67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

Beetle vs Bug

2013-07-27 14:21:46 | Volkswagen

 3台の空冷、どうやって乗っても暑いですね。なにせ外気が体温を越える温度な訳ですから、三角窓も威力なしです。入って来る風は熱風です。まるでマフラーの排気ガスを取り込んでいるようで,息苦しささえ感じますよね。朝のうちに,ウォーキングに出かけるのですが、この時はおそらく30度前後でしょうか?特に,ウォーキングルートにあるトンネル内は清涼感さえ感じますよね。あたりで夜間もライトが灯っているのはこのトンネルぐらい。朝早くに歩いていると,意外な珍客に出くわします。今回は雄のカブトムシ(Beetle)が歩道に仰向けになっていました。死にかかり?なんて思いながら手を出すと動き出したので,我が家に連れ帰ってきました。昔なら,自宅にはゼリー状のカブトムシのえさを常備していたのですが,さすがに子供も大きくなってそんなものはもはやありません。女房が準備した蜂蜜つきの茄子をいれた虫かごに収納です。折角ですので,うちのカブトムシ(66bug)と一緒に撮影してみました。VWは確かにカブトムシに似てますが,さすがに角はありません。背中の微妙なラインがカブトムシたる所以なのでしょうね!


今日は渋いスウィングアルバムを一枚・・・

2013-07-17 15:03:31 | jazz & vocal

Swing Softly Sweet Sampson/Edgar Sampson
(Coral CRL 57049)

 何だスィングか~?おもしろくねえな。久々の更新がこれかよ!と思った方はここから先は無視してくださいね。Edgar Sampsonの名前を知っておられる方は相当なジャズ通と推察いたします。この名前は知らずとも"Stompin' At The Savoy"や"Don't Be That Way", "Lullaby In Rhythm", "Blue Lou"なんて曲は皆さん御馴染みの曲ですよね。これって誰の曲,なんて思ったことがありますか?手持ちのこれらの曲のクレジットを見ていただくと,Edgar Sampsonの名前が目に飛び込んで来る筈です。サンプソンはサックス奏者でもありますが,composer & arrangerとしてフリーランスで活躍したジャズメンの一人で,スィングエラの影の仕掛人とも言える重要人物です。本日のアップは,彼の唯一のリーダーアルバムです。余り見かけない一枚と思いますが,SJ社の74年版「幻の名盤読本」にも取り上げられた貴重な一枚です。

 サンプソンはプレイヤーとしての参加はありませんが,脇を固めるプレイヤーが本当に渋いです。Charlie Shavers, Jimmy Nottingham(tp), Tylee Glenn, Lou McGarity(tb), Milt Yaner, Hymie Schertzer(as), Boomie Richman, George Berg(ts), Lou Stein(p), Allen Hanlon(g), Berverly Peer(b), Terry Snyder(ds)、これで皆ではないかもしれないですが,玄人好みの名手が多いですよね。個人的にはB面が最高です。特に"Blue Lou"と"Don't Be That Way"の明るいスウィング感はいつ聴いてもウキウキしてしまいます。本当に良い曲,良いアレンジ,良い演奏という3拍子揃うとは,まさにこんな演奏なのかもしれませんね。

 所有盤はコーラルのバーガンディラベル,もちろんモノラルオリジナル盤です。落とすと割れてしまいそうな瓦せんべいのような硬質な盤です。コーラル盤って、こんな材質の違いを感じるのですが,皆さんどうですか?


額縁ジャケのニュージャズのラティーフ

2013-07-10 19:34:16 | jazz & vocal

Into Something/Yusef Lateef
(New Jazz NJLP8272)

 プレステッジ最初の傍系レーベル、ニュージャズは最初は本家の非発表録音をリリースする格好で発足したレーベルですが,ドルフィをはじめとした新しい感覚のジャズを精力的にリリースしたと言う点ではとても重要です。本日アップの,ユセフ・ラティーフ盤もそうですが,マイナーなプレイヤーの録音も多く,白い背景にモノクロ写真を中央下部に配したジャケットデザインが十八番です。ジャズ批評のプレステッジブックとかを参照していただくと8263のマクリーンから8274のディジー・リースまで同じタイプのジャケが続くことに気付かれると思います。このラティーフ盤もこの一連の流れの中でリリースされたものです。

 メンバーはYusef Lateef(ts, fl, oboe), Barry Harris(p), Herman Wright(b), Elvin Jones(ds)のワンホーンカルテットです。例によってラティーフは曲によって楽器を換えながらプレイして行きます。A-1のoboeによるブルース”Rasheed"は息子に捧げたブルースです。こういう曲でのハリスのプレイは最高にブルージーですよね。テナーでプレイするA-2"When You're Smiling", A-4"You've Changed", フルートで勝負するB-1"I'll Remember April"のスタンダードの解釈にもマルチプレイヤーならではの卓越した技量を感じますね。ハリスは終始リリカルにプレイしていますし,「四月の想い出」でのエルビンのラテンリズムのドラミングも捨て難くなかなか聴きどころが多い一枚だと言えるのではないでしょうか?

 所有盤はパーブルレーベル,両溝のニュージャズ、モノラルオリジナル盤です。


1/1、1/25、1/87

2013-07-07 18:52:14 | Volkswagen

 次男坊でプラモ好きのDR.Kは学習机とプラモ作業用のデスクを持つ猛者です。ちっちゃい頃からワーゲンイベントに連れ回したおかげで,自分のVW病の我が家での唯一の理解者なのです。彼が渾身の力作としてTAMIYA製の66bugができたので、一緒に画像を撮ろうというので撮影してみました。1/1のフロントフェンダーに乗っかっているのが,1/25、DR.K作のTAMIYAのプラモです。そしてこの脇に居るのが有名なBREKINAの66bug, 1/87です。最近,ワーゲンネタもないのでこれでお茶を濁しておきます。


梅雨明け間近,モカシンの季節がやって来た!

2013-07-06 16:41:21 | ファッション

 西日本は雨模様から一転,昨日から蒸し暑い陽気です。この分だとこのまま梅雨明け?なんて思える天気です。

 今日は久々にシューズの話しです。それも,モカシンの話しをしましょう。自分がモカシンと言う名前を初めて知ったのはおそらく高校時代,70年代中期の頃だったと思います。初めて購入したのは日本の雄,リーガル社の白のインディアンモカシンでした。そして、高知の田舎にもトップサイダーが入って来て,スペリーソールを採用した白のキャンバスのデッキシューズと革製のモカシンはトップセラーとして君臨した銘品でした。それからもこのタイプはラルフローレン,コールハーン,LLビーンなどなど・・・いくつ買ったのか憶えていません。夏は素足で、ショートパンツにコーディネイトするには最高のアイテムですよね。

 そして2013年,リーガルのモカシンからは40年近くになるかも知れませんが手許に来たのが、米国ウィスコンシンのラッセルモカシンのキャンプモカシンとフランスの雄,パラブーツのBARTHです。ラッセルは今年の春に購入,既にヘビーローテーションで「はきつぶし」の予感が見え隠れするもので,併用を考慮してパラブーツの"BARTH"を購入してみました。シューズ好きの方には,今や鉄板ブランドですよね。フランス海軍御用達の自社生産のマリンソールは耐久性にすぐれ、デッキ上でも滑りにくい設計になっています。サイドの緑のタグも小さな主張ですが,ソールのサイドにも自社生産を主張する型押しでParabootと入っている所が良いですね。

 いずれも,サイズは大きめの作りですのでローファーよりワンサイズ下でOKな感じです。自分の場合,コールハーンやBASSでUS8.5ですがラッセルはUS8でOKですし、パラブーツもUK7.5でジャストでした。購入を考えている方の参考になればと思います。今年の夏はこの2足で決まりです!


リバーサイドのズートはこれしかないですよね!

2013-07-04 22:28:46 | jazz & vocal

Zoot!/Zoot Sims
(Riverside RLP12-228, jp reissue)

 ブルーノート,プレステッジと並ぶモダンジャズ3大レーベルに数えられるリバーサイドというレーベルの初期にはこんな西海岸的なアルバムが録音されているのが興味深いですよね。ズートの録音は,50年代中期には確かにリバーサイド、プレステッジ,BNに一枚づつリーダーアルバムがありますが、レーベルを固定せずにいろんなレーベルにバラバラとリーダーアルバムが分散しているのが特徴かも知れませんね。本日は,ズートとしては余り話題にのぼることのないリバーサイド盤です。

 録音は56年,メンバーはNick Travis(tp), Zoot Sims(as, ts), George Handy(arr, p), Wilbur Ware(b), Osie Johnson(ds)のクインテットです。全7曲,ズートは2曲でアルトサックスを吹きますが,元々,ズートはテナーがメインでマリガンのバンドに入った頃からアルトを吹き出すようになったと言います。個人的にはウォームなサウンドとスィンガーでは抜群のドライブ感を示しバラードではしっとりとした甘いプレイが特徴のテナーが好きですね。良く知られたスタンダードが連続するB面の"Fools Rush In", "Osmosis", "Taking A Chance On Love"の下りが良いですね。Travisのラッパも頑張っていますよね。やはり,Zoot, 駄作はないですね。

 所有盤はビクターが出した国内盤再発です。ズートのアップを捉えたジャケ写がいいですね。パプロじゃ、こうはいかんでしょ!