67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

雪に出会えた大晦日,お年玉つかみ取り

2010-12-31 21:02:40 | Weblog

朝起きて外にでて、びっくりの銀世界になった大晦日です。一年に雪は降っても2-3回と言う南国高知,今年は初めてこんな本格的な雪を見ました。これはシャッターチャンスと外に勇んで飛び出し危うく凍った階段で転倒しそうになりました。危ない危ない。

でもって明日の元日に備えて正月飾りも取り付けました。まあ飾り付けは毎年同じですが,寒い中,ママが中心になってやってくれたガレージドア,メールボックスの塗装とかもすませてきれいにお色直しできました。

更にはこんなところまで・・・。玄関周りのブリックが剥がれたり,割れたりしたところを丹念にセメントで固定/修繕です。 

    

夜になって,ママの弟が子供達にお年玉をやろうと現れました。ビンの中にぎっしりとはいった小銭(硬貨,勿論500円玉も入っている)を片手つかみ取りでやろうというものです。K4900円,T5300円,U6100円でした。もらったお年玉を数えながら貯金箱に入れて行く3人,これが時間がかかります。何とか大金をつかもうとする子供達,ははは、見ていてケッサクでした。

そんなこんなでソバ食って、紅白見ながら年越しです


TBMの笠井紀美子

2010-12-30 06:58:29 | jazz & vocal
Yellow Carcass In The Blue/Kimiko Kasai
(TBM 15PJ-1022 reissue)

90年台初頭だったか、以前にちょっとした日本人女性ボーカルが人気を博した時代がありましたよね。阿川泰子さんをはじめ、か細い声でジャズスタンダードを唄う彼女ら、みんな消えちまいました。ジャズ喫茶がよいを続けていた頃に聞いたスリーブラインドマイス(TBM)から出ていた女性ボーカル盤とは明らかに一線を画したファッショナブルな彼女らのステージ,音源(LP&CD)など、そうも好きになれませんでした。TBMがリリースしていた,中本,笠井,戸谷,後藤などのボーカルアルバムは気骨があってジャジーで賢明にアメリカのシンガーに迫ろうとする迫力がひしひしと伝わって来ます。

中でも笠井紀美子の"Yellow Carcass In The Blue"は峰厚介カルテットのコルトレーンマナーの演奏がブルーな雰囲気を演出してとても好きな一枚でした。久々に聴いてみると,やっぱりいい!冒頭の急速調"Alone Together"が鳴り始めると当時の記憶が甦ります。最早,笠井のライブは聴くこともできないし,彼女でら80年代後半からは時代の流れでファッショナブルに変身したし、峰自身もフュージョン系音楽に行ってしまいましたよね。

自分のはフォノグラムが出した再発盤ですが、このアルバムは初期の笠井の,いや日本のジャズボーカルを代表する名唱盤として恐らく時を越えて伝えられていって良いアルバムだと思います。

ペンタックスSPの露出計スイッチがもげたぞ!(涙)

2010-12-28 21:36:43 | フォトライフ

 

昭和の高度成長期を代表するアナログカメラ,ペンタックスSP(spotmatic)はペンタックスの一眼レフに初めて露出計を内蔵し売れに売れた名機であったと聞いています。他メーカーに比べ購入し易い値段設定も功を奏し,アマチュアカメラマンに取っては定番カメラとなった訳です。60年代好きの管理人,このSPが好きでブラックモデルとクロムモデルを所有し結構頻繁に使っていました。今日,久しぶりにマクロレンズをつかって撮影しようとフィルムを装填し被写体に向け,スイッチを入れた瞬間にボロリとスイッチのボタンがもげてしまいました。

 

上図のようにスイッチは鏡胴の根元から飛び出したピンがスイッチの裏側にネジこまれている(左が元の状態,右がスイッチボタンがもげた後の状態)のですが、外れたスウイッチをピンにねじ込もうとしてもボディにつかえてボタンが回りません。スイッチがスライドする金属板に小さなネジが打ち込まれていたのでこのネジも緩めて外してみましたがスイッチボタンのねじ込みは無理でした。結局解体して付けるしかなくなりましたが,工具はないし・・・ってことで防湿庫に逆戻りです(とほほ)。

しばらくはブラックモデル一本でいくしかないです。(涙)


とうとうガレージドアを塗りました!

2010-12-27 23:58:54 | 輸入住宅

 

築10年をまるまる過ぎてしまった我が家の北米輸入住宅。困ったことに施工業者が不景気で倒産してしまい,メインテナンスが全て自分たちに降り掛かって来ているのです。昨今、老朽化にともない補修を考えるようになると,施工業者が不在な点はいろいろ困るところが多いのです。まずはホルムズ社製のガレージドアです。10年間,吹きさらしで雨に打たれて来たベイツガで作られたドアです。塗装しようしようと思っているうちに10年が経過してしまいました。とうとう重い腰を上げたママ(我が家ではいつも彼女が動きだすのです!)この日曜日はとても寒い日でしたが、「今日の休みはガレージドアの塗装をやろう!」ということになり早速ホームセンターへ。塗料,刷毛,マスキングテープの3点セットを買いそろえ塗ってみました。塗料がなんか美味く吸い込んで行かない感じでしたが何とか半分塗り終えました。次の正月休みにもう一枚のガレージドアとウッドデッキを塗装しようと思います。それにしても冬場の作業は辛いですね。


たまたまカリフォルニアで見かけたVW(s)

2010-12-26 18:38:34 | Volkswagen

 

先日予告したようにアメリカ留学時の1992年のプリントフィルムをスキャナで取り込む作業を開始しました。UCLAに留学していましたのですがこの頃はワーゲン熱はかなり冷めており、ビートルの第2の故郷というカリフォルニアにいながらワーゲンを目にすることはほとんどなかったように記憶しています。ところが写真整理中に貴重な空冷VWが写っている写真を発見です。別にVWを写そうとカメラを構えた訳ではないと思いますが2台の空冷が写っていました。留学中、サンフランシスコに出張で出かけることがありました。定番のフィッシャーマンズワーフやアルカトラズ島なんかも訪れたのですが,サンフランシスコ近郊のカーメルの街並を写したつもりでしたが、何と白の03が写っているじゃないですか!!!?道路の右側にあるのはタイプ3(ひょっとしてカルマン)じゃないでしょうか?・・・。ご存知かも知れませんがカーメルって言うのは日本で言えば清里,当時はクリント・イーストウッド氏が市長をやっておられました。カリフォルニアにいたのですから,もう少し真剣にパーツを探しておけば良かったのにと後悔してもあとの祭りですね。(この時はVWどころじゃなかったですから)


メリークリスマス!

2010-12-25 23:30:08 | Weblog

今年はクリスマスが週末にかかって,家族やカップルで旅行とかしてるおうちもあるのでしょうね。うちは毎年同じで,ゆっくりとイブを過ごし,本日は高知市内へ年内最後?の買い物に行って来ました。それにしても寒いですね。南国土佐でも最高7℃,明日は氷点下になるらしい。KAZUさんとこからは雪便りなんてありそうな雰囲気です。

 

少しですが,67camper宅のクリスマスの様子です。玄関にはおとなしめのツリーです。Uちゃんも出て来たので,久々にCANON50Dで撮影しました。やはり画像のきれいさは内のカメラの中では群を抜いてます。車庫前にのブラケットライトにもリースがかけられています。

屋内は大きめのツリーが一本。ママが頑張って片付けたのですが,子供達の宝物(大人に取ってはどうでも良いような一品を彼らは大切にしていたりしますよね。・・・)がすてないままたくさん残っているので撮影が難しいのです。画角を気にして撮影しちゃうといろんなモノが写ってしまうのですよ・・・。

イブの夜はママとUちゃんで準備した料理をいただきました。丁度,知り合いにドロメまでいただいたので我が家に取っては超豪華な晩餐です。あっという間に平らげてしまいました。「一生懸命作ったのにもうないの・・・。」とママ。みんな元気で食欲だけはばっちりですから。最後はケーキで仕上げです。今年もオヤジの病気などいろいろありましたが,こうしてクリスマスが迎えられ,まずはめでたしめでたしです。


UCLA時代の画像のデジタル化大作戦

2010-12-23 23:56:18 | フォトライフ

ちょっとマンネリ気味,ネタ切れは否めない拙ブログですが,定期的にご訪問いただきありがとうございます。この11月、アウトドアショップ、「ミルズ」を訪問させていただき、再びアウトドアに目覚めてしまいました。というのも、管理人はもともとVANをはじめとするアイビースタイル,トラディショナルスタイルが好きで高校に通う頃にはチャンスがあればアメリカに行ってやると野望もちつづけていました。勿論,その頃はハーバードをはじめとする東海岸のアイビーリーグの8大学があこがれでありました。ところが80年代初頭,ヘビーデューティアイビー(ヘビアイ)っていうアウトドアスタイルが流行したことを覚えておられる方も多いでしょうね。この時に我が国にこのスタイルと一緒に紹介されたのがUCLA(University Of California Los Angeles)です。最初は"ウクラ”ってなんだ?!って感じでしたが,いまや知らない方はおられないですよね。1992年ここへの留学のチャンスに恵まれたことは個人的に本当にラッキーでした。

先日本棚の中をがさがさやってると2つの大きなアルバムが出て来ました。UCLAのAckerman's Student Store(ASU)で購入したアルバムです。当時は電子メールもデジタルカメラもありませんでしたので、写真は全てアナログ写真で、同僚が餞別にとくれたミノルタα90000で撮影したものです。しょうもない写真も多いですが、中にはカリフォルニアの乾いた空気とサンサンと降り注ぐ日射しが感じられる写真も結構あったりで面白いです。しかしアルバムは画像のようにボロボロです。これでは散逸も目に見えてますので、このアナログ写真をお正月休み(あまりないけど)の間にデジタル化してやろうともくろんでます。約20年前のLAライフ,いま覗いてみると結構楽しいものですね。デジタル化したらまたブログネタにも使えそうですし・・・。

 


CROSS BALLPOINT PEN "AVENTURA"

2010-12-22 20:47:24 | Weblog

巷はクリスマス,みんなプレゼントを買いに行ったりで地元のショッピングセンターは大賑わいです。明日も日直の自分はそう言うところとも縁がない生活ですね。先週末,出入りしていた業者の方で東京に転勤になったHさんが職場を訪ねてくれました。これプレゼントってことでいただいたのがCROSSのBALL POINT PENです。仕事柄,筆記用具は必需品で大好きなのですが,自分で購入することはほとんどありません。今回もらったこのCROSS、なかなか良い書き味で長くつきあえそうです。

CROSSは説明するまでもないかも知れませんがアメリカで最古の筆記用具メーカーなんだそうです。そして,このモデル,アヴェンチュラ(AVENTURA)というモデルで新しいベーシックラインなのだそうです。という訳で,Hさん、ありがとうございました。良いクリスマスをお迎えください。


前衛ポール・ブレイのオーソドックスな演奏

2010-12-21 23:59:20 | jazz & vocal
Topsy/Paul Bley
(EmArcy MG36092, jp reissue)

カナダ出身のピアニストと言えば,真っ先にあがるのがオスカー・ピーターソンですが,前衛派として知られるポール・ブレイも忘れることができないピアニストではないでしょうか?個人的には長年ジャズを聴いていながら,前衛的なプレイヤーの演奏には未だに少なからずアレルギー反応を生じてしまう自分がいる訳です。元ワイフのカーラ・ブレイもかなり前衛的ですが、結婚前のプレイでは時にオーソドックスなプレイをして自分らのようなメインストーリムジャズファンを刺激してくれます。本日はデビュー盤に続く2枚目でエマーシーに録音されたアルバムをアプいたします。

54年NYでの録音で、メンバーはBley(p), Percy Heath, Peter Ind(b), Alan Levitt(ds)です。フォーマットはピアニストのプレイを最大限にいかしたトリオスタイルです。A-1の”Topsy”から溌剌とした明快なピアノを聴かしてくれます。同じ白人のハンプトン・ホーズを彷彿させるプレイが素晴らしいですね。この盤の邦題にもなった名演ですね。他にもA面では"That old Feeling", "There Will Never Be Another You"、B面では“My Old Flame", "This Can't Be Love", "My One And Only Love"などブレイの晩年の前衛スタイルを知るファンには極めて興味深い選曲です。ライナーノートにあるようにこの時期のブレイがパウエル/モンクに影響されているのはわかりますが,元々はバイブラフォンのミルト・ジャクソンのピアノに影響されていると言うのが面白いですね。確かにミルトのオリジナル"Autumn Breeze"をとりあげたりしていますが,ミルトのピアノって・・・?と思ってしまうのは自分だけでしょうかねぇ???

所有盤は日本フォノグラムがリリースした国内再発盤ですが,ジャケのコーティングも施してあり、なかなか良く出来た再発盤です。メインストーリムのブレイもなかなかのものですね。

ウェスのbass guitarってどんなギターなのでしょう?

2010-12-19 23:58:07 | jazz & vocal
Movin' Along/Wes Montgomery
(Riverside RLP342 OJC reissue)

チャーリー・クリスチャン以来のジャズギターのセンセーションはやはり50年代末から60年にかけてのウェスの出現でしょうね。子だくさん(6人)のことも原因し故郷インディアナポリスに長らくとどまっていたところをキャノンボールが発掘したことは有名な話しですよね。

本日のアップはincredible jazz guitarに次ぐリバーサイドの第3弾です。恐らくIncredible~のリリースでジャズファン,プレイヤーを震撼させてしまったあとのアルバムですが出来上がりは結構地味な印象です。キャノンボールのバンドのリズムセクション{Victor Feldman(p), Sam Jones(b), Louis Hayes(ds)}をそのまま拝借しテキサス出身の若手リード奏者James Clay(ts, fl)を加えたメンバーです。ここではウェスはbass guitarを3曲(A-2:Tune Up, A-4:Sandu, B-1:Body And Soul)で披露しているのですが、果たしてどんな楽器なのでしょう?BassにはSam Jonesがいますし,どう聴いても通常のBass Guitarではないように聞こえるのですが・・・。情報があったら教えてくださいね!

所有盤は,一時『何でも聴いてやれ!』式に購入したOJC盤です。あまり話題に上るアルバムではないですが赤いカバーが印象的な一枚です。