Cal Tjader - Stan Getz Sextet
(Fantasy 3266)
(Fantasy 3266)
Cal Tjaderはウエストコースト系のヴァイブ奏者で、結構古いプレイヤーなのですが日本ではunderatedなミュージシャンの一人と思います。多分、 得意のラテンフレイバーのアルバム作りが災いしているのかもしれません。このアルバムではtenorの大御所スタン・ゲッツとの快適な共演を聴くことがで きます。58年の録音でしょうか?このごろのゲッツの演奏はパーフェクトですね。独特の音色、スムーズフレージングでだいすきです。セクステットの演奏で ギターのEddie Duran,ピアノのVince Guaraldiに加え、エバンストリオに参加前のラファロのベースと若き日のビリーヒギンスのドラムの編成です。バックの手堅いサポートで、A- 3"Ginza", B-1"Crow's Nest"でのスィンギーな演奏がいいですね。Crow's Nestでのラファロのfine soloもききものです。
このごろは結構カラードビニルがありましたね。Fantasyではこのアルバムのような赤盤、青盤(といっても紺ですが)が見られます。お そらくオリジナルですが、結構カバーは痛んでいて、water damege, sticker residueつきです。
ゲッツ好きはぜひ所有したいアルバムではないでしょうか・・・