67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

四国は梅雨明けですが・・・

2009-07-31 21:27:09 | キャンプ
 とうとう梅雨が明けた四国ですが,大気は不安定ですね。日中はお日様を拝めたと思っても夕方にはドン曇りです。明後日はVWイベントが岡山玉野市の深山公園で行われますが,昨年の経験から行くと会場は全く日陰がない広場です。去年はコンバチで参加したところ座る所にも事欠く状況でした。

 という訳で何とか日陰を作ろうということで,急遽,購入したのがこの1000円タープです。というかコールマンヘキサタープはもっていたのですが,風通しのいいスクエアタープが欲しくてこのいかがわしいメーカー(有限会社 A田工業所製)のタープを余っていたアマゾンギフト券を使って購入しました。タープの生地がブルーシートと同じ感じの素材で単にポールを通すグロメットを付けただけの簡素な物です。本日,庭で張ってみましたが、グリーンのカラーリングが一見きれいですけど近くでみるとかなりアバウトで、コールマンのタープの素晴らしさを改めて認識した次第です。今回は,日陰作成のためにこれを持参の予定です。陰に入りたい方,いつでもうちのサイトにどうぞ!です。

8/2は岡山・玉野「深山公園」に集まろう!

2009-07-30 01:45:07 | Volkswagen

 梅雨が明けそうで明けませんね。というか,雰囲気的にはこのまま曇天が続きそのまま秋風が吹き出しそうな感じなのかも知れません。エルリーニョ現象のためなのかも知れませんが、明らかにこれは異常気象ですよね。山口・福岡の豪雨で被災された皆さん,心からお見舞い申し上げます。

 天気予報もずっと雨/曇ばかりですが,今のところ8/2の日曜日の予報は曇/晴で太陽も顔を出してくれるかもしれませんね。そうです,8/2(日)は中国/四国に住んでいるVWフリークには貴重とも言えるKdF岡山イベントです。昨年から玉野市深山公園に会場を移して開催されています。昨年の画像をアップしています。こんな青空は望めない感じですが,近隣のVW乗りの皆さん、このイベントに集結し親交を深めませんか?!。会員以外の方も参加できるようですよ。KdFのホームページからコピぺしときますね。管理人も67westyで参加予定です。

***記***
8/2 Tamanoshi "MIYAMA" VOLKSWAGEN treffen
玉野市「深山公園」フォルクスワーゲン・トレッフェン
岡山県玉野市 深山公園
岡山県玉野市田井2丁目4490
集合時間【午前9時】
道の駅「みやま公園」に隣接の「ふれあい広場」に
お集まりください。パターゴルフの隣です。
※参加VWは会員に限定していますが
お試し参加(¥1,000)も出来ます。

元はカントリー・ギタリストだったハーブ・エリス

2009-07-29 02:43:31 | jazz & vocal
Softly...But With That Feeling/Herb Ellis
(Verve V6-8448 kp.reissue)


 40年代後期以降のピアノトリオと言うとナットキングコールトリオのようなピアノ/ベース/ギターというのが一般的な編成ですよね。この編成でインストで最も成功したのがオスカー・ピーターソントリオと思われ,OP, Ray Brown, Herb Ellisのトリオこそが最高の組み合わせだったかもしれませんね。OPにエリスを推薦したのがその前にこの席を埋めていたバーニー・ケッセルというのも興味深いですよね。この辺りの演奏はOPのクレフ~ヴァーヴ系のレコーディングで皆さん楽しまれていることと思います。エリス自身はテキサンで元々はカントリーミュージックをやっていたというのも面白い経歴ですよね。C.クリスチャンのギターを聴いて,ジャズギターの世界に飛び込んだと言います。そのせいか,どことなくユーモアのあるおおらかなプレイと白人らしいブルースフィーリングが売りだと思います。本日はエリスのスタイルをあらわしたかのようなタイトルで彼の快演が聴けるヴァーヴ盤をアップいたします。

 61年の録音であり,Herb Ellis(g), Victor Feldman(vib, p), Leroy Vinnegar(b), Ronnie Zitto(ds)という極めて通好みのカルテットで演奏されます。いち早くボッサへの傾倒を示した"One Note Samba"をA-1に配するあたりはギタリストならではですし,A面ラストの"Jim's Blues"での乗りに乗ったブルースの快演こそエリスの真骨調だと思います。B面トップの"John Brown's Body"の低音弦を生かしたプレイも大好きです。そしてお得意のB-2"Detour Ahead"はノーグランの"Ellis in Wonderland"でも取り上げられた曲でありここでの演奏も忘れ難いプレイだと思います。リロイの重厚なピチカートはドラムをかき消すかのようなビッグトーンでありg/p/bのトリオに近い雰囲気も感じられます。

 所有盤はポリドールが出した国内盤再発ですが、ボッサ,ブルース,バラードとエリスの良さを全ての引き出しをあけたかのような選曲も魅力的な一枚と言えますね。

クレフのローレンス・ブラウン

2009-07-28 00:04:31 | jazz & vocal
Slide Trombone/Lawrence Brown
(Clef MGC-682)


 エリントン楽団とベイシー楽団のホーンセクションというのはどちらも本当に個性的で渋いプレイヤーが多いですね。大将抜きのセッションになると,途端に楽しい中間派セッションが生まれて来ますよね。本日はエリントン楽団のトロンボンセクションにスポットを当ててみます。すぐ思い出されるのは,キャラバンで有名なJuan Tizol, Britt Woodman, Quentin Jacksonあたりでしょうか?でも、本日の主役Lawrence Brownもその名を轟かせた名プレイヤーと言っていいのではないでしょうか。極東組曲やバースデイコンサートのライブでも彼のプレイは聴けますが,リーダー盤となると本日アップのこのクレフ盤と未聴ですがインパルス盤ぐらいしか思いつきません。本日は,DSMカバーで人気の高いクレフ盤をアップいたしますね。

 メンバー、選曲とも申し分がありません。演奏は2つのセッションからなりA-1~4の4曲がBrown(tb), Sam Taylor(ts), Leroy Lovett(p), Lloyd Trottman(b), Louis Bellson(ds)の五重奏団,A-5とB面5曲の計6曲がやや編成が大きく,Brown(tb) Ernie Royal, Phil Sunkel(tp), Arthur Clarke, Al Cohn(ts), Daniel Bank(bs), Hank Jones(p), Wendell Marshall(b), Jo Jones(ds)のノネットです。個人的にはA面のクインテットが贔屓で,リオグランデの薔薇,キャラバンでの伸びやかなトーンのブラウンのボントロには完全にノックアウトされてしまいます。また,以外にもタイトな音色でレスター系のモダンなテナーを聴かせるサムのテナーに酔いしれてしまいます。ボーカルを配したブルースの3曲目もいいですし,ノネットからのセレクトメンバーによるA-5の"Just One of Those Things"のミュートトロンボンが粋ですね。B面のイルウィンドの演奏も好きですが,A-5と並びB-2の"You Took Advangae Of Me"で聴けるハンク・ジョーンズのピアノはきらりと光るアクセントであり、聴いててハッとすること請け合いです。

 所有盤は,クレフのブラックラベル,シルバーロゴのオリジナル盤です。ジャケ良し,演奏良しのLP,こういうのが好きで堪らないのですよね!

家具付き車,それともエンジン付きの家?

2009-07-27 00:02:40 | Volkswagen
Is it a furnished car, or a house with an engine?

 これは60年代のライフ誌などアメリカの一般的な雑誌に紹介されVolkswagenのADのタイトルです。テントの形式から言うと65-67年のウェスティの物であることは一目瞭然です。

 ご存知のように当時物のVolkswagenのADはとても気が利いていてフレーミングするとそれだけでもインテリアと化してしまうクールな広告が多いのです。この純正テントを張ったミッドシクスティーズのキャンパーは本当に良く出来ていますよね。この広告によると,beds, tables, closets, cabinets, ice box, pantry, water-tunk, pumpと完璧に家具付きだし,走らせると23マイル/ガロンの燃費だと宣伝されてます。 

 カラーテレビ,クーラー,カーで3C時代なんて行ってた60年代中期に、こんな豪華な車を買える方ってどんな方だったのでしょうね。ヤナセ物がソンザイする訳だから,やはり需要があったことは事実だし・・・。当時の値段が知りたい物ですね。

梅雨が明けないぞ・・・

2009-07-26 03:30:17 | キャンプ
 7月も終ろうとしているのに,毎日雨模様です。幸い,30度前後の気温で過ごしやすいと言えばそうなのですが,なかなか快晴がないのもどうかなって思い始めるようになって来ています。やっぱり異常気象なのでしょうかねぇ・・・。

 さて,雨が続くとアウトドアに行けないし,ランタンの整備でもしようかって感じでパーツの箱ををごそごそやっていると古いマントルがでて来ました。左側が,ちょっと前のコールマン社の物,中央の古い箱のはJ.C.HigginsとあるのでSEARSのものですね。右側がその中味。ティッシュにくるまれたマントルはレーヨン製でつやつやとした感じです。"contains six"とあるので,既に5枚は使ってしまったのでしょうね。いずれもコールマンジャパンの現行品と比べると,キメが粗い感じです。光量は,余り差はないとは思いますが・・・。

 やっぱり,今日も雨かなぁ・・・。

Charles Davisとの相性が抜群だ!

2009-07-25 20:39:32 | jazz & vocal
Jazz Contemporary/Kenny Dorham
(Time ULS-1804-V jp.reissue)


 ジャズではトランペットは花形楽器で、帝王マイルスをはじめ,ブラウニー,ガレスピー,そして彼らから派生した多くのスタイリストがいて,それぞれが個性のある好アルバムを残しています。本日のケニー・ドーハムは結構古いプレイヤーだが独自の音色で、本邦では人気の高いプレイヤーですよね。有名なワンホーンの“Quiet Kenny"の人気が高いですが,サックスプレイヤーを相手にした2管でも好アルバムを連発しています。ジャズプロフェッツのJR.Monterose(ts), マタドール,インタサムシンのJackie McLean(as), とならびJARO盤と本日アップの"Jazz Contemporary"で共演したCharles Davis(bs)は前2人に比べれば知名度は低いですがドーハムとの相性は個人的には最もいいと感じていますし、なかなかに捨て難い魅力のあるプレイヤーですよね。本日は,このデイビスの好演も聴けるタイム盤「Jazz Contemporary」をアップいたします。

 何と言ってもメンバーが魅力的です。フロントは前述の2人。ピアノがSteve Kuhn(p)というのがまた味がありますよねぇ。Kuhnと言えば何となくArt Farmerのフリューゲルが思い浮かぶのですが,ドーハムの音色はある意味ファーマーのフリューゲルに近い物があるのかも知れませんね。ベースはJimmy GarrisonとButch Warren、ドラムはEddy Enlowという五重奏団です。A面は"A Waltz"で幕を開けますが,ドーハムのコントロールされた独自のサウンドに唸ってしまいます。続く,"Monk's Mood"のスローな曲調への対応が抜群だし,デイビスのミステリアスなソロもいいですね。B面のハードバピッシュな”Horn Salute"は一転してファンキーでキューンの新しい感覚が聴きものですが,やはりA-3の"In Your Own Sweet Way"や”B-3の"This Love Of Mine"など唄物へドーハムの対応の素晴らしさには脱帽ですね。

 所有盤はテイチクが発売した国内盤です。ドーハムは自分にとって永遠のアイドルですし,Charles Davisの実力を示した一枚だと思いますよ!

グリーンのトリオでは最小編成の一枚

2009-07-24 02:12:22 | jazz & vocal
Green Street/Grant Green
(Blue Note BST-84071, jp.reissue)

 連続してブルーノートを行ってみますね。昨日のデックスのアルバムと番号で言うとたった6番しか違わない本日のアルバムは,BNを代表するギタリスト,特にこの4000番台の中期に現れた黒人,グラント・グリーンの一枚です。オルガン,ピアノを配さないベースとドラムだけを従えたトリオ形式です。最も,ギタリストの個性のわかるフォーマットですね。ケニー・バレルで言えばバンガードのライブ、一連のポールウィナーズスリーのバーニー・ケッセル等,ギター好きには堪らない編成です。本日は,このグリーンの"Green Street"をアップいたします。

 グリーンのスタイルはシングルトーンを主体とするプレイスタイルで、ジャズギターの開祖とも言うべきチャーリー・クリスチャンのスタイルを踏襲しないホーンライクなプレイを特徴としている所はよく言われる所です。3つのオリジナルと、Round MidnightとAlone Togetherという2曲のスタンダーという構成も申し分がないですね。誰でもがプレイする2曲のスタンダードの明快なシングルトーンを駆使する解釈はグリーンらしいですよね。またA-1のブルース"No.1 Green Street"のブルージーな響きもいいし,B-1の"Green With Envy"はまるでシルバーの”ニカの夢”そっくりの佳曲で,同じノートを執拗に繰り返すスタイルなどグリーンの独壇場ですね。Ben Tucker(b)のピチカートが力強いし,Dave Bailey(ds)の好サポートも捨て難いですね。

 所有盤はキングのブルーノート150選として出された国内盤です。絢爛なオルガンサウンドでも勿論いいですが,ジャジーなギタートリオも地味ですがなかなか通好みでギター好きにははずせない一枚だと思います。

役者・デックスの満顔の笑顔

2009-07-23 05:02:14 | jazz & vocal

Doin' Alright/Dexter Gordon
(Blue Note BST84077)


 映画ラウンドミッドナイトでパウエルをモチーフにしてヨーロッパで生き抜くジャズメンを好演したデクスター・ゴードンは言わずと知れたバップ期からの名テナー奏者です。40年代に名声を確立しましたが,50年代はデックスに取っては不遇をかこった時代でもあります。50年代はDootone, Bethlehemと好アルバムを録音していますが録音の機会に恵まれていたとは言えません。この不遇から救ったのがブルーノートであり,デックスにとっても第二の黄金期と言ってもいいのではないでしょうか。本日アップの"Doin' Alright"はBNの初リーダー盤であり、前述の映画ではとても観られない役者デックスの満顔の笑顔が印象的な一枚です。

 パーソネルはFreddie Hubbard(tp), Dexter Gordon(ts), Horace Parlan(p), George Tucker(b), Al Harewood(ds)の五重奏団です。A-1はタイトル曲で得意のミディアムテンポに独特の後乗りで行くデックスの快演が聴けます。売り出し中のフレディのラッパは50年代のマイルスやブラウニーを思わせる美しいトーンで、カムバック賞とルーキーの競演と言う感じです。A-2のバラード"You've Changed"のデックスの唄心も圧倒的ですよね。B-1のデックスのファンキーなブルースもいいですね。淡々とブルージーにフレーズを重ねるパーランがいい出来です。オーラスの"It's You Or No One"の出だしのデックスの音色、これぞ木管,テナーと言うサウンドですばらしいです。後ろで支えるタッカーのタイトなピチカートが気持ちがいいですよ。さすがブルーノートという4000番台らしい一枚だと思います。

 所有盤はUnited Artistsの青/白ラベルです。新潟,石丸電気で新品で購入した一枚です。馬車に乗ったデックスのこれ以上ないと言う笑顔が実に素敵ですね。

ハンマーにこだわってみる。

2009-07-22 05:23:58 | キャンプ
 キャンプサイトの設営ではタープ,テントの固定は必須の作業ですが,地面の状態でペグ(ステークス)が打ち込めず,固定に難儀することはよくあります。うちでは,スノーピーク社のソリッドステーク30という頑丈なペグを使用していますが,これを打ち込むハンマーというのがとても重要です。今までスノーピーク社のペグハンマープロ.Cを使用していたのですが,このハンマーのピンが抜けてしまいヘッドが外れやすくなり使い勝手が悪くなってしまいました。  

 こんな小物に出費するのは結構いたいのですが,ないと苦労するのがこんなアイテムです。そこで今回,Coleman社のパワーマスタースチールヘッドハンマーを購入してみました。バランスは先ずは合格ですが、実際使用にはどうでしょうね。スノーピーク社の物より廉価で安っぽいですがピンがぬける心配はなさそうです。フィールドで使用してまたレポートいたします。