神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

おしん

2013年01月05日 07時29分34秒 | テレビ番組
録画してあった「おしん」を見た。

このドラマが放映されていたころは子育ての真っ最中でゆっくり見られなかったので、あらためて味わいながら見た。最近は、昔のドラマの再放送にも字幕が付くので有り難い。

ドラマは、明治40年から始まる。私の祖父母の生れたころの話だ。製作されたのは、昭和53年くらいだったろうか。

現代から見ると、道徳的規範が違っているのがよく分かる。

厳しい姑に仕えたあたりは、私の時代には、もうあまりなかったと思うが、私の場合は、姑が厳しいほうだったから、おしんに感情移入できた。

自分が姑になって、あの思いは、ぜったいお嫁さんにさせるまいと気を使っているが、どうだろう。

いつの時代でも、お嫁さんというのは、姑に気を使うものだろうと思う。

そう思って、長男のところへは遠慮がちに行く程度だ。あまり遠慮するのも水臭いかもしれないが、その程度で丁度よいだろうと思う。

ところで、このドラマは山形県が舞台であるが、私のメル友が山形の人なので、より親近感をもって見た。最近は、あれほどの雪が降ることはないらしいが、しかし、12月の中旬あたりから朝夕の雪かきは欠かせないといっている。屋根の雪下ろしは、専門の人達に一冬に何回かやってもらうらしいが、一回に6人来てもらって6万円ほどかかるという。やってもらっている間は、ずっと外で仕事を見守るという。雪国の人が辛抱強いのは、こうした雪の脅威が忍耐力を養うからだろう。