箱根温泉旅行の3日目は宿から近くの岡田美術館へ行く予定です。
早朝目覚めてまず温泉に浸かり、荷物整理してチェックアウトの準備を整え~
朝食は2名が和食膳を選びました。
昨日の洋食が美味しかったからと、1名は洋食に変更するも快く応じて下さいました。
9時半ごろチェックアウトして、スーツケースはキャリーサービスを利用。
お宿から送り箱根湯本駅で受け取るようにしました。 便利ですね。
温泉はお肌に優しく夕食も朝食も美味しく2晩楽しく過ごせました。
「金型はこね荘」お気に入りのお宿です。
また来ようね~ お世話になりました。
新緑のトンネルの中を徐々に上っていきます。
身軽になったので気持ち良い散策です。
岡田美術館の手前にある蓬莱園に寄っていきましょう。
ツツジの名所として有名な蓬莱園、広さは約5000坪と言われています。
残念なことにツツジはすっかりお役目を果たし終えていました。
例年ならきっと咲いていたのでしょう。
静けさと広々としたお庭の新緑だけは私たち3人で独占で誰一人いませんでした。
蓬莱橋を渡るとホテル小涌園の庭園に繋がっています。
ホテルの宿泊客以外はこの先には入れません。
勾配を登っていくと少しだけツツジが咲き残っていました。
山道を登りきると国道1号線に出て、目の前が三河屋旅館でその隣が岡田美術館です。
蓬莱園内は無料で公開されています。
お宿からゆっくり歩いて15分位だったでしょうか。
蓬莱園にちょっと寄り道? 近道だったかもしれません。
去年の秋に夫と歌麿の浮世絵の大作を見に来て以来の来館です。
箱根に来る前に事前にネットで岡田美術館の情報を調べると、田中一村の絵画の特集を初公開していました。
生誕110年になります。
奄美大島を愛した日本画家田中一村、亜熱帯のエキゾチックな奄美を題材にした絵画を見たい。
花友は気に入ると思うけどどうかな?
意見を聞くと見たいと大賛成でした。 良かった~
パンフレットの表紙になっている「白花と赤翡翠(はっかとあかしょうびん)」
白い花はエンゼルトランペットです。
すごく素敵でした。
奄美の海の魚たち「熱帯魚三種」
垂れ下がっている白い花が際立って見えました。
紫陽花と花しょうぶはそれぞれ色紙に描かれています。
この他に滝の墨絵が展示されています。
岡田美術館の収蔵の5点は会期中ずっと展示されています。
一番見たかった「アダンの海辺」は個人収蔵なので8/24~9/24までの展示です。
すごく残念でした!
他に伊藤若冲や東山魁夷の作品も展示されています。
歌麿の三部作「深川の雪」「品川の月」「吉原の花」のレプリカも展示されています。
陶磁器や漆工芸品など多数常設されているので、見終わるのにかなり時間がかかります。
入館料を支払うとカメラは持ち込み禁止なので、持ち物はロッカーに預けてしまい撮影禁止です。
写真はパンフレットに印刷されているものをスキャンしてPCに取り込みました。
疲れたけど満足の表情のお二人でした。
こちらが正面の入り口です。
岡田美術館の前の道路を渡ると小涌園ユネッサンでした。
小涌園前のバス停からバスに乗り箱根湯本へ。
行きも帰りもランチはお蕎麦がいいと一致です。
箱根湯本の名店はつ花でとろろ蕎麦にしました。
いつも混んでいるお蕎麦屋さん、時間が遅かったのですんなり座れました。
場所を変えて最後はフルーツパフェで締めくくり~
箱根湯本駅でスーツケースを受け取って帰路につきました。
花友と花めぐりと美術鑑賞の充実した3日間の旅でした。