膝が痛くて、歩けるけれども正座できない

最近、膝が痛いのである。

数年前に痛くなったときは歩けなくなっていたが、今回は歩けるけれども正座できない。

正座も、無理にするばできないわけではないが、してしまうと立ち上がれない。

２階に洗濯物を干しに行くのも、手すりにつかまりながらである。

こんなことは今までなかった。

痛くなったきっかけは、５月の初め頃に池田市五月山に登ってからである。

五月山は、そんな高い山ではない。

池田市の市街地からも、私の住む川西市からでも、手軽に登れる山なのである。

しかし、私は、かなり難儀した。

日ごろ近所を散歩するくらいしかしていないから、足腰が弱っていると反省した。

そう思ったから、無理をした。それがよくなかったようだ。

しばらくおとなしくしていたら治ると思っていたが、治らない。

夫は、怠けているから治らないのだという。だから、歩けと。

私は、無理したのがよくなかったような気がしているが、どうだろう。

老化現象ではあろうが、まだ７０歳にもならないのにこんな状態ではこれから先が思いやられる。

私の部屋は２階だが、こうなれば、姑が使っていた１階の和室に移らなければならないかもしれない。

　　暮らし方変へねばならぬかもしれぬ階段上り下りに難儀す　　biko

今朝の近所の空き家の前の溝掃除をしたときも、しゃがんで枯れ葉をゴミ袋にいれたのまではよかったが、立ち上がれず、難儀した。

昨年２月に亡くなられた一人暮らしの女性の家の前の溝掃除

昨年２月に亡くなられた、一人暮らしの女性の家は空き家のまま。

庭も家の中も綺麗にして暮らしていられたが、亡くなられてからは、さすがに表の溝に枯れ葉がたまったりもしている。

今朝、ゴミだしをしようとして、前を通ると、杉の葉がいっぱい落ちていたから、自宅から箒とちりとりとスコップを持ってきて、道路に落ちている枯れ葉と溝に溜まっていた枯れ葉、その他を綺麗にした。

塀の中も落ち葉が溜まっているのが外から見えるが、いくら空き家といっても、勝手に入ってまでは、お掃除してあげることはできない。



この方は一人娘で、「いとこはいるけれども、独り身の私のことで煩わせたくない」と行き来もされていなかった。そして、「亡くなったときのために日本ライフ協会というところに申し込みをしてあります」と言われていた。

が、夫によると、その日本ライフ協会というのは破綻したらしいと。

今後、この空き家はどうなるだろう。

日本には、この家だけでなく、こうした空き家が増えてきているのではないだろうか？