67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

冬のウォーキングにも慣れてきた感じです!

2012-01-31 20:18:01 | Weblog

 ここんとこ東北,北陸はじめ豪雪地帯は凄い雪ですね。幸い,南国高知は早朝氷点下になるものの乾燥していて雨の一滴も降りません。ウォーキング中に少し雪が舞う程度です。昨年,6月から歩き始めてダイエットし6-7KG減となりました。たった半年ですが極寒時期の早朝ウォーキングは未知の経験でいろいろと発見があります。最近は,寒い屋外に飛び出して行くことも余り苦にならなくなって来ましたのでこの時期を乗りきれば、ひょっとしたら一年を通じて歩けるかも知れないと思い始めています。

 今の時期は暗いので,東の空は少し明るくて,真上から西の空には星が見えると言うような不思議な光景も見ることができます。夜明けが始まるときにも星が見えるなんて全く意識していませんでした。約35分間,3.5Kmのウォーキングなのですが、ゴールの自宅前に来た時にはかなり明けて来ます。拙宅は坂道の頂上のようなところに立地するため最後の300mほどは上り坂になります。先日,丁度裏山に月が沈むのにであうことができました。思わず家まで走って返り,デジカメをとって来て、この光景をカメラにおさめてみました。夏場にはみられない何とも冬らしいショットが撮れたぞ!なんて自己満足しています。

 起床▷ウォーキング▷シャワー▷朝飯▷出勤が日課になって来たこのごろです。


絶好調のコンバチ,でも油断は禁物です!

2012-01-30 00:25:54 | Volkswagen

 1月最後の日曜日,今日は子供達の英会話スクールの検定の日で前もって休みを取っていましたが、末っ子が28日からインフルエンザで発熱,早速病院にいきイナビルを吸入して来ました。当然,人が集まるような試験会場には行ける筈もなく家で休養です。

 自分は減量に成功したものの、ツイードのジャケットがブカブカになりこれを高知大丸のJ.PRESSに修理を御願いしていたため,これを引き取りに行って来ました。御陰さまで,これからは普段着としてジャケットを使うことができるようになり大満足です。修理代は高かったですが,どうせ流行が変わらないトラッドモデルですから買い替えよりは安く済んだと自己満足しています。そして看病に精を出してくれている女房のお使いで化粧品購入までやって来ました。今日は一日カフェオレを乗り倒してやりました。高知往復を楽にこなしてきたカフェオレ,絶好調です。久しぶりに港に連れ出してやり,写真をとってやりました。最近は、調子が良くてフラットパワーさんにもご無沙汰状態ですが,油断は禁物ですね。空冷の不調は、元気だと思っていたら突然熱発して来るインフルエンザのようなものです。

 インフルエンザは家族内で次々と感染して行くリスクがありますが、今のところはこの大猫一匹だけです。女房がマスクと冷えぴたシートにいたずらしてましたので一枚撮らせてもらいました!ははは。


BEST COASTとはCORONADOのことなのでしょうか???

2012-01-29 06:08:49 | jazz & vocal

Best Coast Jazz/Clifford Brown
(Emarcy MG36039)

 Emarcyのブラウニーでは大定番の”Study In Brown"と“Clifford Brown & Max Roach"を除けば比較的マイナーなアルバムが多い。それぞれ聴き所があるにも関わらず前記2枚の圧倒的な演奏の前には格の違いは否めないところです。本日はセプテットによるジャムセッション的な演奏をおさめた”Best Coast Jazz”をアップいたします。

 メンバーはClifford Brown(tp), Herb Geller(as), Walter Benton(ts), Joe Maini Jr.(sax), Kenny Drew(p), Curtis Counce(b), Max Rioach(ds)のセプテットです。演目はズバリ2曲!A面は”Coronado"、B面は"You Go To My Head"という構成です。A面は管楽器のユニゾンのリフが入り、にぎやかな中で各自のソロが展開され,最後に迫真のチェースを聴かせるビッグバンド的な演奏です。ソロ順はMaini▷Brown▷Geller▷Bentonと回されていると想像します。ところでベントンはこんな古いプレイヤーとは知りませんでした。サイドメンが素晴らしいジャズランド盤が唯一のリーダー盤と思っているのですが・・・。本アルバムの裏面ライナーを読むまでてっきりもっと新しい人と思ってました(爆)。B面はルバート風のドリューのピアノが延々と続きます。こういう趣向はスティープルチェース以降の晩年のドリューの演奏によく見られますよね。既にこの時代に布石があったのかと想像してしまいます。演奏はバラードらしく淡々としたトリオの演奏に各楽器がワンホーンで唄いきる構成です。中でもブラウニーのバラードは出色ですね

 所有盤はいわゆる再発マーキュリーの赤ラベルです。A面の曲名を聞いてピーンと来た人はかなりの米国通,いやカリフォルニア通ですね。Coronadoとはサンジエゴ市の向かいにある陸繋島(半島)です。有名なHotel del Coronado(上画像)を擁する風光明媚なリゾートです。自分は1992年、アメリカズカップをここで観戦したことを思い出しますね。デニス・コナーのスターズアンドストライプスと言えば当時は相当に有名でしたね。画像はこのとき記念に購入したキャップです。なつかしい!!!


最強のスウェットパーカ,CAMBER 131 ZIPPER HOODED

2012-01-28 00:04:39 | ファッション

アメカジでは皆さんヘビロテするようなアイテムというのがありますが,グレイのスウェットパーカって結構活躍の場が多いのではないでしょうか?スウェットといえば、有名なのはチャンピオンのリバースウィーブですが,キャンバー(キャンパーじゃないよ!)ってブランドはご存知でしょうか?

当たり前田のクラッカー、って仰る方はアメカジ通ですね。1992年創設ですから,丁度自分がアメリカにいた年に出て来た新興?ブランドです。自分が居たカリフォルニアではなく,東部、さぶ~いペンシルバニアに誕生し現在もかたくなにメイドインUSAを守り続けるスウェットブランドです。

その中でも,常識をくつがえす12.5Ozのヘビーオンスの肉厚生地にさらに6.5Ozのワッフルサーマル地が袖まで張り巡らされ寒冷地ペンシルバニア仕様?を採用した131 ZIPPER HOODED PARKAは新定番となっているのかも知れませんね。当然のごとくここ高知なら冬季にアウターとしても十分に使用出来る暖かさです。さらにこのサーマル地(上の画像の白い部分がそのサーマル地だよーん。)がスグレモノでTシャツの上に着た時の肌触りもかなりGOODですよ!

今回,これをGETしましたので、お気に入りのヘビロテアイテムになること間違いなしですね。


マイルスバンドの初ライブレコーディング

2012-01-27 05:39:53 | jazz & vocal

MIles & Monk At Newport/M.Davis Sextet & T.Monk Quartet
(Columbia, CBS Sony 20AP1404 jp.reissue)

 マイルス6重奏団の演奏は"Kind Of Blue"がその頂点に存在することは誰もが認めるところですが,この演奏は緊張感ただようスタジオ録音ですよね。一方,このメンバーによるライブ録音は以外とありません。ハンコック/カーター/ウィリアムスの五重奏団でさんざん録音されたマイルスのライブ盤ですが,御大マイルス率いるバンドにとってはこのニューポートのライブが初レコーディングだったとも言われています。

 メンバーは前述の"Kind Of Blue"と同じ,Miles, Cannonball, Coltrane, Evans, Chambers, Cobbの6人です。Kind~からさかのぼること8ヶ月前の演奏で,Kind~で提示したモード色の少ないバピッシュな演奏です。曲目もコロンビア盤のラウンドミッドナイトで少し陰が薄く感じていたパーカーの”Ah~Leu~Cha"が冒頭に来ており,マイルスもオープンでのプレイを聴かせます。勿論,御得意のミュートプレイがfeatureされる“Fran Dance"も収録されていて楽しめますよね。こういうバラード曲でのエバンスのプレイが最高です。ガーランドやケリーにはない冷徹感はライブでも健在ですね。以外と派手なドラミングを展開するコブが聴けるモンクの"Straight No Cahaser"、ガレスピーの"Two Bass Hit"も捨て難い。A面4曲、どれもさすがとしか言いようがないです。勿論、キャノンボール,コルトレーンと展開される(逆もありますが)サックス陣も健闘していますよ!

 B面はモンクのライブですが長くなるのでまた別の機会にということで・・・。所有盤はCBSソニーの再発盤です。


abc-paramountも好きなレーベルだ!

2012-01-25 17:30:20 | jazz & vocal

Know Your Jazz vol.1/various artists
(ABC-Paramount ABC-115)

 ジャズファンにはおなじみのブルーノート,プレステッジ,リバーサイドという3大レーベルには知名度では劣らないかもしれないですが、どこか慎ましやかで品のある端正なレーベルカラーを持ったマイナーレーベルというのはジャズを楽しむ上ではかけがえのない存在であり、自分もその魅力に引き込まれっぱなしです。今は亡きSJ誌増刊の「ジャズレコードマニア」は個人的には無人島に持って行きたいジャズ本の筆頭なのですがそこでアルファベット順に紹介される「いの一番」がabc-paramountなのです。本日は,このレーベルカラーを象徴するクリードテイラープリゼンツのオムニバス盤をアップいたします。

 各楽器で11人のアーチストがそれぞれの演奏を聴かせてくれますが,決して冗長にならず短い時間で各プレイヤーノ特徴を充分に引き出す構成はオムニバスにふさわしいスタイルです。リスナーは勿論聞き流しでもいいですが,次から次に出て来る好演に休符なしで対峙することになりどんどん引き込まれてしまうのです。

11曲を列挙すると、
A-1:Indiana/Billy Taylor(p)
A-2:Embraceable You/Jimmy Cleveland(tb)
A-3:The Nearness Of You/Oscar Pettiford(b)
A-4:In A Mellow Tone/Kenny Clarke(ds)
A-5:If I Love Again/Tony Scott(cl)
B-1:There Will Never Be Another You/Al Cohn(bs)
B-2:Laura/Joe Roland(vib)
B-3:But Not For Me/Charlie Rouse(ts)
B-4:How About You/Mundell Lowe(g)
B-5:Stella By Starlight/Donald Byrd(tp)
B-6:Come Rain, Or Come Shine/Gigi Gryce(as)
となります。中でもクリーブランドのスタカートを多用したプレイやアル・コーンのゴツいバリトンのサウンド,バードのリリカルなバラードプレイがお好みです。

 所有盤はabc-paramountのモノラルオリジナル盤です。それぞれの解説をプレイヤーも務めたビリーテイラーが裏ライナーで担当しているのもいいですね。この解説の英語と首っ引きで聴いてみても面白い一枚です。


スウィングの極致,KELLYのピアノ

2012-01-22 04:31:35 | jazz & vocal

Undiluted/Wynton Kelly
(Verve V-8622, Jp.reissue)

 バド・パウエルの流れを汲むハードバップ期のピアニストは本邦で特に人気が高くウイントン・ケリーとソニー・クラークはその双璧ですよね。今日はケリーについてです。その楽しげな躍動感に満ちたプレイで人気が高い訳ですが,特徴的なのは右手のトレモロです。アドリブの中に実に効果的に何の戸惑いもなくすんなりと散りばめられたプレイこそがその真骨調であると思います。当時の親分,マイルスをして「煙草を付ける火だ。・・・彼がいないと煙草が吸えない。」とまで言わしめた評価は余りにも有名ですよね。本日のアップは65年の録音,マイルスバンドのリズムセクションがそのまま独立したトリオでのパフォーマンスです。

 メンバーはお馴染みのケリー,チェンバース,ジミー・コブのトリオでA-1の”Bobo"のみがフルートが入ったカルテット演奏になっています。ケリーのルーツである西インド諸島のラテンフレイバーの曲が多く取り上げられているのもこのアルバムの特徴でもあります。65年と言うボサ流行の背景も影響しているのでしょうね。ズバリ,ベストトラックは両面2曲目の”Swinging 'Til The Girls Come Home”と“Blues On Purpose"です。 こういったミディアムスィングの曲での3者一体となったこれでもかというスウィング感はこのトリオならではです。前者で聴けるチェンバースのホーンライクなプレイや切れのいいコブのドラミングも素晴らしいの一言に尽きますね。勿論,"My Ship"や“If You Could See Me Now"等のバラードの解釈もケリーらしいリリカルでプリティなプレイが光ります。

 所有盤はポリドールの再発盤です。ケリーのアルバムでは人気薄の一枚かもしれませんが聴き所満載の好アルバムだと思います。


地味ですが,コニッツの隠れた名盤にあげたい一枚だ!

2012-01-21 02:34:47 | jazz & vocal

Tranquility/Lee Konitz
(Verve MV1109. jp.reissue)

 クール派を代表するサックスプレイヤーと言えば,一番にあがるのがコニッツでしょう。同じ白人アルトでも,ペッパーやフィル・ウッズとひと味違う演奏スタイルは,一般的に前2者に比べるととっつきにくく本邦ではアンダーレイテッドな存在ですよね。批評家達は,クールジャズの代表としてこぞってとりあげますのでジャズの変遷みたいな解説本には必ずと言っていいほどトリスターノ~コニッツなんて格好で取り上げられ名前先行イメージが拭えません。そもそもクールジャズってのがよくわかってない自分には,未だにドップリ踏み込めないアーチストの一人です。以前にアップしたインサイドHiFiは中でも大好きな一枚ですが,アルトに専念し、タイトル通りの平穏かつ落ち着いた印象のこのアルバムも捨て難い一枚だと思います。

 メンバーは御得意のピアノレス,Lee Konitz(as), Billy Bauer(g), Henry Grimes(b), Dave Bailey(ds)といういかにもシブ好みのカルテットです。御得意のギターとの対位的な手法で展開される演奏がコニッツらしいクールな印象を与えてくれます。A面冒頭の自身のオリジナル”Stephanie"からコニッツらしいクールなプレイが聴かれ,個人的に一押しですね。スタンダード曲でのコニッツのプレイはエルビンとのモーションに聴かれるように,まるで原曲のテーマを破壊するかのよう印象があるのですが、ここでは比較的ストレートに吹奏しているところが個人的には二重丸です。"Memories of You"や”Sunday", "Nearnes Of You"等のスタンダードにおける決してエモーショナルに楽器を鳴らしきらないプレイでいかにもコニッツらしい印象です。

 所有盤はグラモフォン時代の再発国内盤です。何とgatefold coverが採用されています。初めての国内盤再発時代の一枚です。ちょっと硬派の兄さん風のコニッツが渋いですね。


20年ぶりに再会した機械式ハミルトンクロノ

2012-01-19 00:15:56 | 時計

 先日,ハミルトンのカーキをアップしたところ,「僕も持ってました!」とか「引き出しに入ってます。動かないけど・・・」なんていうコメントをブログ上でも、あるいは口答でもいただきました。恐らく,ハミルトンを卒業したあとオメガ,ローレックス,ブライトリング,IWCなんてところに行っちゃったんじゃないでしょうか?ハミルトンは電池が切れて停まったままでどこかに仕舞われちまったんでしょうね。自分の場合もそうで先日は電池交換でカーキをフッカツさせました。

 そして,もう1台,「たしか機械式のクロノがあったぞ・・・!」とずぅ~と考えていたんだけど,女房の机の引き出しから出て来て再会です。この時計は,90年になる直前だったと記憶しているのですが,高知の質屋さんで購入したモノです。確か10万前後だったと思います。当時は,時計ブームがまだきてなかったし、ローレックスなんて所有している若造(自分も含めて)はいませんでしたね。久々に再会出来たのですが,当然のごとく停まっています。そこでシャカシャカと振るとグォ~ンというゼンマイが巻かれる音とともにセコンドアームが動き出しました。勿論,クロノのストップウォッチ機能も健在でした。ベルトは今もKAZUさん御用達のハトヤで当時1000円で購入したコードバンです。ベルトはショボイですが,久しぶりにつけてみると結構新鮮でいい感じです。少し進む傾向があるのですがご愛嬌って感じで,ちょっと使ってやろうなんて思ってます。


チャカポコテイラーは楽しいよね!

2012-01-18 00:02:12 | jazz & vocal

The Billy Taylor With Candido
(Prestige LP7051)

 ビリー・テイラーと言えばピアノトリオといのが一般的でそれ単体でも十分に楽しめるプレイを聴かせてくれるピアノ界の重鎮です。これだけでも結構楽しめるトリオなのに、レギュラートリオにコンガ&ボンゴのキャンディドを加えた演奏ですから楽しいこと請け合いです。チャカポコを極度に嫌う方もおられると思いますが,個人的にはこういったラテンパーカッションは大好きでピアノトリオ+1では以前アップしたガーランドのマンテカやバレルのギターが入りますがケリーのイッツオールライトなど一癖ある好アルバムがありますよね。本日のアップは54年録音のプレステッジ盤です。

 メンバーはレギュラートリオのTaylor(p), Earl May(b), Percy Brice(ds)にキャンディドのコンガが加わっています。有名スタンダードはラテンリズムがお似合いのB-1"Love For Sale"のみですが ここでは意表をつくスローテンポの演奏です。他の5曲も含めてキャンディドの乾いたパーカッションのソロが中間部に充分に撮られていますし,テイラーのシングルトーンとのお決まりチェースは実に軽快で気持ちがいいですね。

 ラテンパーカッションが入ると名盤選考からは遠ざかる傾向は否めませんが,楽しさ100倍!真摯に対峙することなく聞き流せます。以前にOJCで所有していたのですが今回上のような"446 W. 50th St. N.Y.C."のオリジナルを手に入れてのアップです。OJCでぼやけていたカバーが嘘のような鮮明さで眼に飛び込んで来るし,当然ですが芳醇な再生音も半端じゃない,さすがオリジナルと言いたいですね。