67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

津波警報に避難して来たVIVI

2010-02-28 20:18:23 | Weblog
 チリ大地震の津波が押し寄せた日曜日、皆様如何でしたか。本日は、第一波到着が14:30という事もあり、午前中に仕事を済ませて自宅でTVに齧り付いていました。50年前のチリ津波でも被害を受けた我が街の事です。土佐湾に面して細長く入り組んだ海岸線は津波が来ると、ひどい状態を作ってしまいます。我が家は市役所とほぼ同じ高さの高台にあるので津波の心配はないのですが、旧市街地の実家には両親(老夫婦)とアメリカンショートヘアのビビが暮らしています。戦後すぐの南海大地震、1960年のチリ津波と2回の津波でも浸水を免れた地域なのですが、こうやって報道されているとやはり早めの避難が望ましいと考え、転ばぬ先の杖という感じで、猫共々我が家に避難していただきました。夕方の満潮時を越えても水位の上昇は50cmが最高だったので、夕方まで我が家で過ごしていただきました。(その後120cmまで上昇した!)。久しぶりの3世代そろい踏み、それも猫付きという不思議で有意義な時間でした。

 猫は生まれて初めて我が家に来たので、まさに「借りて来た猫」状態。ずっと身体を低くし、水ものまない、食事もしない・・・。最後にはやっとなれて持参して来たマグロの缶詰を食べてくれました。慣れてやっとソファにあがってくれた時のワンショットです。

キャンパー車検へ!

2010-02-27 20:38:54 | Volkswagen
 2年に一回やってくる、車検。3台も空冷ワーゲンを所有していると暇なく車検がやってきます。でも登録してないと乗れないし、やっぱり出動機会が少なくても受けておかないと・・・。という訳で昨年11月の66bugに続いて今回はキャンパーです。前回の車検では、不覚にもエンジンオーバーホールとなってしまい時間もお金もかかってしまいました。今回はブレーキの調整ぐらいで済んでくれればと思っています。本日、いつもお世話になっているフラットパワーさんに持ち込みました。安くあがってくれる事を祈っています。Y社長宜しくです。

 3月に入れば、龍馬であい博土佐清水会場へ行かなくては・・・。この時もキャンパーは足になるはずですから、バッチリ整備しておいて貰いましょう!

完全マニュアルのオリンパスペンS2.8もいい

2010-02-26 05:09:16 | フォトライフ


 露出計フェチの管理人は撮影時にメーターの表示をついつい参考にしてしまいますが、標準ではメーターを内蔵していないモデルも所有しています。一番最初に手にしたペンタックスSVやオリンパスペンFの一眼レフモデルは標準ではメーターが付いておらず、必要な場合はクリップオンメーターを外付けする格好です。こうやって使っていれば、条件で適正な露出を引き出すためのフィルム感度、絞り値、シャッタースピードの組み合わせがわかるようになって来ます。いわば体内露出計が磨かれて行くのです。こうなってくると、メーターなしでも撮影がある程度可能になって来ます。本日は、ペン初期の完全マニュアル機です。59年発表の初代のペンはF3.5、28mmの完全マニュアル機でしたが、60年により明るいレンズを搭載して発表されたのがペンS2.8です。



 これが恐ろしくシャープな写真が撮れます。上画像はこのペンSによる露出計なしの写真です。すばらしい描写に思わず唸ってしまいました。初心者なので詳しい事はわかりませんが、ピー玉サイズのこの優秀なレンズの性能に脱帽です。

 もちろん、外付けのメーターを付けての撮影も可能なのですが、このぐらい映れば不要なのかも・・・。EE系のペンは簡単で良いですが、マニュアルペンの自分での設定で切り取って行く撮影もいいモノですね。

70年代フュージョンの仕掛人、ランディのジャジーな一枚

2010-02-25 03:43:50 | jazz & vocal

Feelin' Like Blues/Don Randi
(World PacificWP-1297)


 70年代のフュージョンを聞いたきたファンにとっては、リー・リトナーという名前は忘れる事が出来ないプレイヤーの一人じゃないでしょうか。マイ・ディア・ライフなど一時代を築いたナベサダとの共演でも知られるギタリストですよね。このリトナー&ジェントルソウツを世に送りだしたのが本日の主役Don Randiが経営するライブスポット「ベイクドポテト」であった事はあまり知られていないのかも知れません。このランディは元々ピアニストであり初期にはジャジーなピアノトリオアルバムを録音しています。その3枚はピアノトリオファンが見逃さないジャジーなアルバムで2枚はVERVE, もう一枚が本日アップのパシフィック盤です。

 そのピアノスタイルは、国内盤解説で瀧口氏が「白いスリーサウンズ」と評された通りで左手のブロックコードの多用と右手のシングルトーンに特徴がありジーン・ハリスさながらです。タイトル曲のA-1"Feelin' Like Blues"に聞かれるファンキーなプレイはまさにこのスタイルがランディの真骨調である事を示した好トラックです。続く、端正でリリカルな"Summertime"も良いですね。他のメンバーは無名ですがHershey Hamel(b), Gene Stone(ds)のトリオです。録音は60年です。

 ジャズ批評の「ピアノトリオ1600」にも取り上げられた一枚で、このアルバムが発売されたときには、既にVERVEの2枚を所有しており、いさんでレコードショップに行った事を思い出しますね。もちろん国内再発盤ですね。

笠岡のイベントに向けて・・・

2010-02-24 04:02:03 | Volkswagen
 かなり先の話ですが、4/11に岡山県笠岡市で「BUGS UP」という空冷イベント開催されます。例によって四万十十和のKAZUさんとやまけんと3人で出かけてみようかと思っています。管理人は、やはり一人で参加する事は出来ず子供達が付いて来そうです。一人ならBUGでの参加が可能ですが、子供達の同乗があるならCAMPERになるかもしれません。絶対に行くと言う、我が家のワーゲン博士、次男坊のDR.Kは今度は66bugで行きたいと・・・。

 66bugと言うと、我が家では一番古い空冷で普段から通勤に毎日足のように使っている奴です。今年からは車庫前の青空駐車になり毎晩のように夜露に当たり塗装はボロボロです。オリジナルパーツも少ないし、とてもカーショーに耐えられる車ではないのですが、子供の意見を尊重しない事には空冷趣味も立ち行きません。てなわけでDR.Kだけなら66bugになりそうです。

 先日の日曜日、久々に66bugを洗車してやりました。毎日、職場でも自宅でも青空なので汚れがひどい状態です。飛び石やらで塗装が落ちた部分もあり緊急タッチアップで対応です。そして、いつも気になっているドア下がりを修正してやりました。ドアストライカープレートのネジを緩めて位置を修正・最固定です。これでドアの感触はガタツキなくいい感じです。またワイパーが緩んで窓枠にぶつかっていたので、シャフト軸にアームを再固定しました。毎日使っていると、本当にガタがおこります。まあ、究極のデイリードライバーですから仕方ないですね。

はじけたビリー・テイラー・トリオ

2010-02-23 00:13:15 | jazz & vocal

I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE/Billy Taylor
(Tower ST5111)


 久々にBilly Taylorのアルバムをきいてみましょう。彼の知性あふれる端正なスタイルは結構隠れファンが多いものと思いますが、ダンシングビートでジャズロック風に演奏してしまった異色作品がこの”I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE”です。かつて吉祥寺のジャズ喫茶のオヤジがその著作の中で「全曲旋律の宝庫」と解説した一枚です。1967年の録音ですからプレステッジ初期から第一線で活躍して来たテイラーとしても後期の演奏です。時代の流れが、テイラーにダンシングビートをやらせてしまったという感じでしょうか?

 メンバーはBilly Taylor(p), Ben Tucker(b), Grady Tate(ds)のトリオです。一聴するとラムゼイ・ルイス風にも聞こえますが、元来の端正でピアニスティックなスタイルも垣間見えなかなかの好盤に仕上がっています。クレア・フィッシャーの"PENSATIVA"に始まりタイトル曲の"I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE"と続くくだりは、『何じゃこの乗りは!』と思う事請け合いです。ノリノリのB-4の"Sunny"もこの演奏のジャズ・ヴァージョンとしては出色の出来に思います。テイラーのイメージを覆す一枚ですね。

 原盤は"TOWER"というレーベルですが、これについては不明。所有盤はキャピトルから再発されたものかもしれません。TOWERとCAPITOLの関係ってどうなんだろう???

野良時計、岩崎弥太郎生家、大渋滞

2010-02-22 00:15:33 | Volkswagen


 先日、龍馬であい博の安芸会場を訪れたのですが、この日は大雨で本会場しか回る事が出来なかったので、本日観光をかねて安芸を再び訪れました。安芸と言えばかなり前の朝の連続ドラマ『ノンちゃんの夢』(藤田朋子さん主演)が舞台にした街です。このドラマで少し有名になった「野良時計」をみたことがなかったのでぜひ行きたいと思っていたのです。また最近の「龍馬伝」の主役ともいうべき岩崎弥太郎の出身地ということもあり、岩崎弥太郎の生家も復元されており、この機会に見ておきたいと思い再度の訪問となりました。岩崎弥太郎生家は龍馬伝のおかげか観光バスが来るほどの盛況ぶりで、ひげを蓄えたスタッフの方がガイドもしてくれました(下図)。



 今日は日中、15度ぐらいまで気温が上がったので、しばらく走らせていないカフェオーレ(69convertible)を走らせてやるには絶好のコンディションでしたので、お昼に自宅をで東に土佐湾沿いを走りました。桂浜花街道や「やしいパーク」前の海ではパラセールをやっている人もいるし、海にはヨットが浮かんでもう春はそこまで来ています。でもって安芸に近づくにつれ、国道55号(高知方面)は大渋滞。どうして???。原因は「阪神安芸キャンプ」がはじまって初めての日曜で大混雑でした。観光を済ませて5時に帰路に着きましたが大渋滞はそのままで安芸~夜須まで1時間以上かかる始末です。半クラッチの連続で左足は痙攣しそうでした。



 大渋滞で車が止まるので土佐湾に沈む夕日まで走りながら撮影できましたよ!次はジョン万次郎の土佐清水会場です。来週かな・・・。

開放測光を実現したペンタックスSPF

2010-02-21 00:18:21 | フォトライフ


 管理人の銀塩趣味もどんどんエスカレートして行きますが基本的にはオリンパスのハーフと35mmサイズではぺンタックスのSシリーズのみに停めています。いくらデジカメ指向が強い現代で銀塩カメラが安いとは言え、付属品やマニュアルまで揃えようとするとそれなりの授業料を払わなくてはなりません。今日は管理人のペンタックスコレクションの話です。

 ペンタックスはオヤジが使用していたSVにはじまり主力は最も普及したと思われるSP(SPOTMATIC)がですが、徐々にこの歴史を紐解いて行くと開放測光が可能になったSPF(SPOTMATIC F)に行きついてしまうのは仕方がないことなのかもしれません。SPは絞り込み測光で測光ボタンを押して露出を見て絞りを調節する儀式が必要ですが、この一連の操作もこのカメラを使う悦びでもありますよね。一方、SPFはフォトスィッチといってキャップを外しただけで測光がはじまり、SPで嬉々として動かしていた測光スイッチの操作が不要です。レンズにSMC Takumar(super multi coated takumar)レンズを必要としますが、ファインダーは明るくフォーカシングが容易で便利です。特に夜間の室内撮影では明るいレンズとのコンビネーションで威力を発揮します。既に所有していた35mm(F3.5)、55mm(F1.8)のかわりにSMCの35mm(F2.0), 50mm(F1.4)をマウントして使用しています。



 軍艦部には上図のようにSPFと刻印されていますし、前面、レリーズボタンの下に「SPOTMATIC F」の輝かしい刻印が入ります。70年代に入り出て来たものである意味Sシリーズの完成型と言えると思います。



 最近、機能を最大限に発揮するべくマニュアルも手に入れました。庶民の味方ペンタックスでも74年当時でボディ\42000は結構高価なシロモノですね。ハーフのペンと並行してガンガン使いたい35mm機械式一眼レフですね。

4月11日は笠岡のBUGS UPへ!

2010-02-20 05:19:55 | Volkswagen


 寒い日が続きますが空冷VWファンの皆さん、お元気ですか?暖かくなるのが待ち遠しいですね。さすがに高知も寒くてコンバチをオープンで走らせようとは思いませんね。例年なら乗れるんですが、今年は本当に寒くて、南国高知でも最高気温が10度に満たない日があります。

 先日、高松のVW仲間の方から、4/11(日)岡山県笠岡でVWイベントがあると情報をいただきました。早速、十和のKAZUさんに連絡して予定を聞いてみたら行けそうとのこと。3/11が締め切りのようですからカーショーエントリーで参加しようかと考えています。KAZUさんは多分グローリーでしょうね。久々に66で参加してみるかなぁ・・・。

 上の画像にイベントの紹介ページをリンクしています。カブトガニの街、笠岡は行った事がないし、ぜひ参加したいものです。

セカンドカバーのFran Warrenが好きだ!

2010-02-19 00:24:15 | jazz & vocal

Come Rain Or Come Shine/Fran Warren
(Venise 7019)


 皆さんはジャケット違いのアルバムを全く気が付かず購入した経験はおありでしょうか?。自分は多分にジャケ買い(カバーが良ければ中味が良いだろうという先入観で内容も吟味せず購入する事)が多いもので、まさか同じレコードとは思わず購入してしまう事が恥ずかしながら良くあるのです。インストものではVERVE系、プレステッジ系のもので良く経験しますが、ボーカルでもたまにあります。本日アップのFran Warrenの2枚もそうです。恐らく原盤は下にあるTOPS盤(自分のは再発)でしょうが、Venise盤は再発でしょうが、原盤を上回る粋なカバーが魅力でついついこの事態に陥ってしまうのです。本日はこのFran Warren盤をアップいたします。

 Franのボーカルは個性を前面に押し出すような唱法や声を持っているわけでなくノーマルで素直な語り口が魅力です。この盤ではミュージカルナンバーを中心に"Hey There", "Imagination", "I Can't Get Started", Don't Blame Me", "Exactly Like You", "They Can't Take That Awaty From Me", "You Don't Know What Love Is", "Come Rain Or Come Shine", "Bewitched"など良く知られたスタンダードが目白押しです。伴奏はMarty Paichのアレンジで、Bob Enevoldsen, Don Fagerquist, Mel Lewisなどすぐれたジャズメンの参加、ソロが、見逃せませんね。


Hey There/Fran Warren
(Tops L1585 reissue)

 所有盤は上述のVenise盤ですがオリジナルカバーは上のTops盤のものです。原盤ジャケは良くボーカル本に掲載されてますが、ベンチに座った男女を捉えたVenise盤のカバーにはとても及ばないと感じているのは自分だけでしょうか・・・???