冷VWフリークにとってはうれしい限りです。
 さて、演奏はA面がJimmy Raneyのグループ。ピアノにDe Franco時代のSonny ClarkとBengt Hallbergがクレジットされています。ベースはRed Mitchell。Clarkの演奏はややおとなしいですがMitchellが入ると途端にしまります。RaneyのギターはやはりABC paramountやPrestigeのほうが楽しめます。B面はWallingtonとSwedenジャズメンとの競演です。バリトンのLars Gullinを含む3管フロントでoriginalに忠実なRound About Midnightが聴かれます。
 といっても演奏はB-C級でしょう。やはりジャケをいつまでも眺めていたいアルバムです。

レコードジャケを飾る!

2006-03-18 09:57:44 | 輸入住宅

 拙宅は2000年に完成した北米式の輸入住宅です。当時は輸入住宅ブームでいくつかのホームビルダーが存在しましたが、最近は下火でどんどん淘汰され、拙宅を設計したメーカーも、建築したメーカーも倒産してしまいました。
 壁はドライウォールのペンキ仕上げのためパテで埋めて塗装しているあたりは、ビンテージVWと似ていますね。その壁には釘はもちろん画鋲さえこわくて打てません。その壁を飾る絵をどうしようかと考え、作ったのがこのフレームです。絵は高価ですので、中にレコードのジャケットを入れてインテリアに使用してしまえというコンセプトです。家を建築するときに大工さんが5個のこのフレームを作ってくれ壁に作り付けで取り付けてくれました。これなら、中身は一杯あるし、センスあるレコードカバーを飾れますし、いつでも取り替えも出来ます。まさに一石二鳥と言ったところでしょうか。
 住宅建築予定の方は一考されてもいいかもね・・・!
 

Barney Kesselのギター

2006-03-18 05:22:11 | jazz & vocal
Barney Kessel's Swingin' Party at Contemporary
(Contemporary M3613)

 バーニー・ケッセル、言わずと知れたジャズギターの巨匠です。古くはライオネル・ハンプトンのスターダストセッション、JATP、オスカー・ピーターソ ントリオ、ポールウィナーズスリーと常にジャズの王道、有名グループを渡り歩いた彼の足跡はナチュラルなサウンドで全くエフェクターを使わない本来のジャ ズギターのスタイルの歴史といっても過言ではないでしょう。
 個人的には、アコギを習っているのですが、先生が必死になってコピーし追求しているギタリストでもあり、最近とても身近に感じています。芯のあるシング ルトーン、コードワークすべてがすばらしいです。自分が、ギター抱えてみるとこれはスゴイの一言です。日本では、ウェスやケニー・バレル、グラント・グ リーン等に比べると、かなり過小評価されているのではないでしょうか。
  さて、このアルバム。ケッセルとしては有名盤ではないかもしれません。短期間存在したピアノのマーブ・ジェンキンスのトリオにケッセルが加 わったカルテットで、タイトルどおりのアフターアワーズ的なリラックスした演奏です。そいうえば聴衆の拍手なんかが聞こえたりします。ミルト・ジャクソン のBluesologyから始まりますがここからケッセルのテクニックは全開です。ケッセルは歌伴も得意で、ジュリー・ロンドンなどのバッキングでも有名 ですよね。この歌伴のようなギターが聴けるのがA-2のラバーマンです。ここでは、マーブ・ジェンキンスはピアノをフルートに持ち替えていますが、このフ ルートをボーカリストに見立ててのケッセルのギタープレイも聞き物です。他にも、Now's The Timeなどブルースフィーリングも楽しめますよ。盤はコンテンポラリーの黄色レーベル、deep grooveのモノラルコピーです。これってオリジナルなんでしょうかねぇ?2nd, 3rdぐらいかもしれません。
  有名セッションではないですが、ケッセルの魅力を十分に聴かせるB級盤と思います。

無惨!MY BEAUTY RING

2006-03-16 01:25:04 | Volkswagen


 遂にやってしまいました。
 先日、自分のキャンパーの元オーナーからメールを戴き、これからも頑張って維持しようと思った矢先でした。今朝、子供たちを載せて出勤したところ、長男 を下ろしたところで気がついたのですが、左後輪のホイールがむきだしじゃありませんか?思わず自分の眼をこすり、”まじかよ!”・・・もう一回眼をこすっ てみたけどやっぱり現実!!!ないないないホイールキャップがない!!!当然、予備なんかない。(涙)へこんだ。3/6に車検を受けたので、きちんとは まってなかったのかなんて考えましたがどうしようもありません。どこで落としたかもわからない。とりあえず女房に電話したが車庫にもない。車検の工場にも 残っていない。ほどなく女房から電話が入る。あったよ。農協の前で見つけたと・・・。でもbeauty ringはボコボコだよ!



 そういえば、自分のホイールはバスフリークがみんな珍しいと言ってくれる14インチのbeauty ringをつけていました。悲しいことにホイールキャップがはずれるとこのbeauty ringも一緒にはずれてしまうのです。言われて気がついても後のまつり。上の画像のようにボコボコで復元不能の状態でした。
 女房私設捜索隊のおかげてホイールキャップは見つかったので、とりあえずの格好はつきましたが、レアなパーツのbeauty ringはオシャカになってしまいました。(情けない!)思えば、このパーツはドイツ人から海外オークションで入手したレアパーツで、それ以後はsambaでもeabyでも見たこともない部品でした。でも、はずれて誰かが怪我した訳でもないのでと思い直しあきらめました。とりあえずホイールキャップが変形せず出て来ただけでも良かったです。キャンパー入手時はこの状態だったわけですから・・・
 ママ、探しにいってくれてありがとう。感謝してます。最悪の状態だけは免れました。ママのおかげです。すみません、いつも迷惑かけます。