67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

8月最後の四万十川と66bug

2011-08-29 02:24:35 | Volkswagen

 8月最後の日曜日,皆様はいかがお過ごしでしたか?子供達には夏休み最後の日曜日でした。午前中に仕事を終えて,午後から四万十川に行って来ました。ホームグラウンドと言うべき旧大野見村の天満宮前キャンプ場です。勿論,目的は避暑です。普段,日中はエアコンのきいた仕事場で過ごしているので休みになると,8月の終わりとは言えエアコンなしの空冷ワーゲン内の暑さは異常です。身体が弱っている気がするような暑さですね。とはいってもエアコンを増設する気もないし・・・。涼を得るには窓全開で走るしかありません。これに涼しい河原を吹き抜ける風と、清流の水があればパーフェクトですね。というわけで子供達3人を載せて30分弱のドライブです。

 最後の日曜日,多くの方がキャンプされていました。県外ナンバーも相当に多いです。ここは四万十の中では上流といこともあって結構穴場的なキャンプ場だったのですが最近はメジャーになりつつあるのかも知れませんね。8月はじめにキャンパーで来た時は水量が多く恐いぐらい流れが速かったのですが、今日は子供(とはいっても自分が一番泳力では劣るのです),オヤジの水泳には申し分なしです。画像の左下が四万十川ですが周囲の緑がきれいでbugと一緒にマイナスイオンを思い切り浴びた夏休みの終わりです。こういうアウトドアフィールドとビートル、何故か良くマッチしますよね。


やはり聴き易いよね、ガーランドのピアノ

2011-08-27 09:49:54 | jazz & vocal

The P.C. Blues/Red Garland
(Prestige 7752)

 ガーランド/チェンバース/アート・テイラーのトリオは数々の名演を生んで来たハードバップ期の黄金のトリオと言っていいですよね。超名盤のグルービーをはじめプレステッジに多くの録音があってどれもリラックスして聴き易くピアノファンにはこたえられないアルバム群ですよね。本日もこんな中からメンバーのチェンバースをタイトルに入れた"The P.C. Blues"をアップいたします。

 メンバーは上記の通りです。B-1のミディアムバウンスの”Tweedle Dee Dee"のみドラムがPhilly Joe Jonesの取って代わります。個人的にはこのB面が好きですよね。ガーランドのミディアムテンポ、いつ聴いてもいいですよね。PCのpizzicatoが冴え渡ります。続いてタイトル曲の"The P.C. Blues"です。イントロのエロル・ガーナー風のピアノも得意とするところですよね。A面では冒頭の"Ahmad's Blues"が注目ですね。マイルス自身がその演奏スタイルに影響をうけたというアーマド・ジャマルにガーランドが挑戦した演奏ですね。音の数が少なくキラキラと輝くフレーズを得意とするジャマルに迫るプレイですね。マイルスバンドではあまり聴かれないPCのアルコも圧倒的ですね。

 所有盤はブルートライデント疑似ステ盤です。話題に上るアルバムではないですがガーランドの演奏スタイルを存分に楽しめる一枚ですね。


ビネガーのウォーキングを楽しむならやっぱりこれだ!

2011-08-24 22:20:50 | jazz & vocal

Leroy Walks!/Leroy Vinnegar
(Contemporary S7542)

 まさにタイトル通りの一枚ですね。コントラバスを抱えて歩いて来るビネガーを捉えたカバー,マイルスで有名なRichard CarpenterのWalkin'をはじめ7曲中6曲に「Walk」という言葉が用いられた選曲,そして勿論「Walking Bass」でグイグイとコンボを引っ張って行くビネガー自身の演奏スタイル、どれをとっても「歩き」づくしの一枚です。

 ご存知のようにビネガーはレッド・ミッチェルと並び西海岸を代表するベーシストで、多くの方が西海岸のベストプレイヤーとして認識しているのではないでしょうか?。西海岸を代表すると言ってもインディアナポリスの出身で西海岸でのプレイは1954年,Barney Kesselとのセッションからであり,これを聴いたレッド・ミッチェルがライナーノートの中で絶賛しているのも因縁めいたものを感じますね。さて,このアルバムはセクステット編成で渋いウェストコースターがなを連ねているところも見逃せません。ビネガーにくわえ,Victor Feldman(vib), Gerald Wilson(tp), Teddy Edwards(ts), Carl Perkins(p), Tony Bazley(ds)とくれば放っておけませんよね。トラックの中でもWalkin'は個人的にこの曲の名演にあげてもいいのではと考えています。録音は57年,ロイ・デュナンの音作りも申し分なしですね。

 所有盤はコンテンポラリーのステレオ盤ですが,OJCではないものの再発盤ではと踏んでいるのですが,音質的には満足の一枚です。


2011沖縄第4弾、PAIKAJIのアロハ

2011-08-23 07:36:12 | ファッション

 沖縄から帰って来て1週間,なんかまだ南国ボケがなおっていないと言うか・・・。単に生来のボケ症状が急速に悪化しただけなのか(笑)?・・・。天気も急に局地的豪雨が降ったりの晩夏の毎日が淡々とすぎています。涼しくなるとコンバチにガンガン乗れる日も近いと一人ニヤニヤです。

 さて,沖縄第4弾。かりゆしウェアって言うのがありますよね。先日逗留した那覇市のホテルではかりゆしのシャツを宿泊客には無料で貸し出してくれるなんて言うサービスもやってましたね。前からオープンシャツ(開衿シャツ)が好きな自分はどうしても自分用を調達してしまいます。マンゴーハウスなんてお手頃なお店もありますが,お盆時期に国際通りを訪れればPAIKAJIという沖縄アロハのショップがサマーセールをやっています。パイカジとは八重山地方の方言で「南風」を意味する言葉のようですね。ここのアロハがちょっとお洒落なかんじで初めて沖縄にいってから愛用しています。タグもとっても凝っていますよね。このシャツにはアロへレーベルなるラベルがつけられていてリゾートのデイタイムをアクティブに過ごそうというコンセプトのようですね。(他にもブラックレーベル,リゾートワークスレーベルなんてのもありますよ!)現地なら,別に派手とは思わない色使い/パターンが魅力的でついつい食指が動きそうになるのですが,内地に帰っても使おうとすれば、やはりこんな落ち着いた色調/パターンを選んでしまいますね。ボタンも当然、ロゴ入りで凝ってます。アロハファンならぜひ覗いて欲しいショップですよ~!!!


2011沖縄第3弾、ヤシの実ジュース

2011-08-21 07:47:22 | Weblog

 沖縄第3弾は、あこがれのヤシの実ジュースです。自分は以前にバリ島で呑んだことがあった筈ですが,もう味わいはとうに忘れていました。子供達が,どうしても飲みたいっていうので観光地を巡りながら探しておりました。昨年の美ら海水族館にあった記憶が残っているのですが,この時は春だったのです。「今ひとつ食指が動かない。」、そんな感じでした。今回はお盆の真夏,今しかないって感じで¥1000也です。皆様ご存知のとおり「ぬるいスポーツドリンク」風の味です。家族5人でストローを突っ込んで飲み干しました。

 さて、ここからが驚愕のココナッツです。ヤシの実は大きさが大人の頭ぐらいあってジュースを飲むためには画像のようにアンパンマンの頭のように一部を削りとらなければなりません。大きな包丁(ナタと行った方がいいかも・・・)でお店の方が開窓してくれました。ジュースを飲み干して、再度お店に持参し実の中に裏打ちされている果肉を削り出してくれました。これに醤油をかけて食するのですが,「イカの刺身」風の食感,テイストで驚きです。ヤシから出て来たイカ,これは一度はトライしていただきたいですね。イカ好きにはこたえられませんね!


2011沖縄第2弾、かんかん三線

2011-08-20 09:16:15 | Weblog

 本日は沖縄旅行第2弾です。沖縄と言えば、「レ」と「ラ」のない琉球音階が醸し出す独特の雰囲気が最高で自分は三線をはじめてからこの琉球音楽にやられっぱなしです。今まで,ニシキヘビの皮を胴にはったいわゆる三線を手にして来たのですが,前からずっと気になっていた缶で出来た三線「かんかん(かんから)三線」を今回の旅行で手にしました。これがまたチープな音色で結構気に入っています。通常の三線と同じようにプレイ出来るのも嬉しいですよね。

 ご存知の方も多いでしょうが、かんかん(かんから)とは文字通り,空き缶リサイクルの三線です。沖縄戦後の捕虜収容所で米軍支給の空き缶を胴に,折り畳みベッドの木製部分を棹に,パラシュートの紐をほどいて弦にしてこさえたのがこの三線の始まりです。歴史的な事実を感じながらつま弾くチープな音色は通常の三線とはまた異なるもので「これもありだよね~・・・」って感じです。とっても軽いし丈夫です。画像の三線は平和通りの露店で6500円也でした。棹とかカラクイとか作りも結構しっかりしていて、立派なダンボール箱に入れてくれました。那覇空港でこれを持っている方は見かけませんでしたが、「妙にうれしく誇らしい」気分でした(爆)。

 これでヤル「安里屋ゆんた」が最高ですね!


2011沖縄第一弾、斎場御嶽

2011-08-19 06:40:20 | Weblog

 お盆休みも開けて,仕事が再開になったとおもったら、なんか夕方は秋の風が吹いていたりもします。でもまだまだ暑いですね。今年も我が家の恒例とも言える沖縄旅行に行って来ました。2泊3日の弾丸ツアーでしたが、この春にはオヤジの手術もあったりでバタバタしていた日常回避がやっと出来た感じです。沖縄も3回目になると,観光するところがないのでは?なんて思うのですが,ずっと行こう行こうと思いながら先延ばしになっていた本島南部,南城市の世界遺産「斎場御嶽(セーファーウタキ)」の観光をメインに行ってまいりました。

 御嶽(ウタキ)とは神様が降臨するような聖地という解釈でいいのでしょうか?琉球王朝時代にはこういった御嶽がいたるところにあったようです。南部にありながら戦災を免れた南城市のこの史跡も南部観光の重要ポイントです。最奥部の三庫理(サングーイ)は最も格の高い拝所であり、この岩の割れ目を通り過ぎると,少し広がった空間があり久高島が望めるのです。途中の山道もジャングルさながらで「ハブ注意」なんて看板があったりで、沖縄を実感出来る場所でもありますね。ここにいたるドライブでは県道86から国道331につながるニライカナイ橋も絶景ポイントで美しい珊瑚礁の海を満喫出来ます。


ミディアムテンポに見せる"JUG"のセクシーブローイング

2011-08-10 20:31:38 | jazz & vocal

"Jug"/Gene Ammons
(Prestige 7192)

 ジーン・アモンズを初めて聴いたのはBOSS TENORSの名でソニー・スティットとのバトルチームとしてVERVE盤だったと記憶していますが、プレステッジやアーゴに多くのリーダーアルバムがあって単独でも独特の個性を持ったテナープレイヤーであることを認識する次第です。マイルス,トレーン,ロリンズのような歴史を変えるようなビッグネームじゃないですがホーキンスばりのビッグトーンでブローするスタイルはオルガンとの相性もいいし,バラードやミディアムテンポにおけるセクシーなフレージングは結構ファンが多いのではないかと想像します。ご存知のようにオヤジさんはブギウギピアノの開祖でもあるアルバート・アモンズであり,オヤジゆずりの音楽感は涸れのテナープレイの下時となっていることは間違いないですよね。本日のアップはプレステッジに録音された彼の愛称”Jug"をタイトルとしたアルバムです。BNに詳しいかたなら、この変名でベニー・グリーンのSoul Stirrin'に参加したことを思い出されるかも知れませんね。

 メンバーはGene Ammons(ts), Richard Wyands(p), Doug Watkins(b), Ray Barretto(conga)というワンホーンカルテット編成です。A-4の“Let It Be You"とB-3"Namely You"でClarence "Sleepy" AndersonがWyandsにかわってピアノ,オルガンをつとめています。選曲が魅力的でA面では”Ol' Man River", "Easy To Love", B面の"Exactly Like You"や”Tangerine"などミディアムスウィングの好曲が並びます。セクシーのスウィングするJUGのテナー,いいですね。そしてワイアンズの軽~いピアノがマッチング的にも最高です。Andersonのオリジナルバラード“Let It Be You"におけるバラードプレイも見事ですね。

 オリジナルはBergenfield NJですよね。オリジナルは周囲の黒いフレームがないカバーだったと思いますが,所有盤はブルートライデント、フレームカバーの再発ステレオ盤です。"JUG"の横顔カバーもカッコいい!


ドルフィの欧州ライブも捨て難い。

2011-08-09 06:06:14 | jazz & vocal

In Europe Vol.1/Eric Dolphy
(Prestige 7304, OJC reissue)

 30年あまりもジャズを聴いていてもやっぱり理解に苦しむアーチストっていますよね。録音の悪いパーカー,電気マイルス,フリーのトレーン、モンクのピアノ,ミンガスなどなど、いずれも手放しで楽しめない,でもジャズの歴史を紐解くと必ずぶちあたる壁ですね。ドルフィもある意そんなプレイヤーかも・・・。ドルフィと言えば5スポット,ラストデイト、ファークライアウトワードバウンドが個人的には良く聴くアルバムでしたが、評価の高いライブインヨーロッパ,OJCでまとめて購入してからあまり聴いてなかった盤でもあります。久しぶりに聴いてみると評価に違わぬ密度の濃さにノックアウトです。当初,ヨーロッパで調達したリズムセクションの存在がターンテーブルから遠ざけていた一因でもありましたが、冷静にみると結構がんばってて、むしろマルだ、リトルだ、デイビスだと注意が散漫にならずドルフィ自身を聴くにはヨーロッパだなんて思ってみたりもします。本日はこのコペンハーゲン録音の第1作をアップしますね。

 メンバーはEric Dolphy(fl. bcl), Bent Axen(p), Erik Moseholm(b), John Elniff(ds)です。更にベースとしてChuck Israelsがクレジットされているのですが、これってビル・エバンスとやってるチャック・イスラエルですかねぇ?コペンハーゲンにいる必然性はどうなっているんでしょう???まあ,それはさておきドルフィはA面フルート,B面バスクラで妙技を聴かせます。A面の"Hi Fly", "Glad to Be Unhappy"のフルートもいいですが,個人的にはバスクラソロ、B-1の“God Bless The Child"が最高だと考えています。バスクラの「これぞ木管」と思わせる音色が素晴らしく『ある晴れた日に』なんかの引用はもう完全にノックアウトです。

 所有盤は右半紫のOJC盤です。たしか国内盤は右半分オレンジだったような記憶があるのですが,オリジナルはどうなんでしょうね???


夏満喫、久々の四万十川Swim

2011-08-08 01:34:35 | Volkswagen

 日曜日は本来ならKDF岡山イベントに行く予定でしたが,四万十/十和のVW帝王KAZUさんも用事で行けないとのことで今回は参加を見送ることにしました。こうなると恒例の夏のキャンプ・・・でも明日は仕事。結局,四万十川にデイキャンプに行くことにしました。須崎西~中土佐の無料高速を通って約20分のドライブです。四万十川は先日までの雨でかなり水量が多く流れもカヌー出来るぐらいの急流でした。普段なら末っ子のUちゃんでも歩いて向こう岸まで行けるポイントなのですが今日は安全第一です。水も上流なので相当に冷たいです。気温も30℃まで行ってないし,長く水中にいると足が凍りそうです。お昼をはさんで4時間泳いで帰路につきました。久しぶりに着た四万十川,緑がきれいでキャンパーのベルベットグリーンとの色合いが美しいですね。多分,この夏もう一回は来たいものですね。