67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

蜂の巣ホーンの交換でリフレッシュ!

2012-11-30 20:05:04 | Volkswagen

 久しぶりの我が家のワーゲンネタです。先日,紅葉狩りに安居渓谷に行ったのですが、見通しの悪い渓谷沿いの細い山道の連続でワーゲン乗りには結構辛い道程でした。さらにです、以前から調子の悪かったクラクションがつぶれたような音しか出ず,ただでも得意じゃない山道ドライブをさらに困難なモノにしてくれました。女房の言葉を借りると「蜂が巣をしちゅうような音やね!蜂蜜がたまっている音」と言われる始末です。これは,もうホーン自体を交換するしかないなどと考え,早速フラットパワーさんに相談です。フラット4にも新品2800円で出ていたのですが送料やら何やら考えると高価な者になってしまいます。フラットパワーのY社長お得意の中古のホーンに交換してもらいました。1000円也!以前は音がつぶれる事もあれば、ホーンリングを叩いても無反応な事もあったホーンが「ビーン」という小気味いいサウンドに変わりました。ミスも全くありません。やったね!!!やっぱり、まずは主治医に相談すべきですね。

 さて、ご存知のようにビートルのホーンは左のフェンダーの内側にねじ止めされているのですが,水や泥がかかるであろう過酷なロケーションです。はずしたホーンを見てみると(画像)、相当にサビが進行し、油が回って真っ黒になっているところもあれば,再塗装時の塗料がうっすら残っていたりもして、かなりの経年変化が進んでおりました。さすがに蜂の子は居なかったのですが・・・。(ほっ)。これで山道も安心ですね。


旅のお供のデジタルカメラ考

2012-11-29 19:55:09 | フォトライフ

 仕事柄,今回の旅行のように2泊3日の旅は自分にとっては,現在考えられる最も長い旅行スケジュールです。旅にはつきもの、貴重な思い出を画像に納められるデジタルカメラは必須のインストルメントです。携帯性と写りをそこそこに追求するとミラーレス一眼のデジカメはベストの選択です。携帯性をさらに追求すれば、当然の選択はパンケーキレンズですが、よれない被写体にはどうしても不満を感じてしまいます。

 今回,旅行前に導入した標準ズームレンズ。サイズはパンケーキに比べれば大きいですが,ボディバッグにもポーンと放り込むことができ、画角を調整して撮影出来る標準ズームは意外と役にたちます。14-42mmですから35mm換算では28-84mmの広角から中望遠域がカバーされます。自分のようにパンケーキセットで購入した方は,是非導入を考えてみてはと思います。自分がオークションで8000円で導入したオリンパスペンのミラーレス一眼用の"Olympus Digital 14-42mm ED"は大変活躍しましたが,このレンズキャップが曲者です。小さいキャップで「はめたつもり」が「はまっておらず」、コロコロといとも簡単に外れてしまいます。

 今回も初めて訪問した「ジャズオリンパス」(カメラがオリンパス製なのでややこしい。ジャズ喫茶のオリンパスはJBLのスピーカーの名前です。)に着いてカメラを準備すると,レンズキャップが見当たりません。ジャズオリンパスで席について注文したあとで体中のポケットというポケットをまさぐってみましたがとうとう見つけることができませんでした。多分ですが落っことしたのでしょう!!!プラスチック製で音がしませんし、レンズカバーという丸い形状はコロコロと思わぬ方向に転がって行きます。

 結局,落ち着いてジャズも聞けないし、ゆっくりカレーも味わえないし今回の旅行で最大の失策でした。でも、不幸中の幸いは場所が東京だったこと。ヨドバシカメラで再発レンズキャップを¥840で購入することができ、その後の旅もストレスなく楽しめました。ショップのない観光地で紛失する状況を考えたらゾッとしますね。このレンズキャップは設計ミスといってもいいのではないかと思います。やはり紐でボディに引っ掛けるなどの配慮が欲しいですね。自衛策は予備を持ち歩くことかも知れません。お持ちの方,要注意ですよ!


職員旅行パート3:日光金谷ホテル

2012-11-28 00:03:37 | Weblog

 どうして日光に?もう一つの目的は重要文化財に指定されている日光金谷ホテルに宿泊することでした。いわゆるクラシックホテルと呼ばれる由緒正しい建造物,なぜか管理人(たぶんkubottchiくんも同じだろうが・・・)の琴線を刺激してやみません。この金谷ホテルをはじめ、東京山の上ホテル,横浜ニューグランドホテル,箱根冨士屋ホテル,軽井沢万平ホテル、改装なった東京ステーションホテル,関西では奈良ホテル、六甲ホテルなど歴史のある古いホテルの佇まいは近代的な外資系ホテルのスマートな印象とは一線を画しますが、レトロな古いモノをこよなく愛する変わり者にはこたえられない魅力を感じます。

 今回,「日光に行くなら頑張って泊まろう」と電話で計画し,kubottchiくんが一部屋おさえてくれたのでした。我々が黄色いワーゲンでチェックインすると、ベル爺さん(ボーイ)が「湘南の桑田圭祐のような車ですね!」と爺さん最大級の賛辞で迎えてくださいました。

 何故か,予約時よりアップグレードされており別館(明治35年建設)の最上階(3F)にある男体山と大谷川のせせらぎをのぞめる眺望の素晴らしい部屋を用意してくれました。

 部屋からの眺望です。奥に男体山,中禅寺湖から華厳の滝,華厳渓谷を流れて来た水が大谷川となり国道120号線と平行して走っています。

 本館の”KANAYA HOTEL"のプラカードもクールですし、左側には11/23に点灯式の行われたと言うデッカいクリスマスツリーが飾られていました。こういうロケーションにはビートルはピッタリですね。

 エントランスは回転ドアでフロントの雰囲気も抜群です。

 内部は万平ホテルに似たレッドカーペットがしきつめられ、ホテル前の神橋をイメージした欄干様の手摺が和洋折衷,明治の建造物の名残を残しています。クールな印象は万平ホテルに一歩譲りますが,重要文化財としての重厚さはこちらに軍配があがります。洒落た軽井沢と和風の日光という雰囲気の違いをホテル内でも感じますね。

 食事では珈琲ショップのメイプルリーフの百年カレーがお薦めです。お昼に行ったのですが、行列ができていました。大正時代のレシピを使ったカレーとのこと。宿泊客以外も食べれますので、是非ご賞味していただければと思います。PM5時までですので遅れないように来店してくださいね。

 かなり夜は冷え込んでいましたが,暖房はパーフェクトで気持ちのよい朝を迎えることができました。

最終日は朝から曇り空。日光街道の延々と続く杉並木を走る国道119号線を宇都宮に向かいました。こんな国道あまりないですよね。日光街道の歴史を感じますし,徳川の栄華を感じざるをえませんね。

宇都宮といえば餃子です。有名店の「みんみん」さんで焼き餃子と水餃子をいただきました。さすが老舗おいしかったです。ついでにお土産に発送しちゃいました。

また、これだけではおなかをみたせませんので「辻めん食堂」のやきそばもいただきました。これが太麺でなかなか食べこたえがあります。管理人は海老をトッピングしましたが,予想外に乾燥した桜海老でした。

 雨の中,VWでここまで案内してくれたkubottchiくん,お疲れさまでした。宇都宮市内,帰りの高速と運転ご苦労さまでした。大変有意義な連休を過ごさせていただきました。また、四国に遊びにきてくださいね。簡単ですが御礼まで!


職員旅行パート2:日光の旅

2012-11-27 22:10:40 | Volkswagen

 今回の画期的とも言えるフリープランの職員旅行のメインディッシュは初冬の日光でした。当然,日光なら紅葉がメインでしょうが、スケジュールは職場次第,贅沢は言ってられません。予定がきまった1ヶ月前,湘南のVW乗り,歩くモノマガジンことkubottchi君とかねてからチャンスをうかがっていた「VWで行く日光の旅」を実現させました。

 25日(SUN)AM8:00、品川駅前の第一京浜でkubottciくんのMUSTARD YELLOWの1303にピックアップしてもらいました。何よりも天気が最高!東京タワーもオリンパスブルーの空をつんざくように凛々しい姿を見せてくれます。日曜日の高速で渋滞が心配ですが早朝出発が功を奏しスムースそのもの。車検前の1303は快調なフラット4サウンドをひびかせ一路東北道を北に向かいます。

 日光宇都宮道路に入ると外気はひんやりでどんどん海抜が上がっているのがわかります。紅葉が美しく、やはり晴れ男kubottchiくんの面目躍如です。寒波の影響で奥日光は無理だろうと思っていましたが,ラッキーなことに湯元温泉までノーマルタイヤであがって行くことができました

幸い雪も凍結もなく奥日光の戦場ヶ原,光徳牧場、日光湯元温泉とワーゲンでのドライブはこの時期交通量が少なく快適です。トップ画像にした湯ノ湖畔から眺める金精峠に雪をいただいた光景はカナダのバンフを彷彿させます(といっても管理人は行ったことがないのですが・・・)。白樺の白い幹,荒涼とした戦場ヶ原の湿原のコントラストも素晴らしいですね。湯滝の末広がりの水しぶきも最高でした。

なみなみと水を貯えた中禅寺湖と男体山も雄大で、四国ではあり得ない光景に感動しっぱなしでした。

前にもいった筈の華厳の滝,エレベーターがあった事を完全に忘れていました。96mの落差,毎秒1トンの水量は日本一だと思います。ベタですが観瀑台の寒さは相当でした。

 そして「いろは坂」をくだり東照宮に向かいます。日光市内は結構紅葉が残っており,きれいでした。東照宮は平成の大修復中でしたが,陽明門,三猿、眠猫、家康霊廟と一応一通り観光することができました。東京フリープランの職員旅行なのにここまで足を伸ばせるのも,VWを通じて知り合えたkubottchiくんの御陰です。本当に感謝です!


職員旅行パート1:ゆっくり一人で東京散策

2012-11-27 20:01:54 | Weblog

 連休、皆さんいかがお過ごしでしたか?連休初日の金曜日は仕事でしたが、24日から26日までの3日間,先月に続いての関東遠征でした。それも、名目ばかりの職員慰安旅行で行きは高知空港集合,帰りは羽田空港集合と言う奇妙奇天烈なスケジュールの旅行です。26日の月曜日を公休としていただける嬉しい設定で、各自自由行動するという画期的な職員旅行となった訳です。でもって24日は東京で一日贅沢に一人でブラブラし、25日からはもう無謀と言われても仕方ない1泊2日の日光訪問を計画,そして実行してしまいました。

 まずは東京編です。天候は曇り。高知を朝一番の羽田行きで東京入りです。こんなに早く到着しても何処も開いていませんよね。ホテルに荷物だけ預けて、徒歩を効果的に使いながら外苑前,秩父宮ラグビー場向かいの"FREE & EASY"でお馴染みのRugged Museumに出撃です。夏に湘南VW界の若大将,kubottchiくんと訪問して以来です。コーデュロイのジャケットが欲しいと思っていたところに同店がノーフォークタイプのコーデュロイジャケットをリリースしたことを知っていたのでこれを冷やかしで見に行こうなんて思いで訪問です。ネットでも買えますが,ジャケットはやはりサイズが気になりなかなか「ワンクリック」で買うのは勇気がいります。冷やかしのつもりが,試着してみると「なかなかいいじゃん」てことで第一ラウンドで早くも諭吉に羽根が生えて行きます。こういうモノには本当に弱いです。生涯初めて購入したノーフォーク,この冬活躍間違いなしです。(ちなみに十和のVW帝王が昨年ノーフォークをゲットしていることを知っていたので少し対抗意識がてたのも否めません・・・。)

 荷物が増えて来たので,一旦ホテルに帰り荷をほどき,今度は音楽(ジャズ,レコード,ギター),アウトドア,本ではずせないお茶の水,神田小川町,神保町界隈を攻めます。まずはジャズ喫茶「ジャズオリンパス」の訪問です。遅い昼食は、今回こそはと決めていたここの赤カレーです。噂には聞いていた真っ赤なカレー,トマトベースでピリッと辛い味わいが最高です。JBLのオリンパスから流れるアナログの音はやっぱり癒されますね。Cannonballの枯葉とピーターソンのMPS盤がかかっていたのですが、ちょっとしたトラブルに見舞われ、ここの雰囲気を充分に味わえなかったのは少し心残りです。再訪を期し,店を後にしました。トラブルについては別ログでまたアップしますね。

 さてお茶の水界隈の楽器店はギターファン(下手の横好きですが)にとっては何時間でも時間をつぶせます。どうせ滅多にこないので、片っ端から好みのギターを試奏させてもらうという「旅の恥はかき捨て」的な迷惑な客です。ギターだけはジャケットのように「じゃあ,買っちゃえ」というわけには行きません。画像はないですがGodinのフルアコ、よかったです。またどこかで巡り会えればと思います。

 そして、明日の日光行きに備えて早めにホテルに帰ってと思いながらお茶の水駅に向かっていたところ,ジャズのライブハウスでは結構老舗の”NARU"の前を通りかかりました。すぐライブが始まる時間だったのでフラフラと店に吸い込まれてしまいました。テナーサックスのカルテットが出てましたが,余り面白くなかったですね。ちょっとチック・コリア系のピアノでモードジャズでしょうか?まあ,こんなに行き当たりばったりで東京もいいもんですね。

 東京編最後はこれです。先月,宿泊した東京ステーションホテル。ライトアップです。先月,ホテルまで運んでくれたタクシードライバーのセリフ「ライトアップされるんだけど大した事無い!」を聞いていたのですが一度はライトアップをカメラに納めたいと思っていたので,わざわざホテルに帰る前に丸の内で下車して、カメラに納めて来ました。いやいやどうしてさすが首都の玄関のライトアップは大したモノです。相変わらずたくさんの方が、スマホを駅舎にむけておりました。幻想的にも思える南口ドームの夜景です!ホテルに帰って歩数計を見ると24000歩も歩いていました。ふだんウォーキングしても8000歩ぐらいですから、都会の人は凄いですね。メタボには潜在的になりにくい環境のような気もしますね!


このアルバムの価値もやっぱりソニクラだろう!

2012-11-23 05:04:27 | jazz & vocal

I Play Trombone/Frank Rosolino
(Bethlehem BCP-26, FSR reissue)

 最近,ソニー・クラークのサイドメンでのプレイが気になっている。勿論,クールストラッティンなどのリーダー盤での気合いの入ったロングソロの素晴らしさは論をまたないところです。サイドメンに回っても,艶のあるピアノの音,どこか哀愁を感じるフレージングは健在です。本日は,西海岸でのプレイ,トロンボーンのフランク・ロソリーノのリーダー盤でのプレイです。

 ロソリーノに関しては,説明不要。西海岸を代表するテクニシャンですよね。自らもこの楽器をプレイすると言う吉祥寺のオヤジが贔屓にしているプレイヤーとしても有名です。彼の言葉を借りると、ボントロのワンホーンというのは結構挑戦的なフォーマットで枚数が少ないんだそうだ。その編成でも重いこの楽器で軽妙なソロをこなして行くテクニックが凄いとのことだ。第1人者,JJの作品にトミフラ相手の「ブルー・トロンボン」と言うワンホーンアルバムがありますよね。これも本日アップのロソリーノのこのアルバムに触発されたものらしい。

 さて本アルバム,56年LA録音。メンバーはFrank Rosolino(tb), Sonny Clark(p), Wilfred Middlebrooks(b), Stan Levey(ds)のカルテットです。全6曲編成。とにかくソニクラが素晴らしい!A-1の"I May Be Wrong"の中間部のソロ,B-1,ロリンズの"Doxy"でのイントロなど聴けば彼の貢献度の大きさを感じざるをえません。B-2、ロソリーノのオリジナル"My Delux"のソロはクラークのピアノの特徴がフルにいかされたパーフェクトな演奏ですね。また,この曲でのMiddleroooksのウォーキングベースの素晴らしさにも唸ってしまうに違いないです。個人的にはベストトラックですね。

 所有盤は残念ながらFSR再発モノ盤です。オリジナル盤に出会いながらも,もう何年も逃し続けている悔しい一枚でもありますね。


BNの新主流派を代表する一枚だなのだそうだが・・・

2012-11-21 01:04:13 | jazz & vocal

Speak No Evil/Wayne Shorter
(Blue Note BST84194)

 ウェイン・ショーターって言うプレイヤー、あなたは好きですか?デビューしたてのVeeJay盤に始まり,メッセンジャーズ3管の音楽監督の時代,数々のBNの新主流派アルバム,マイルスバンドでの仕事,そしてWeather Report, VSOPと50年大の終わりから常にジャズの表舞台を歩いて来たプレイヤーです。わかっているのですが,哀しい哉、自分の感性は相当に鈍いらしく,ショーターの演奏をいまだかつて楽しんで聴けたことがありません。本アルバムはひょっとしたらショーターのBN盤の中では最高傑作かもしれないですが、やはりピンと来てない自分に腹立たしさを覚えるのです。

 JMだってモーガン/ゴルソンが好きだし,3管になってもショーターのテナーって影が薄くないです?マイルスのコンボだって、マイルスとハンコックは目立っててもショーターは何となく影の薄さを感じてしまいます。WRにいたっては所有盤がありましぇん!!!でもこのリーダー盤のプロデュースは当然ショーターだろうし,JM3管の心地よいサウンドの厚さを支えたのもショーターのペンだろうと思います。そう言う意味では、プレイヤーというよりアレンジャー,コンポーザー的な魅力が素晴らしいのでしょうね。この盤,タイトルからして意味不明,フォークロアやブラックマジック的なコンセプトが存在しているのだろうけど,いまいち感性のの乏しさが邪魔して理解不能です。メンバーはFreddie Hubbard(tp), Herbie Hancock(p), Ron Carter(b), Elvin Jones(ds)にショーターが加わる五重奏団です。全曲ショーターのオリジナル、フレディの天を切り裂くようなラッパと冷徹とも言えるハンコックのピアノが印象的で,これらがカーター、エルビンがくり出すタイトなリズムに乗って展開される新しい美意識を感じるのが自分にとってはやっと言った感じです。

 所有盤はNYラベルのステレオオリジナル盤です。キスマークと被写界深度を使って敢えてフォーカスをぼかした東洋人女性の顔を配したカバーが印象的ではありますが,やはり意味不明としか言いようがないですね。


ちきしょう、野良猫にやられた!

2012-11-20 18:41:18 | Volkswagen

 先日の紅葉狩りでも大活躍してくれた66bugですが、うちでは最古参,年式も一番古いですが,管理人に下駄のように使われているためガレージ前のスペースにいつも野ざらし状態で鎮座しています。

 画像真ん中の"Vintage Volkswagen Club of America"のカーバッジは最近は結構レアでアメリカのサイトでも古いものは余り出て来ません(再発モノはあるようですが・・・)。自分のこのバッジも随分前にアメリカのオークションサイトで見つけて購入,もう数年はフロントバンパーにマウントしていました。

 昨夜のことです。玄関前で素振りをしていたDr.Kが「66の下に居た猫があわてて飛び出す時にぶつかった衝撃でカーバッジのプラスティックのクリアカバーがはずれた!」と部屋に慌てて入って来ました。恐らくですが、長年の風雨にさらされて何時外れてもおかしくない状態だったのでしょう。クリアカバー(画像左端、クリアと言っても経年変化でかなり透明度は低い)がはずれて、あらためてバッジを見てみると、中に描かれたワーゲンの青い塗装は滲んでいるし,このままではどんどん塗料が流れてタダの丸いバッジとなってしまいそうです。幸い,パーキングスペースではずれたのでクリアカバーは紛失せずに済んだのですが,さてどうやって修復するか・・・。何かいい案があったら教えて欲しいモノです。


2012初めての紅葉狩り(中津/安居渓谷)

2012-11-18 19:59:04 | Volkswagen

 週末は雨のパターンはここんとこ固定化している気がします。もちろん、ウィークデイは天気のことなどキニするほど暇ではないのですが・・・。東京ステーションホテル泊の東京出張も雨の二重橋,銀座だったし,先日の兵庫県三木市のVWイベントは終日雨降りだったし,今週も昨日の土曜日はシッカリと雨がふりましたよね。今日は久しぶりの快晴,寒い一日でした。東京では「木枯らし1号」が吹いたとか・・・。今日の日曜日は次男坊のソフトボールの試合が山間の中学校グラウンドで行われることになり例によって送迎です。この送迎をかねて時間的に30分程度の2つの渓谷に今年初めての紅葉狩りに行ってまいりました。

 紅葉狩りの観光客はそれなりに多かったですがまだまだ色づきはじめと言った感じで最高潮は今度の連休でしょうかねぇ。まずは33号線から少し入った中津渓谷です。結構毎年やってくるのですが、最高潮の紅葉まではまだまだ時間が掛かりそうです。

  

 昨日の雨で少し水量が増えたこともあり,渓谷の最奥にある滝の水量が印象的でした。マイナスイオンに溢れたシチュエーション,たまにはいいですね。往復の遊歩道のウォーキングも出来るので一石二鳥です。

 中津渓谷を後にした13:00、まだ次男坊の試合が終わる筈もなく,女房の提案もあり旧池川町にある安い渓谷まで足を伸ば浮ことにしました。こんな感じで行き違いがやっとの細い道をどんどんのぼって行きます。

 安居渓谷は標高が高いのか中津渓谷よりは色づきが進んでいる感じでした。快晴の空と色づいた山のコントラストがきれいです。オリンパスブルーですね。そしてこの橋、前も渡りましたが、高所恐怖症の管理人は足がすくみっぱなしでした。揺れるし,橋のまんなかが網状の溝の蓋になってて、谷底が見え隠れするのです。終始、遠い前方に視線をおかざるをえませんでした。

 帰りにも撮影スポットで66bugを止めながら下山しました。最後に,負け試合の次男坊を回収して帰宅いたしました。里の紅葉はまだまだこれからという感じですね。


マシュケナダといえば・・・ジョルジ・ベンですね!

2012-11-17 08:24:12 | jazz & vocal

Big Ben/Jorge Ben
(Philips PHM 200-170)

 マシュケナダといえばセルメン/ブラジル66の大ヒットで知られるラテン系楽曲の最高峰の一曲ですよね。事実自分が初めて聴いたのはこのセルメンであったし,ちょっと前のナイキのTVCMに流れて有名になったタンバトリオのバージョンでした。この2つのビッグヒットバージョンの作曲者としてクレジットされていたのが今日の主役Jorge Benです。いったいどんな奴がこのファンキーな名曲を書いたのか・・・?自分の中では、このジョルジ・ベンが一体どんなプレイやーなのか・・・?そしてベンが演っている作曲者自身のマシュケナダが聞きてぇ~なんてず~っと思いを募らせていました。あるとき国内盤CDで発売されたベンの"Samba Esquema Novo"の曲名クレジットを見てA-1"Mas Que Nada"を知った訳です。「ウ~ン,CDか・・・」と見送りつづけ「アナログに出会うまで辛抱」と心に決めました。

 そして,待つこと2年。勿論,ブラジルオリジナルのフィリップス盤が欲しかったのですが,米フィリップス盤をモノラルでゲットすることができました。タイトルこそ"Samba Esquema Novo"ではありませんが、ベンがギターを抱えた姿が何ともクールなアルバムかバーです。米盤タイトルはシンプルに”Big Ben"、“Brazil's Towering Talent"の副題が示すように、63年当時のアメリカ音楽界のブラジリアンミュージックへの傾倒ぶりが垣間みられる一枚です。驚いたのがベンのボーカルです。何とも哀愁を感じるその声質,ファルセットのように反っくり返るフレージングがとても印象的です。ファンキーなセルメン、タンバトリオもいいですが,作曲者自身の素朴ですが将来のカバー大ヒットを予感させる美メロディはブラジル好きははずせないマストリッスンのバージョンと思います。他の曲もボサ特有の美しい響きと癒しを与えてくれること間違いなしです。

 今回,ネットでBENのことをサーフィンしていたところ、こんな画像がありました。ベンのいかつい顔貌とは何ともミスマッチのVWタイプ1が印象的ですね。さすがVW、こんなところでも活躍しているんですね!