紙に文字が印刷してある書物などを活字というのは隠喩的表現。それも好きだけど本物の活字も好物なA、去年の7月25日には「グーテンベルク」と題した詩を投稿、11月23日には築地に建つ活字発祥の地碑をご紹介しました。
本物の活字関連第3弾になる今回の投稿は、日本の出版文化史上貴重な技術を保持しているという理由で新宿区地域文化財に認定されている佐々木活字店(創業101年)を訪ねたの巻~
新宿区榎町75
活字鋳造見学会を実施して案内と説明をしてくれたのは現社長の息子さん佐々木さんです↓
佐々木さんが動かして見せてくれているのは昭和20年代から現役で働いている活字鋳造機。
真鍮に凹で彫られた母型の文字を何本もの凸の鉛合金ハンコにする機械です。母型を制作する所がなくなってしまったのが悩みだとか。
活字業界では最新型(昭和60年頃製造)のモノタイプという鋳造文選機も運転して見せてもらってから、文選体験!
自分の名前4文字を棚から選び出すのにすごい時間がかかり、子供の頃文選工に憧れていたけれどこれじゃ無理だったね…と再確認。熟練の文選さんは、1日で8000~9000本くらい拾えるそうです。
自分で拾った名前の活字をお土産に頂戴して、活版印刷マニア大興奮の見学会は終了しました。終わってしまったものごとを保存するのではなく、実際に稼業として回していくことで保持していく努力にも感服。貴重な現場を見せていただきありがとうございました。
活字FOREVER
本物の活字関連第3弾になる今回の投稿は、日本の出版文化史上貴重な技術を保持しているという理由で新宿区地域文化財に認定されている佐々木活字店(創業101年)を訪ねたの巻~
新宿区榎町75
活字鋳造見学会を実施して案内と説明をしてくれたのは現社長の息子さん佐々木さんです↓
佐々木さんが動かして見せてくれているのは昭和20年代から現役で働いている活字鋳造機。
真鍮に凹で彫られた母型の文字を何本もの凸の鉛合金ハンコにする機械です。母型を制作する所がなくなってしまったのが悩みだとか。
活字業界では最新型(昭和60年頃製造)のモノタイプという鋳造文選機も運転して見せてもらってから、文選体験!
自分の名前4文字を棚から選び出すのにすごい時間がかかり、子供の頃文選工に憧れていたけれどこれじゃ無理だったね…と再確認。熟練の文選さんは、1日で8000~9000本くらい拾えるそうです。
自分で拾った名前の活字をお土産に頂戴して、活版印刷マニア大興奮の見学会は終了しました。終わってしまったものごとを保存するのではなく、実際に稼業として回していくことで保持していく努力にも感服。貴重な現場を見せていただきありがとうございました。
活字FOREVER
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