Barney Kessel's Swingin' Party at Contemporary
(Contemporary M3613)
(Contemporary M3613)
バーニー・ケッセル、言わずと知れたジャズギターの巨匠です。古くはライオネル・ハンプトンのスターダストセッション、JATP、オスカー・ピーターソ ントリオ、ポールウィナーズスリーと常にジャズの王道、有名グループを渡り歩いた彼の足跡はナチュラルなサウンドで全くエフェクターを使わない本来のジャ ズギターのスタイルの歴史といっても過言ではないでしょう。
個人的には、アコギを習っているのですが、先生が必死になってコピーし追求しているギタリストでもあり、最近とても身近に感じています。芯のあるシング ルトーン、コードワークすべてがすばらしいです。自分が、ギター抱えてみるとこれはスゴイの一言です。日本では、ウェスやケニー・バレル、グラント・グ リーン等に比べると、かなり過小評価されているのではないでしょうか。
さて、このアルバム。ケッセルとしては有名盤ではないかもしれません。短期間存在したピアノのマーブ・ジェンキンスのトリオにケッセルが加 わったカルテットで、タイトルどおりのアフターアワーズ的なリラックスした演奏です。そいうえば聴衆の拍手なんかが聞こえたりします。ミルト・ジャクソン のBluesologyから始まりますがここからケッセルのテクニックは全開です。ケッセルは歌伴も得意で、ジュリー・ロンドンなどのバッキングでも有名 ですよね。この歌伴のようなギターが聴けるのがA-2のラバーマンです。ここでは、マーブ・ジェンキンスはピアノをフルートに持ち替えていますが、このフ ルートをボーカリストに見立ててのケッセルのギタープレイも聞き物です。他にも、Now's The Timeなどブルースフィーリングも楽しめますよ。盤はコンテンポラリーの黄色レーベル、deep grooveのモノラルコピーです。これってオリジナルなんでしょうかねぇ?2nd, 3rdぐらいかもしれません。
有名セッションではないですが、ケッセルの魅力を十分に聴かせるB級盤と思います。
それにしてもケッセルって休日の午前に聴くにはぴったりのギターだと思いませんか?
ログでも書いたように、最近よく聴いています。アコギの先生の影響ですね。ポールウィナーズの他にはエメラルド盤のライブもよく聴きますね。
他ではウェス、バレル、ジムホール、ハーブエリス、ジョーパス全部好きですが、ケッセルは本当にアコースティックという感じでいいですね。他のログにもありますがチャーリーバードのようなガットギターのボサノバ系も好きですね。
だいたいがギターが好きなんですよ。
ああ・・・スティット/シムズのcadet盤にてコメントしたケッセルの盤はこのレコードです。うろ覚えで[happy session]などと書いてしまいました(笑)swinging partyというタイトルでしたね。これって、ベースが初期のゲイリー・ピーコックなんですよ。それで凄いベース音を聞かせてくれます。いいレコードですね、これも。僕の手持ちは、「深緑色ラベルに金文字」merlose placeという住所のやつです。
やはりこのアルバムでしたか。
さてcontemporaryはオリジナルはモノラルは黄色ですかねえ?Melroseはおそらく会社のあったところでかねぇ?
オリジン判定についてはこのレーベルについてはどうですか?情報あれば教えていただければ幸いです。