67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

1年間お世話になりました。最後はマイルスで締めますね!

2009-12-31 13:59:03 | jazz & vocal
1958MILES/Miles Davis
(CBSソニー、20AP1401)


 2005年6月から始めたブログ、約4年半にわたりジャズとボーカルのアルバムをアップしてきました。JAZZ&VOCALのカウンターを見ると記事数1100超となっており、1ログ1枚と言う単純計算をしてみるとコレクションの1/5~1/6をアップしたことになります。同じようなアルバムが多くコレクションされているので話題性には乏しくなるのは否めません。さて、今年最後のジャズLPは日本製作のマイルスのオムニバス盤です。発売当時をリアルタイムで知っている数少ないアルバムなのですが、当時新潟ジャズフラッシュでさんざん聴いた一枚でもありますよね。

 タイトル通りの絶頂期(1958年)のクインテット、セクステットの演奏がおさめられています。セクステットはMiles, Coltrane, Cannonball, Evans, Chambers, Cobbで"On Green Dolphin Street", "Fran Dance", "Love For Sale"の3曲、クインテットは上記メンバーからCannonballが抜けたセットで"Stella By Starlight"、そして所謂オリジナル5とも言うべきMiles, Coltrane, Garland, Chambers, Philly Joによるマクリーンの"Little Melonae"が収録されています。演奏内容に付いては皆さんご存知のとおり、バラード曲とも言うべきスタンダード曲でのイマジネーション溢れるマイルスのミュートがすばらしくいいですし、続くコルトレーンの硬質のテナーがうねりキャノンボールが鳴らしきるスタイルで応戦するサックス陣とのコントラストが絶妙です。端正に聴かせるエヴァンスのソロ、フロント陣の後ろで入れるコンピングなど58年当時にこんな演奏を聴かせるバンドはやはりこのバンドしかなかったろうな想像させる完成度です。

 所有盤はCBSソニーの2000円盤です。以前に国内盤で出た“クインテット&セクステット”、米盤”ジャズトラック”、”ベイシックマイルス”にも収録された演奏なのでオリジナルとは言い難いですよね。池田満寿夫氏のカバーに付いては賛否が別れるところですが、いかにも日本制作という雰囲気が今となってはアクセントですね。

 最後に今年一年、訪問していただいた方、コメントを残してくださった常連さん、本当にありがとうございました。アクセス数も1日500IP前後と増えて管理人もとても嬉しく思っています。来年も宜しくお願いたします。

VWの正月飾り

2009-12-31 05:46:51 | Volkswagen
 昨日は仕事納めの日。何となく忙しく過ごしました。帰宅する前には、「一年間いろいろありがとうございました。」の挨拶が飛び交いますね。とは言っても明日も午前中は仕事、完全にオフになるのは元旦と2日だけです。夕方帰宅すると、女房がせっせと正月飾りを作っていました。女房によると正月飾りの取り付けは31日は一日飾りになるとのことで忌み嫌っています。自分の守備範囲は、3台のワーゲンの飾り付けだけですがとにかく寒いです。明日から超寒くなるという予報です。今年は結構寒い日が多いですね。真っ暗になると何にも見えません。コールマンのランタンを点灯し寒風をついて3台のワーゲンにしめ飾りを付けてあげました。





 これで来年も安全に走れますね。もう車を所有してからずっと続けている慣習です。女房によると「これも大変なのよ。結構高いし・・・」と。自分としては毎年やっているのでやめることができません。

 これで、とりあえず年が超せますね。

ナショナルのストロボPE-203

2009-12-30 06:39:01 | フォトライフ
 自分の職場は今日が仕事納めです。今年は31日~3日が週末ですのであまり普段のウィークエンドと変わったことはありません。例年になく寒い日が続きますよね。天気予報は日本海側ではおおむね雪ですし大変ですね。今年、新たに始めた銀塩カメラが面白くてたまりません。ほとんどガラクタの寄せ集めで撮影してもデジカメの写真に比べてソフトな写真が撮れるのがうれしいですよね。

 問題は室内や夜間の遅いシャッタースピードにどう対応するかです。となるとストロボしかありません。ガイドナンバー20のクラシックなストロボを入手しました。「♪明るいナショナル、皆のナショナル♪」の曲で有名なナショナル(Panasonicではない!!!)のストロボPE-203です。簡単なストロボでヘッドの角度が変えられませんのでバウンス撮影には厳しいですが、オリンパスにもペンタックスにもシンクロケーブルで接続できます。レトロな雰囲気がいいでしょ!ブラックボディのペンタックスSPに搭載したのが上の画像です。



 夜間に撮影してみましたがストロボの威力は流石です。陰影を生かしたフラッシュなしでの遅いシャッタースピードの撮影が好きですが、確実に暗いところで結果を出すには必須ですね。

来年はこれを頑張ってみたい!

2009-12-29 05:15:52 | アコギ
 いよいよ押し詰まって来ましたね。昨日は、最後の忘年会があり、やっと新しい年を迎えるために一年を振り返ったり、来年の目標などを落ち着いて考えられるようになって来ました。12月のはじめに、ちょっとした会をしたときにそこのマスターがすすめてくれたのがこれです。沖縄フォークミュージックを奏でるには必須とも言える「三線」です。すすめてくれたお店に頼んで購入していただいたシロモノです。あの独特のサウンドが手許にやって来ました。ハードケース付きで¥20000!自分へのクリスマスプレゼントです。



 とは言ってもシングルトーン中心のこの楽器も奥が深くて、それなりに弾きこなすにはかなり時間が掛かりそうです。何と言っても難関はこの譜面です。縦書き、漢字表記でなんのこっちゃという感じです。年明けから真剣に取り組みたいと思っています。わが町にも社会人の三線チームがありますので参加して教えてもらうのが一番てっとり早いですが、時間があわなければ独学しかありません。ネットを参考にやれば何とか物にならないかなぁ・・・なんて考えています。

 いずれにしろ、しばらくこれで遊べそうですね。

ペッパーはやっぱりアルトだ!

2009-12-28 06:01:24 | jazz & vocal

Gettin Together/Art Pepper
(Contemporary LAX3017 Jp.reissue)

 アルトサックスでは至宝パーカーのスタイルを踏襲した様々なプレイヤーが白人にも多くのスタイリストを生んでいます。コニッツ、デスモンド、ペッパー、ウッズなどが人気の高いプレイヤーでしょうが中でも巷で最も評価されているのがアートペッパーだと思います。個人的には、マイルスのリズムセクション(ガーランド/チェンバース/フィリジョー)を使った"Meets The Rhythm Section"が最高と思っていますが、やや後期のリズムセクション(ケリー/チェンバース/コブ)と共演した"Gettin' Together"もジャズファン必聴の一枚であろうと思います。本日のアップはこの"Gettin' Together"です。

 "Meets The Rhythm Section"との決定的な違いはフロントにコンテ・カンドリのラッパが入った五重奏団であることとペッパーがテナーサックスにも手を出している点です。こんなところから焦点が散漫となり、"Meets The Rhythm Section"の二番煎じとなってしまったところは否めないでしょう。アルト一本に絞りワンホーンで勝負したら、おそらくは"Meets The Rhythm Section"と向こうを張る名作になったに違いないのだが・・・。ペッパーも好調だし、アルトで奏でるA-3のプレヴィンのバラード"Why Are You Afraid?"等は最もペッパーらしい演奏ですよね。 ケリー以下のトリオはマイルスのリズムセクションでもありますが、ご存知のようにトリオ単体で素晴らしいピアノトリオアルバムを作りだしたユニットですよね。ケリーのファンキー節やチェンバース得意のアルコも聴かれ流石としか言いようがないでしょう。テナーも悪くはないですが、ペッパーはやっぱアルトですね。

 所有盤はペッパーの中では"Meets The Rhythm Section"に次いで購入したキングの廉価盤ですが、カバーの作り、サウンドとも申し分ないですね!前回のレッド・ミッチェル・カルテットに続いてコンテンポラリー、録音はロイ・デュナンですよね。

ペンFシリーズの望遠レンズ

2009-12-27 06:26:33 | フォトライフ
 手持ちの銀塩カメラの中では個人的にはペンタックスの充実度が群を抜いています。というのも本体がSV、SP(クロムとブラック)とあり、豊富なレンズ群に支えられ描写を楽しむには最高です。しかし最もスタイリッシュなのは、やはり日本が生んだハーフの名機オリンパスペン、それも一眼のFシリーズです。先日は20mm広角レンズをアップしましたが今回は望遠系、それもズームレンズです。デジタルではお馴染みのズームレンズですが、60年代と言うかなり前からオリンパスではこのようなズームレンズが作られているのです。50mm~90mmという標準から中望遠の焦点距離ですが、これがポートレイトの撮影に結構役にたちます。ご存知のとおりでペンF系の中望遠レンズはとても高価で手に入りません。単焦点がやはり欲しいところでですが、百歩譲ってこのズームレンズにしました。



 いままでデジイチでは自分が動かないでズーム機構をつかって捉える被写体の大きさ(画面での配分)だけを考えてシャッターを切って来ましたが、単焦点の知識が加わると撮影は途端に面白くなりますね。ますます嵌ってしまいますね。まだまだ未熟ですがポートレートの焦点距離でとった写真が上の画像です。やはり意図してシャッターを切ると楽しさ倍増です。

このロイ・デュナンの録音が好きなんだよね!

2009-12-26 19:08:20 | jazz & vocal
Red Mitchell Quartet/Red Mitchell
(Contemporary GXC3185 Jp.reissue)

 ベーシストのリーダーアルバムというのは概してそんなに多いものではない弟すよね。ビッグネームのミンガスぐらいになれば結構多くのアルバムがありますが、瑞々しいピチカートが録音されている物は意外と少ないですよね。ポール・チェンバース等でも同じで、RVG録音でもタイトな感じはあまり感じられませんよね。自分がベースの録音で好きなのは本日アップのコンテンポラリーのレッド・ミッチェル盤です。メインのミッチェルのベースがとてもタイトに収録されており高音域のピチカートでは特に瑞々しい感じがします。コンテンポラリーと言えばロイ・デュナンの録音な訳ですが、総じて出来のいい録音が多いこのレーベルの諸作の中でも個人的には出色の録音であろうと思います。本日はこのレッド・ミッチェル・カルテットです。

 メンバーはJames Clay(ts, fl), Lorraine Geller(p),Billy Higgins(ds)にリーダー、Red Mitchell(b)が加わった四重奏団です。クレイのサックス、ロレインの明快なタッチのピアノ、そして新進気鋭のヒギンズのドラムとどれをとっても申し分のないサウンドで収録されており、A-1パーカーチューンの"Scrapple From The apple"からリスナーはグッと引きつけられる筈です。B-1のロリンズ作の"Paul's Pal"でもクレイのフルートのバックで力強いウォーキングベースを聴かせてくれるミッチェルが圧倒的ですね。ゲラーのピアノもいい出来でもっとたくさんの録音を聴いてみたいと思わせる好演ですね。B-2の"Sandu"やB-3の"Cheek To Cheek"でのクレイの豪快なテナーも聴きものですね。

 所有盤はキングがリリースした1500円の廉価盤ですが、これでこの録音ですからオリジナルはさぞかしと期待を膨らませる(もちろん未聴です)一枚ですね。

自宅でクリスマス

2009-12-25 05:47:59 | Weblog
メリークリスマス!!! 小学生は今日が終業式、中学生は既に休みに入っています。中学生の長男は、24日昼間に女房の指示のもと、玄関~アプローチ~門扉まできっちり掃除をしたそうです。めずらしい。滅多に働かないのに・・・。

仕事を終って帰って来ると、もう食事の準備も完璧に出来ていました。いつもは簡素な食卓も、今日は比較的豪華です。いつものメニューですが皆良く食べます。終って、流しにおいた食器類の多さに女房が辟易していたのが印象的でした。いつもすみません。



 クリスマスケーキは末っ子のUチャンとママで昼間に作ったらしい。左のチョコレートケーキは何とワーゲンマーク、結局全部これになってしまいます。ということで何となく過ぎ去って行ったイブでした。クリスマスプレゼントは何も準備できておらず、今週末にでも揃えようかと思います。年賀状も書かなきゃなぁ・・・。そしてすぐ正月、長男、女房の誕生日とイベントが連続します。

眺めて楽しむクリスマスアルバム

2009-12-24 00:02:24 | jazz & vocal

Happy Holidays from Many Lands/The Mastersounds
(World Pacific WP-1280)


 今日はクリスマスイブですね。ジャズ関係のブログでは、この時期になるとクリスマスアルバムが花盛りという季節です。当ブログでは2007年のホリデイシーズンにありったけのアルバムをアップした関係でもう何もでない状況でした。その2007年のホリデイシーズンにジャズのオリジナル盤コレクターとしてこの世界ではちょっと有名なNOTさんがアップしていたマスターサウンズの"Happy Holidays From Many Lands"と言うアルバムがあるのですが、彼のその時のログを見ると何処のweb, blogでも見たことがないと言うレア盤らしいです。このときの彼のアップに刺激され、いつかは入手したいものだと言う思いにかられたものでした。音的には面白くないようですが、なにぶんこの小粋なカバーには魅せられた記憶があります。

 演奏ははっきり言って面白くないです。各国のクリスマス曲をバディとモンク・モンゴメリーを中心としたMastersoundsが可もなく不可もなく淡々と演奏する盤です。B面にあるアメリカのクリスマスソングのメドレイが目玉でしょうが、それ以上の期待は抱かないように!とはいえこの粋なカバーには完全脱帽です。見て楽しむクリスマスアルバムの代表ですね。

 所有盤はワールドパシフィックのブラックラベルのモノラル盤です。溝もしっかりあって恐らくオリジナルだろうと信じています。1/年でもいいから取り出して眺めてみたいアルバムです。

年末に施錠出来ないなんて・・・

2009-12-23 22:00:41 | 輸入住宅
 輸入住宅って言うのは最近は流行らないのですが、一世を風靡したシロモノです。我が家も築10年になりますが、付いている玄関へのキーがとっても重くなっていました。1週間ほど前、女房がキーで屋内に入ろうと回した瞬間にシリンダーが飛び出して来たと言います。中からは施錠できるのですが、外からキーで解錠することができなくなっておりました。この年の瀬に困ったものです。輸入住宅を販売した会社は殆どが倒産し現在保証も受けられないお宅も多いのでは?我が家も築2年目に入ったところで施工業者は倒産、設計会社の三井物産インターナショナルハウジングが社内で編成替えがありこのセクションがなくなり八方塞がりになっています。はっきり言って困りますよねぇ・・・。修理は自力でいくしかありません。アメリカから来た錠前を扱える店は高知に数えるほど、やっと高知キーサービスが本日、休日にも拘らず修理に出向いてくれました。



 シリンダー交換でスムーズに施錠/解錠が可能になりホッとしています。キーシリンダーを含めアメリカ製はごついのですが遊びも大きく日本製のような精度の高さは全くありません。なんとか以前付けていたシリンダーのシェルは使用できましたので、そこだけ金ピカは避けることができたのが唯一の救いです。ドア落ちにも対応していただきありがとうございました。やれやれ。