9/26(月)
別府温泉宿の早朝5時半、温泉に浸かりに行き内風呂から露天風呂へ。
外に出てみると、ばしゃばしゃとすごい土砂降りの雨~
屋根のかかっている露天風呂に入りながら、二日目はどうなるのかと不安がよぎる。
この後屋上の空の湯に行こうと思っていたけど、屋根が無いのであきらめる。
昨夜夜景を眺めながら空の湯にも入って居て良かった~
朝食後出発前に鬼山地獄に行ってみる。
宿の傘を借りたけど、心配していた雨は上がり傘なしでOK。
ただしすごい霧だ!
源泉の湧きだしている湯は煮立っているごぼごぼと音がして怖い。
これだけ湯煙が上がっているのは99.9℃以上ある証拠なんだって。
この鬼山地獄では、鰐が沢山飼われていた。
70頭位いるんですって、恐々檻を覗いて歩く。
暖かいところが好きな鰐は、この温泉の湯を利用して冬も暖かく過ごせるありがたい環境。
すごく怖い位の濃霧なので、ゆっくり9時ごろ出発する。
別府ICから高速道へ。
車が空いているからいいようなものの、目茶苦茶視界が悪い高速道。
1時間ほど走り高速道を降りる頃、ようやく霧が晴れてきた。
臼杵ICで降り岡城跡に行く前に、臼杵市の石仏群を見に寄る。
「臼杵石仏」は凝灰岩の岸壁に刻まれた磨崖仏群で60余体あるそうです。
山の中に何か所か纏まって彫られている石仏群は国宝に指定されている。
立派なお堂が建てられてあり、予想していた磨崖仏と全く違っていて見ごたえあり。
木立の中の階段を上るので蒸し蒸しと汗ばんでくる。
平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたと言われています。
さらりと見に立ち寄ったつもりが、資料館もありたっぷりと1時間はかかる。
途中道の駅に寄り軽くランチへ。
私はお蕎麦、お豆腐屋さんだと言うけど思いがけなく美味しい蕎麦で大当たり!
大分県は鶏のから揚げが有名らしく、あちこちでから揚げの専門店を見かける。
夫はその鳥から揚げ定食を、思っていたより軽くて柔らかく美味しいから揚げでした。
お腹がいっぱいになり「原尻の滝」へ。
朝の土砂降りが信じられないくらい好天し、青空が出てくると暑い。
吊り橋の正面からみた原尻の滝。
幅120m、高さ20m。田園に囲まれた平地に突如滝が現れるのでびっくりする。
「東洋のナイアガラ」と呼ばれているとか。
晴れると真夏日なので暑いけど、暑くても青空が嬉しい。
原尻の滝から車で走ること10分ほどで、楽しみにしていた竹田の岡城へ。
駐車場から見上げると、城跡の石垣が現れていた。
あの上まで坂道を上がっていく。
大手門の石垣。
駐車場わきの茶店で杖を借りて登って行く。
天守閣はなく城跡だけでも、すごく広くて歩きごたえあり。
文治元年(1185年)源頼朝と仲違いをしている義経を迎え入れるために築城したと伝えられる説あり。
文禄3年(1594年)岡藩主中川氏の居城となる。
本丸、二の丸、三の丸、西の丸や屋敷跡で広大な城郭だったことが窺い知れる。
明治になり廃藩置県により、中川氏は東京へ移住。
大分県による入札・払下げですべてが取り壊される。
滝廉太郎の像は二の丸跡地に建てられていた。
廉太郎は少年時代を竹田で過ごし、荒れ果てた岡城に登って遊んでいたらしい。
その岡城を題材に「荒城の月」が作曲された。
一番高い位置まで登ったところが本丸跡地。
すごく広くて野球やサッカーが出来そう。
本丸跡の石垣から下を覗いてみる~
かなり下に道路が見える。
本丸跡地の隅に荒城の月の歌詞の碑あり、土井晩翠の詩でしたネ。
また駐車場まで下り、2日目の宿由布院を目指す。
やっぱり高千穂峡まで行くのはとても無理、また次の機会にしよう。
天気良し道路は空いていて黒いレンタカーはすいすい走る。
ススキと山が綺麗なので、車を降りて写真を写す。
由布院手前の九重大吊り橋に寄る。
前回来た時は2008年の12/2で人出が多くごった返していた。
今回は駐車場に車が少なく寂しいほど、やはり4月の地震以来観光客が戻っていない印象。
日本人よりアジア系の外国人ばかり多いのが気になる。
女滝に虹がかかっていた。
水量が多いのは男滝。
二日目の観光をすべて終えて由布院の宿へ~
今回は由布院の街並みから外れた静かな宿を予約済み。
宿到着は夕方5時、チェックインの手続きをしながら抹茶をいただく。
心遣いが嬉しいお宿、由布岳が目の前で嬉しいな。
山頂に雲がかかってきた~
夕食前に温泉へ~ ユニークなお猿さんと一緒に温泉に入る。
あら嬉しい~ 全く誰も入って居ないので、念のため持っていたスマホで写す。
温泉に浸かりながら由布岳を眺められる配置、でも益々雲が垂れ込めてきた・・・
さっぱり汗を流して夕食、お宿が良いとお食事も美味しいのが嬉しい。
地ビールのゆふいんビールを自分へのご褒美に、二日目もよく歩き15148歩でした。
もう一度ゆっくり温泉に入り直し、翌日の観光コースを検討する。
3日目は日田へ行こう~