共通テーマ「ガラス」でAが書いた詩を投稿します。
底なし沼のほとり
あなたがときめいたような顔をしている時
わたしはあくびで心の窓ガラスを曇らせ
退屈な顔でうつむいている
恋する人の
情緒の昂ぶりと落ち込みは酷い
うわつきうわずる様はおぞましい
取り乱しはこの上ない痴態だ
だから恋の話が死ぬほど苦手
あなたの胸の中の琴線に
その話のなにが触れるのか
恋していた自分の
昂ぶりと落ち込み
うわつきとうわずり
狂ったような取り乱し
自分の自分でなさを
恋情に距離をおいた暮らしが
どんなに退屈だろうが
窓の外の別宇宙にしておかないと
底なし沼にはまって
恥の足枷の重みで
浮かび上がってこなくなる
底なし沼のほとりが
どんなに退屈だろうが
底なし沼のほとり
あなたがときめいたような顔をしている時
わたしはあくびで心の窓ガラスを曇らせ
退屈な顔でうつむいている
恋する人の
情緒の昂ぶりと落ち込みは酷い
うわつきうわずる様はおぞましい
取り乱しはこの上ない痴態だ
だから恋の話が死ぬほど苦手
あなたの胸の中の琴線に
その話のなにが触れるのか
恋していた自分の
昂ぶりと落ち込み
うわつきとうわずり
狂ったような取り乱し
自分の自分でなさを
恋情に距離をおいた暮らしが
どんなに退屈だろうが
窓の外の別宇宙にしておかないと
底なし沼にはまって
恥の足枷の重みで
浮かび上がってこなくなる
底なし沼のほとりが
どんなに退屈だろうが
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます