25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

マジソンにはアナグマも出る。

2009-08-31 12:44:38 | Weblog
8月30日 曇り
 11時頃からウッドロードに行こうと出たが、フライボックスを忘れたので引き返した。んで、気が
変わって、12時MDST頃からマジソン川の3ドル橋に車を停めて上流を釣った。駐車場でモンタナ州の
野生動物関係の人がアンケートを取っていたので、とりあえず受けた。ちょっとだけ分からない単語が
あったが、ソツは少しだけ。冗談も受けていたようだ。分からん英語でも冗談を言う努力をする自分の
性格が良く分からん。

 このRVパークのWiFiはなかなか良い。速いし、落ちない。有料だが$10/月なら、ご納得の
価格だ。しかし、TVが全然は入らない。今日、TVの天気予報を見ようと、アンテナを上げ、
チャンネルをサーチして気が付いた。TVが何処の電波もキャッチしないのだ。ケーブルTVも無い。
ここでTVを見ようと思ったら自前の衛星だけなのだろうか。まぁ、天気予報はweather.comで良い
のだが。

写真
 何か分からないと思うが、矢印の先にいるのは、濡れたアナグマだ。1匹目をキャッチして機嫌良く
釣っていた。すると、狸が顔に歌舞伎の隈取りをしたような動物が眼前に現れた。何かと思ったら、
タジタジっとなるような必死の形相でマジソンの急流を渡ってこっちに来るアナグマだった。アナグマが
気が荒いのは何かで読んだような気がする。上陸を邪魔したら何をされるか分からない。狂犬病の注射は
無茶苦茶に痛いと聞いている。そんな物をされたらかなわん。んで、こっちも悪い足場を移動して必死で
避けた。その一方で
 「写真に撮らなくては!」
と、よたよたしながらカメラを準備している間にアナグマ君はさっさと上陸して薮に消えて行った。
んで、ぎりぎり後ろ姿しか撮れなかった。くやしいなぁ。


 今日の魚。岩の前に居た。岩でかき分けられた水に巻き込まれてアルバートが潜った。その瞬間、
水の中で何かが光った。この前にブラウンに外されていたので、半信半疑だが強めに合わせた。
乗った。今日はネットを持って行かなかったので大きさは不明。14インチぐらいか。良く太って
長い尾びれが印象的なレインボーだった。


釣り
 10打数2安打。しくじった魚に良い型のブラウンが混じっているのがくやしい。今日のお道具は
一昨日と一緒でウインストンの4番にオービスのリール。ただし、マジソンの急流で魚を持って行か
れるので、ティペットをシーガーの5Xまで上げた。
 3ドル橋の上下300mぐらいは釣り人のプレッシャーがきついのだろう、水面のフライには
なかなか出てくれない。んで、今日はレイノルズ・パスと3ドル橋の中間点あたりまで、#12の
暗い色のエルクヘア・カディスで、良さそうなスポットを叩きながら右岸を遡上した。途中でフラを
アルバートに変更。直線距離で1kmぐらいの所に小さい川中島があり、その上流の岩場で魚の反応が
良かった。急流でドラッグがかかったアルバートを魚が追いかけてヒットするぐらい活性が高い。
途中でアナグマに驚かせられながらも16時ぐらいまで釣った。
 それにしても、ファットアルバートというのは具合が良いフライだ。丈夫で、良く浮き、良く効く。
その上、比較的簡単に巻ける。何匹掛けても、まず壊れない。シェイクすれば足の先まで良く浮く。
最近ライズが無い時に結ぶフライは大抵これ。このフライを知らなかったら、今の倍ぐらい出家した
ことになっていそうだ。 この川では、アルバートが重い事もあって、ロッドは5番以上が良いと
思う。