湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

語順を見直す

2017-02-24 00:00:30 | 日記
 昨日オンエアのプレバト!!俳句は、語順に対する指摘が複数ありました。
菜の花や厨に眠るあさり貝 (名人6段 梅沢富美男)
「菜の花」「あさり貝」と、あえて2つの季語を入れた季重なり俳句。ですが「あさり貝」が最後に来ると読み手の意識があさりの映像に引きずられ、強い方の季語「菜の花」のイメージが薄まってしまうと、夏井先生。
で、添削は 菜の花や厨にあさり眠らせて
なるほど、あさり貝は下五で静かに眠らせる訳ですね。句の印象が大きく変わりました。
春の里母雲見つけし結ぶ靴紐 (凡人2位 美保純)
字余り問題もありますが、語順ももったいないということで、足元のクローズアップから始める添削に。 靴紐を結ぶ母雲はるの雲 
推敲はとても大事。その時に順番を考えるのも、とても大事。
私も詩を書いた時、1行の中の語順、行・連の順番は絶対にこれでいいのか、必ず見直します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする