25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

しっかりと坊主。

2009-09-20 14:23:32 | Weblog
9月19日 晴れ後、夜に鳴って雷。
 外は雷がゴロゴロ鳴っている。

 また坊主だ。リフューズが2回だけと、かなりしっかりと坊主。今回の旅行では、もう少し西に
あるシルバークリークも攻める予定なのでそろそろ移動しなくてはならない。いくらこの次期の
Woodroadが難しいと言っても、このままで引き下がるのも悔しいのだ、、よ。

 ステーキを焼いて食べた。何年ぶりだろう。昨日、West Yellowstoneで買って来たテンダー
ロインの肉の表面だけをトレーラーの外で焼き、後は電子レンジで2分間加熱。少しやり過ぎた
と思ったが、切ってみるとタタキ風の仕上がりのミディアムになっていた。
 んで、元々の肉に厚みが有ったので、半分を1cmぐらいの少し薄目の幅にスライスし、土佐
醤油風のタレで。残りの半分を醤油だけで食べた。やはり、牛肉というのはそれなりに旨いもん
だなぁ。旨い、旨いで、写真を撮るのを忘れてさっさと食べてしまった。
 アメリカのステーキ肉は、日本の成形肉のように中にO-157が繁殖している心配がないので
ミディアムでも食べられるから良いが、、、BSEは、まぁ、有るかもしれない。

写真
 イヌワシか?。ひょっとするとハクトウワシの幼鳥か。かなり大きな鳥なのだが、なにぶん遠い。
双眼鏡で見てもはっきりしない。Woodroad-16に行く途中の草原の向こう側の木に止っていた。
 juvenileというのは、日本語に訳す時には幼鳥と訳すべきなのか、亜成鳥と訳すのが良いのか
分からない。「亜成鳥」という言葉も、先日、台湾に言ったときに手に入れた台湾の鳥の図鑑に
書いてあったのを見て初めて知った言葉なのだ。ちょっとググってみても、幼鳥、若鳥、亜成鳥、
更に非成鳥と出て来る。ところが、英語の方はchick、juvinile、及びimmutureの3語で各言葉の
守備範囲は玄3の知識の外だ。


釣り
 だんだん悪くなる。今日は1ヒットも無し。よって、エラーも無し。
 日が山陰に入った途端、西から北西に広がった黒雲が、夕焼けを「あっ」という間に消してし
まった。いつも、この最後の残り日のライズで良い方がヒットしていたのだが、今日はそれがな
い。
 相当良いサイズが射程範囲内でライズするにはする。今日も、確実に16インチを越えるような
魚が2度ほど、波も立てずに「スッ」と現れて消えた。しかし、ライズが安定するまで待とうと
思い、待っていると、それっきり2度とその場所でライズがないのだ。押しても引いてもそれっき
り。

カニの横ばい

2009-09-19 16:14:57 | Weblog
9月18日 晴れ
 午前中はフライ巻してからWest Yellowstoneに食料とフライのフック等を買い物行った。

 共和党系らしきデモにオバマさんの祈祷師の格好をさせた写真を掲げて行進しているとか、カーター
元大統領がオバマさんへの批判が人種差別的だとか指摘しているニュースが流れている。少し前にあった
警官と黒人のハーバード大学(?)も教授がもめた件とその後処理などを見ても、そこら中にいる黒人
大統領を嫌悪する人々は、もう大統領になったものは仕方ないから、機会を見つけて少しづつダメージを
加え、黒人の大統領のイメージを悪くし、二度と黒人の大統領が出ないようにする作戦に出ているような
気がする。気がするだけだが、それほど外れていないような気もする。

釣り
 釣りは、2歩前進、一歩後退、そのままカニの横ばいの今日この頃、、、ということで、きょうも
釣りの方は2ヒットして2エラー。1匹目は藻に潜られて外された。2匹目は久しぶりの合わせ切れ。
昨日のヒット直後に外された原因は合わせが弱いためだと考え、思いっきり合わせる方針に変更した
副作用。それにしても妙に簡単に切れたなぁ。キンクでもあったのかなぁ。
 だいたい、1日に1~2回ぐらい良い当りがある。今日の2匹目が食った瞬間に見えたヒレかなり
大きかった。逃げた魚は大きいのだからして、あとはそれを回収できるかどうかが難しい課題なの
だからして、、、。
 今日はWoodroad-16について特記事項がある。流れ藻の量が減った。かなり減った。これなら
逆引きのチョイチョイ作戦が使えるかもしれない。これまで逆引きをすると、「アッ」と言う間に
フライが藻に包まれるので、この作戦が使えなかったのだ。ひょっとすると、明日は激釣かぁ?


仏像と解く

2009-09-18 16:08:07 | Weblog
9月17日 晴れ
  玄3とかけて、比叡山の奥の奥の仏像と解く。
  その心は、
  見るのは坊主ばかりです。

 あまり晴れると釣りには良く無い。 ということで、2ヒット2エラーで、また、坊主を食らった。
一瞬フッキングして、直後にバレる。食いが浅いのか。昨日と今朝、CDCを使ったBWOのフライを
巻いたが、これに反応が良く無かった。魚が寄って来るには寄って来るが、最後の最後で「ぷいっ」と
見切ってしまう。昨日の単純なパラシュート・フライの方が反応が良かったなぁ。それともフライでは
なく日が変わったからか。

 日本で列車の飛び込み自殺があったのかな。カリフォルニアでも列車自殺は結構有るみたい。
 アメリカでは冬期鬱症候群というのがあるらしい。日照時間が減って来ると、炭水化物が欲しく
なると同時に鬱病傾向が出る。要するに厳しい冬に備えて皮下脂肪を貯め込むと同時に、その厳しい
冬の事を考えると性格が暗くなってしまうのだろう。確か、ユーロッパ系に多い症状だったような。
 どのくらい厳しい冬かというと、昔々、スイスなどの人は、冬の7ヶ月ぐらい何もしないで食料を
節約し、ただ、じっとしていたらしい。早い話が冬眠状態に近いことになっていたと先日のブルー
バックスの「人工冬眠への挑戦」に書いてあった。そういう状態が人類の脳の何処かに刷り込まれ
ていると、冬が近づくと死にたくなるのも分かる気がします。
 また、この炭水化物の食い貯めで肥満人口が多くなる傾向があるらしいです。この症状の対策
には、減った日照時間を補うために、2万ルクス(?)以上の明るい照明下に毎日数時間いると
改善するそうです。菊の電照栽培に近い処理だと思ってもらうと分かり易いです。人も菊なみに
単純というか複雑というか。

写真
 ゴールドフィンチ。この辺りには良く居る鳥。特にヘンリーズフォークのお立ち台の近くで
よく見る。草の種を食べているようだ。2年前にもこのブログに載せたと思う。カリフォルニア
ではあまり見た事が無い。黄色と黒で派手目だが奇麗な鳥だ。
 300mmのレンズがおかしくなって以来、写真の中の鳥が小さくなって、ほとんど縮小無しで
600x450ピクセルなる。便利なような悲しいような。

だんだん良くなる。

2009-09-17 13:40:40 | Weblog
9月16日 晴れ
 雲はかなり有るが、お日様はほとんど雲に隠れない。
 14時頃まで、メールチェック等をやりながら、三々五々フライを巻いた。15時前からWoodroad方面に
釣りに出発。釣りは、小さいながらも、とりあえず坊主脱出に成功。相変わらず藻の猛攻撃に泣かされているが、
 「だんだん良くなる法華の太鼓」
な状態。

業務連絡
 コメントには。できるだけ返事を書くようにしていますが、2~3日前の記事だと時々見落としてしまうことが
有ります。その時は勘弁してください。


写真
 今日の魚。小さい。20cmチョイか。藻に逃げ込んだのを無理矢理引きずりだ出した。んで、頭から藻を
たっぷり被って出て来る。これはまだ良い方で、もっと小さいのになると、逃げられたと思ったら、引き上げた
藻の塊中でピチャピチャしているようなこともある。これはティペットが5X。昨日の7Xなら切れているだろう。


 ほとんど灰色のマウンテン・ブルーバード。少し鮮明だと思う。少しベージュがかかったような、なかなか
エレガントなグレーだ。この個体は、背中側が少し影になって見づらいが、尾羽の先だけがくすんだ水色だ。
ペンタのコンパクトで3mぐらいまで近づいて撮った。


釣り
 巻いたフライは、主に#18と#16のパラシュート。#18は昨日の写真のBWO。#16はボディを薄い
オリーブのグースバイオットでにしたもの。どちらも6Xか5Xを使う予定で、少しでもティペットが魚から
見にくいようにアップアイにした。
 玄3の場合、アップアイのフライを巻く時にはストレートのフックを使う。これは、パラシュートのハックルを
巻く時にアイが邪魔になってしまうから。ストレートのフックに巻いた後で、アイの根元からペンチで少し上に
曲げる。フックのメーカーによっては、焼きが強く入っていて折れることがある。TMCは焼きが少し弱いよう
だし、アイの辺りは更に柔らかいようなので、この作業には使い易い。ただ、フック表面の防錆コーティングに
クラックが入ると錆び易くなるかもしれない。

 ティペットは一気に5Xまで上げた。中途半端に6Xにするより、この方が藻に入られた時に対策が立つ。潜ら
れるのを少しでも防げるように、ロッドも5番にした。
 結局、7回ヒットが有り、小さいのばかり2キャッチ。当面の目標である12インチを越えると思われる魚も
2回ヒットした。ジャンプと首振りで外された。2回ぐらい、大きい魚に見切られたと思う。5Xはこの辺りが
辛い。
 日がある内は#18のBWOパラシュート。日が山陰に入ってからは#18の反応が鈍り、#16の方に良く
反応するようになるようだ。一昨日までは、この逆をやったり、フックの番手を1~2小さいフライを使っていた。
これがイマイチな結果の原因の一つだろう。それとも、ただ単に、やはり新月&大潮が効いているのだろうか。
昨日ぐらいから魚の動きが活発になってきたような気がする。それとも、両方か?。

 yokoyama3さんのコメント、返事を書かなくて失礼しました。
>、、静かなライズをしているときに名フライのスピナー系をまず使ってだめなときに、、。 
 これ、正しい方針ですね。

気配は見えて来たか。

2009-09-16 13:21:35 | Weblog
9月15日 晴れ、後、風雨、後、晴れ。
 今日は11時からヘンリーズフォークのお立ち台へ。予想通りライズがないが、しばらく、川、
鳥及び虫の様子を見た。
 12時頃にWoddroadの奥の広場に到着先客4名。下流に3名と上流に1名。とりあえず用意
して川まで出たところで、強風との上、雨。1時間前には青空だったのだ。
 「なんやねん、これは? 昨日とおんなじやんけ!」
と言いつつ車に避難。先客の人たちは、車に避難してそのまま帰ってしまった。
 昨日の今日なので、こういう事も有ろうかと、用意したおやつを食べながら、これも用意しておいた
本を読んでしばらく待ってみることにした。30分ぐらいで風は穏やかになり、雨もパラパラと降る
程度になった。双眼鏡で川を見るとライズがある。これは何とかなりそうだ。
 再度用意しなおして川へ。川には20番ぐらいのフライ師達がBWO(Blue Wing Orive)と呼ぶ
5mmぐらいのメイフライが沢山流れている。#20のBWOを7Xのティペットに結んでキャスト
開始。途中、天候が回復してライズが止ったり、ティペットを6Xに変えて全然食わなくなったり
しながら7時過ぎまで必死のキャスト。結局、大小合わせて6ヒット、、、6エラー。この6エラーは、
全部藻に潜られて7Xを簡単に切られてしまった。日が落ちる頃には、フライボックスの中のBWOを
使い果たして今日はおしまい。何のことはない、坊主の上塗りだ。

 しかし、今日の釣りでは、それなりに自信が回復した。魚は、
  ・小さめに巻いた#16ぐらいまでのパラシュートを食う。
  ・色は、オリーブ、又は、少し暗い黄色が良い。
  ・流れている虫より、少し大きめのフライの方が魚にアッピールする。
  ・6Xは相当ひどいハンデキャップになる。
最後の6Xの問題は頭が痛いが、BWOを食べることが分かれば、可能性は低くても何とか釣れそうな
気配は見えて来たような。

写真
 今日のヘンリーズフォークでハッチしていたメイフライ。他に、写真は撮れなかったメイフライ2種と
カディス2種とミッジ多数。今日の夕方のBWOのハッチはすごかったなぁ。

 BWOのオスとメスだろう。テールを除くと全長5mm弱か。今日まで知らなかったが、羽根の
後渕に毛が生えているんだね。


 左はマホガニー色だが、大きさは上記BWOと変わらないか少し小さい。右はトライコだと思う。
トライコはBWOより一回り大きい。

いきなり突風。空は真っ黒。

2009-09-15 13:46:57 | Weblog
9月14日 晴れ、後、嵐
 月曜日なのに西に向かって走るRVが多い。何かの祭日か? 9月はもう無いはずなんだけど。

 15時頃から、ヘンリーズフォークのお立ち台を偵察。水位が上がっている。フランス人の岩B
は、もう、ほとんど水の下に隠れた。ここまで水位が上がると、アリでも流れて来ない限り、魚は、
水面まで出て来ないかもぉ。んで、Woodroad-16へ移動。

 16時MDST頃Woodroadの到着。頭の上は晴れている。用意して川に降りて、30分ぐらい
めぼしいライズを探した。探しても探しても良いサイズと思えるライズがない。仕方がないので
小魚のライズにキャストを2回ぐらいした。後ろから風が「すうっ」と吹いた。「ん?」と後ろ
を見ると空が真っ黒。その上、急に強風が吹いて来た。雨はまだ無いが、先客の人たちも慌てて
川から上がった。雨は降るには降ったが、どちらかと風の嵐だったようだ。
 んで、黒雲に追いかけられるように、そのままトレーラーまで帰った。その後1時間ぐらい
トレーラーを揺らして風が吹き荒れた。今は風が止んでいるが、あれは、寒冷前線が通過する時の
強風だったのだろうか。
 まぁ、2回キャストしたから、坊主を更新だ。坊主が3日つづいたので三日坊主になった。
Woodroad、三日坊主が四日坊主になっても諦めんぞ。

写真
 前回より、ちょっとクリアなマウンテン・ブルーバード。木陰なので少し色のバランスが変な
感じ。鳥が止っている所の近くまで、車で近づいた。車から降りないで中から撮った。こういう
近づき方をした方が鳥に近づける。鳥は多少ソワソワする。しかし、人のアウトラインではない
ので、何処まで近づいたら逃げるか、その踏ん切りが付かないようだ。

準備はしても、坊主は坊主。

2009-09-14 13:46:24 | Weblog
9月13日
 午前中はメールの返事、2番と4番ロッド用のリーダーの交換等。英語のメールの返事は、
やたらと手間を食う。
 午後から風が出た。ついでに雲も広がってきた。夕方には風は止むだろうと予想すると、久し
ぶりの「曇り&無風」ならありがたい。風の状態を横目で見ながら、追加のミッジのフライと新
型のフライを制作。

 釣りの結果は坊主である。午前中、あれだけ準備したのに坊主である。フライフッシングは面辛い。


写真
 夕焼けで雨も降っている。大粒の雨が水面に落ちる「ポチュポチュ」という音が聞こえる。かなりの
雨脚だ。こういう夕焼けの後で、雷ピカピカの、風ビュービュー、雨が時々バシバシになるかなぁ。



釣り
 18時頃 Woodroad-16に向かって出発。到着するとパラパラッと雨。構わず雨用の用意を
して川へ。今日は、さすがに日曜日だ、人が多い。 なんと4人もいる。お目当ての場所は既に
人がいたので、川岸を少し歩いて上流に入った。小さい魚が団体でパクパクパクパクやっていた。
早速、#22のクリーム色のミッジを試してみることにした。ティペットは、シーガーFXの7X、
ロッドは4番。キャストしたが食わない。ダウンクロスでちゃんとフライから先に流れているが
食わない。「あれれ?」だ。何度かトライするが食わない、その内、雨が降り出した。他の釣り
人は上がってしまったが、西の空が夕焼けになっているので川の中で待った。
 雨は5分ほどで雨が上がった。川は静まりかえっている。雨の音も、ライズの音も、鳥の声も、
雨がそこらの音を全部持って行ってしまったようだ。 その上、さっきの夕焼けは何処へやら。
辺りはどんどん暗くなって来る。遠くで稲妻が光る。少しぐらい遠くても、暗くなると稲妻は
迫力がある。 更に、よく見ると、遠いが玄3を中心に360度ピカピカやっている。
 「これは、マズイ!」
そそくさと帰り支度を川を離れた。 バイビジブルもトライコも新型も試すチャンス無し。

ミッジのクラスタか?

2009-09-13 13:12:53 | Weblog
9月12日 快晴
 強めの風で今日は釣りは無し。タモリクラブ鑑賞、フライ巻、飛行機の絵、読ファイル、及び、
少し片付け。読ファイルは読書ではなく、ダウンロードしたファイルを読む事。

 昼からいつものように風が出てきた。時々トレーラーが揺れる。今日はかなり強い。18時頃
には、まだしっかりと吹いていた。心の隅っこに、ひょっとすると止むかもしれないと思いながら、
本日のWoodroadリターンマッチは中止した。んで、その「ひょっとすると」が当たって19時
頃に急に風が止んだ。まだ、この辺りの天候のパターンが分かっていない玄3であった。

写真
 今日巻いたフライの中からミッジ関係。クリーム色のメイフライ#24、トライコ#24 及び、
TMC#18のショートシャンクとORVISの#24に巻いたバイビジブル。
 これまでは、トライコなどのウイングはCDCで巻いていた。今回はマイクロ・ジーロンで巻い
てみた。黒い方のスレッドはモノフィラメント。
 今朝、寝床の中で、昨日の「パクパクパク」のライズは、ひょっとするとミッジのクラスタを
食っているのかもしれないと思い始めたのだ。それなら、あのピッチでライズするのもうなづける。
んで、 アメリカでは使ったことがない8Xのティペットをバッグの中に入れた。 ヘンリーズ
フォークで、#24に8Xになるとは予想もしていなかった。しかし、こんな小さな物を暗がり
で食っても、8Xのティペットじゃぁキャッチする自信はないぞぉ。


 この辺りに良くいる非常に地味な鳥。あまりにも地味で、図鑑を見ても分からない。House
Finchにしては、クチバシが細長いような気がする。枯れ草に止っている姿勢は、キツツキの
ように見えるが、これはキツツキではない。

降るような星空

2009-09-12 15:45:54 | Weblog
9月11日 晴れ。
 「晴れ」とは言え、雲量自体は4ぐらいあったが、高い層雲だ。夜になって完全に晴れた。
 今、23時45分MDST。天頂には夏の大三角と天の川が輝いている。山際に青白く光輝く星の
団体が昇ってきた。双眼鏡で覗くとスバルのようだ。降るような星空だ。

 最近不調の300mmのズームレンズだが、絞りの羽根が頻繁に何処かに引っかかるようだ。絞り
込みのスイッチを何度か押すと直ることがある。絞り込みのスイッチをカチャカチャやりながら
絞り羽根の動作不良をみていると、以前、使っていたシャターユニットの事が頭をよぎった。
 ある会社が作っている電磁シャッターのユニットがある。電気駆動のレンズシャッターを機械などに
組み込むための部品だ。その会社のカタログにも出ていないようなマイナーな製品だ。
 このシャターだが、昔は20万回ぐらいシャッターを切っても何の問題も無かった。1年に一回の
交換で十分だった。ところが、5年ぐらい前から1~1.5万回ぐらいで動作不良を起こすように
なった。その度に、そのユニットを交換することになる。 原因を調べたくて、壊れたユニットを
分解し、古いユニットと比較してみた。
 シャターには複数の羽根を一緒に動かすための板が入っている。昔の部品は、プレスで作っていた
ようだ。ところが、今の製品はエッチングで作ってある。プレスだと金型等が高くつき、マイナーな
製品のコストに見合わないのだろう。ところが、エッチングの部品は溶かした面の端が、非常に
シャープなエッジになる。このエッジが個体潤滑を受け持っていたプラスチックのローラーを削って
いた。削れて削れて、しまいに動かなくなる。プレスの部品にはこのようなシャープなエッジはでき
ないから長持ちしていたのだ。エッチングは複雑な形の物を少量生産するには便利な方法だ。しかし、
こういう事も起きる。


写真
 今日の夕暮れ、Woodroad-16の奥から入り、川の中からの夕日。このくらいの明るさの時は、
まだ、ライズがない。ライズが始まるのはもう少し暗くなってから。


 アイダホの空をバッタが飛ぶ。いっぺんバッタでヘンリーズフォクのライズに挑戦してみるか。

釣り
 坊主を食ってしまった。Woodroad-16のイブニングは昨日よりライズが減った。日が有るうちは
小さな魚のまばらなライズがあるだけ。
 日が落ちて、フライも見えなくなり、帰ろうかという頃になって小さなメイフライが大量にハッチを
始めた。 それに合わせるように、昨日と同じく岸際でボチボチの魚のライズが始まった。3~4匹の
魚が、かなり速い「パクパクパク」というペースで、水面を流れて来る何かを食べている。これほどの
量が流れている物と言えば、どう見てもペイティスだ。 22番の小さいクリーム色のパラシュートを
6Xに結んでキャストする。水面に映る夕焼けを透かしてフライを追う。良い所を流れたと思っても
食わない。

 食わない、食わないと思っているうちにドンドン暗くなり、やがてフライは完全に見えなくなった。

スローなブギにしないでくれ。

2009-09-11 16:35:30 | Weblog
9月10日 晴れ(雲量は5ぐらいの高曇り気味)
 朝お立ち台に行って、小魚ばかりがライズするのを1時間ぐらい見物。ボートのドリフトの釣りも
ダメみたい。昼前にトレーラーに帰り、昼食とフライ巻き。15時MDST頃から、Woodroad-16。
小さいのが1匹。つまり、坊主ではないが、坊主みたいな「near坊主」だ。 Woodroad-16で
「near坊主」は、もう1年ぐらいつづいているような気がする。

 ここでお金を使うのは、RVパーク代、軽油代、食費。それにフライの材料代少々。軽油代は
釣り場が近いのであまりかからない。RVパーク代はカリフォルニアの半分以下。食費も高価な
日本の食材がないので買おうにも買えない。映画は近所に映画館が無い。
トータルで考えて、カリフォルニアのベイエリアの半分ぐらいで済んでいるいるような。ベイエリア
が高いんだよな。超物価高の東京とか考えると、遠い目になっちゃいます。

写真
 ヘンリーズフォークは、もうスロー。 あんまりスローなので、みんな座り込んでしまった。ボートも
全然やる気が無い。大きな魚は何処へ行ってしまったのでしょう。


 今日の魚。かなり日が傾いてから釣れたのでブレた。昨日より、ほんの、ちょっとだけ大きくなった。
これ1匹だけ。
 今日巻いたばかりの#16のXーカディスに来た。結局、あの辺りの魚はみんなバラバラの物を
食っているようだ。Xーカディス以外では、サイズ#19のスパークル・ダンのボディを黄色いグース
バイオットで巻いたフライと、#20に小さめに巻いたCDCウイングのBWOにも反応があった。
6Xを何度も見切られていたようで、たぶん5Xでは食わない。

釣り
 夕方、日が落ちて上がる頃になって岸際で良いサイズの魚が数匹ライズがしている。 もちろん、キャスト
してみた。ところが、岸際は流れ藻の通り道になっていて、川の真ん中より流れ藻が多い。大きな藻の塊に
フライを引っ掛けて、ジタバタしていたら、全部逃げられてしまった。水深は30cmぐらいなので、良い
サイズの魚が逃げると引き波が見える。全部で3匹居た魚が「あっ」というまに逃げてしまった。
くやしいなぁ。