花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

忘年旅行 高松~高知編

2010-12-24 22:58:49 | 旅行

今年もいよいよ押し迫り残り少なくなってきました。

師走の慌ただしい中、今年一年良く頑張りましたと、夫と二人のご褒美の旅行に出かけてきました。

行き先はまたまた「四国旅行」です。10月に行ったばかりなので、2ヶ月後に再び訪れようとは、私たち自身も驚きです。

 

前回行けなくて心残りだった所を巡る観光ツアーを見つけたのです。

何もこんな押し迫ってから行かなくてもいいのですが、夫もマラソンは年内は一段落してどうしても行きたい様子。だって前回は娘と孫のレックスも一緒だったので、レンタカーの旅でしたが、その時の料金の半分以下なんですよ。しかも同じ3泊4日なのに、正直それも魅力の一つですね。

なんとそして「マイル付き」えっ本当なの? 本当でしたよ。

行き先も観光バスにお任せは、「楽出来るかな~」と夫。

「行くっきゃないね」と決めました。 そう「2人が元気なうちにいっぱい遊ぼうよ」 が私達のモットーです。

 

12/19(日) 一日目

前回と同じ便、羽田発7:40発 高松空港行きです。

最寄り駅の始発電車では、間に合わないので、今回も羽田空港近くの民間の駐車場まではマイカーで行くことにしました。

4日間預けても、繁忙期でないので4,400円とお安くなっていました。(前回は4日間で6,000円でした)

家を5時出発、早朝なので車はすいすい駐車場には1時間で到着。そこからはマイクロバスで空港まで送ってくれます。5・6分でしょうか。

 

9:00高松空港着、空港にはバスガイドさんがにこやかにお出迎え。

空港で揃ったのは6名ですが、前日に北海道から来た2名の男性が既にバスに乗車していたので、なんと今日は8名様が参加でした。こんなに少ないゆったりしたツアーは初めてです。

8名でも普通に大型の観光バスが待っていました。「どこでもお好きな座席にお座り下さい~」と 「いいね、いいね」

最初に向かうのは特別名勝「栗林公園」です。前回は予定していたのに、雨が降り出しパスをしたので見ていません。

 

  

松の植栽がとても多いこの公園、置物のように見える「アオサギ」が、獲物の泳いでいる魚を狙っているようでした。

歴代藩主が使用していたというお茶室「掬月亭」。池が鏡のように光って静けさを醸し出していました。

 

          

小高い飛来峰から眺めた南湖の偃月橋。素晴らしい眺望でした。40年前に新婚旅行で来たはずなのにすっかり忘れていました。やっぱり来て良かったわ。

紅葉のシーズンがすっかり終わって、人影もまばらな落ち着いた静かな栗林公園でした。

 

栗林公園からは、一路金毘羅さんに向かいます。

 

ランチは「こんぴらうどん」楽しみにしていたのに、美味しかった讃岐うどんに比べると「う~ん」今一つで、ちょっとがっかりしてしまいました。旅行会社が指定のこの店のうどんがいけないのか、夫の手打ちうどんの方がよっぽど美味しいよ~

午後からは、金毘羅さん参りですが、自由参加なので夫だけが参加。私は前回見逃して悔いが残った「金丸座」を見に一人で出かけました。

 

 

重要文化財の旧金毘羅大芝居「金丸座」、約500本の竹で編んだ天井は「ブドウ棚」と呼ばれているそうです。この天井から花吹雪を客席に散らすのですね。

天井から下がっている「顔見世提灯」は興業の際、役者の番付の代わりをしているそうです。

奈落と呼ばれる、床下の仕掛けも見ることが出来て、今でもすべて人力で回り舞台を動かしているそうです。

 

皇室の方々が座るという貴賓席にも座ってみましたが、太くて立派な柱が邪魔して視界はあまり良くないお席でした。

現存する日本最古の芝居小屋で、毎年4月には歌舞伎が公演され、全国から歌舞伎ファンが駆けつけるそうです。 

8名の中で見に来たのは私一人大満足でした。 来て良かったわ~

 

観光バスは大きいので、バスの駐車場として使われたのは、前回宿泊した「琴参閣」さんの駐車場でした。懐かしいな~

ここからは徳島県に入り、大歩危渓谷を眺めながらバスは走り、行ってみたかった祖谷の「かずら橋」に向かいます。

 

 

平家一族が追ってから逃れるために、いつでも切り離せるようにと、植物のつるで編まれた吊り橋です。3年に一度張り替えているそうです。

向こう側から手前に渡って来てから、振り返って写しました。10数mの高さがあるので、怖がりな人はへっぴり腰でなかなか進めませんでした。

夫と私はかって山歩きをしていたせいで、こういうスリルがある所と高い所が大好きなので、調子をとりながらすいすいと歩けます。

紅葉の季節は素晴らしいだろうなと想像して渡りました。 ここも来て良かったです。

ここからすぐ近くの「琵琶の滝」を眺めて、今日のお宿の高知市内を目指します。

 

1泊目の宿は、「新阪急ホテル」夕飯はついていないので、バスガイドさんがお勧めの「ひろめ市場」に行ってみることにしました。

 

                

バスガイドさんお勧めの「塩たたき」お値段も高かったけれど・・・スライスしたニンニクで戴く「塩たたき」は新鮮で絶品でした。 

広い敷地に無国籍な屋台が沢山並び、好きなものを好きな店で買って、中央のテーブル席で食べることが出来る面白い所でした。

なんと4組8人全員が集まってきました。その中の6人とビールで乾杯、お隣席の地元のご夫婦とも会話がはずみます。どこの店の何が美味しいよと情報を貰いながら、しばし楽しく歓談しながの夕食でした。これをきっかけにかなり打ち解け仲良くなりましたね。

「明日の朝、早い出発だから高知城には行けないかしら?」と言っているのを小耳にした地元の方。

「クリスマスまではライトアップしているから高知城は夜がいいよ」ですって。嬉しいね~これからみんなで行こうよ、だって歩いて5・6分ですよ。ということになりました。

 

  

暖かい夜で、ほろ酔い加減で高知城に行ってみると、光のページェントが足元を照らしていました。

沢山のローソクが灯り、ボランティアの若い人たちが消えた灯りを再び点火したりして支えていました。

天守閣を見るためには、階段を登らなければなりませんが、それはまた楽しみにしてきたので苦ではありません。他の4人とはここで別れ上がり始めました。

 

               

ところがです、お腹の調子が悪くなり、ぐるぐるとしてきました。「えっどうしたのだろう?」

もうそこに小さく天守閣が見えるのに、夫にカメラを託してここで私は引き返しトイレに直行。

高知城のこの美しい姿を写したのは夫です。私は残念ながらトイレに出たり入ったりで見ることが出来ませんでした。

 

旅先で食あたりは、国内では初めてです。(かってタイ旅行ではひどい目にあいましたが)

同じものを食べたのに、夫はけろりとしています。他の皆さんは大丈夫だろうか?翌朝全員に聞いてみたところ異常なしで、異常があったのはなんと私だけでした。???

衛生状態が悪かったのか、何が悪かったのか原因不明ですが、食あたりだけは確かでした。私だけがデリケートなお腹だと思いましょう。

ホテルに戻り、持参していた胃腸薬を飲み、暖かいお風呂に浸かったらすぐに回復して安堵しました。

一日目の夜から調子が悪くなったら最悪ですが、ひどいことにならずにホッとしました。

続きはまたね。