扇子と手拭い

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学園祭の乗りで法被新調(落語2-39)

2011-03-01 23:31:11 | 日記
▼学園祭の乗りで法被新調
 笑龍さんの提案で、われわれ社会人落語集団「文七迷人会」の法被を作ろう、ということになった。「いいね」「賛成」。さっそく、色はどうする、どんな柄がいい、と大変な騒ぎ。みんなで愉快にやろうという、“学園祭の乗り”である。

 「だけど、作ると言ったって、どこで作ってくれるの?」と私。すかさず、笑龍さんが「ネットで検索すると、出てきますよ」。なるほど、学生のサークル活動やお祭りブームのせいかパソコンの画面には、やたら制作業者が飛び出し迷うほど。

▼ポイントは襟の文字
 後日、カラー印刷の資料を見ながら検討会議。無地より腰のあたりに模様がある方が「景気がよくって、いいじゃあないか」ということで、市松模様の入った法被に決定した。カラーは緑、紺、赤など五色の中から好みで選ぶことになった。

 ポイントは胸の両側の襟に入れる文字。受ける方の文字は、「文七迷人会」と決まっているが、もう一方の、先駆け文字にどんな言葉を書き込むかである。「字数が多いと文字が小さくなるので見えにくい。せいぜい5、6文字がいいところ」と笑龍さんが説明。出た出た、いっぱい出た。「社会人落語集団」から「愉快な落語仲間」「笑いの配達人」「笑福出前寄席」「落語の出前は」「笑い普及狂会」に至るまで30本近く集まった。

▼満場一致で「落語の出前は」
 しかし、「笑いの配達人」となると、漫談か漫才の配達人と受け取られる可能性もあり、ここはやはり「落語」の文字が欲しい。そうかといって、「笑福出前寄席」「文七迷人会」と、左右ともに漢字ばかりだと硬くなる。ひらがなが一文字入ると全体が柔らかくなる。ということで、最終的に「愉快な落語仲間」と「落語の出前は」の2本が残った。その結果、満場一致でぼて助さんが提案した「落語の出前は」に決まった。「落語の出前は」「文七迷人会」の対になる。ゴロもいい。

 4月9日の「わかば寄席」には文七迷人会のメンバーが、真新しい法被を着て、うち揃って観客を迎えようというのである。