Tennessee Waltz テネシーワルツ (訳詞: ゆうこ)
I was dancin' with my darlin' わたしは 彼と 踊っていた
To the Tennessee Waltz テネシーワルツの 曲にあわせて
When an old friend I happened to see そして ばったり 旧友に出会い
I introduced her to my loved one 彼女を 彼に 紹介した
And while they were dancing すると 二人は 踊りだし
My friend stole my sweetheart from me わたしは 彼を 盗られてしまった
I remember the night 思い出す あの夜のこと
And the Tennessee Waltz そしてあの テネシーワルツ
Now I know just how much I have lost 今になってわかる 失ったものの大きさが
Yes, I lost my little darlin' そう わたしは 彼を失った
The night they were playin' そのとき 流れていた曲は
The beautiful Tennessee Waltz あの美しい テネシーワルツ
I remember the night 思い出す あの夜のこと
And the Tennessee Waltz そしてあの テネシーワルツ
Now I know just how much I have lost 今になってわかる 失ったものの大きさが
Yes, I lost my little darlin' そう わたしは 彼を失った
The night they were playin' そのとき 流れていた曲は
The beautiful Tennessee Waltz あの美しい テネシーワルツ
”テネシーワルツ”のパティ・ペイジが亡くなったという。
”テネシーワルツ”は、幼いころに子守唄のように巷でよく聞いた歌だ。
われわれの親の世代の若い頃の歌といってもいいかもしれない。
この歌は、曲を聞くだけでも何かしら胸がキュンとなってしまうが、長じて歌詞を知るに及んで、より心に響く歌になった。
私は、若い頃は内気だったのと、親がそういうことには厳しかったので、恋愛らしいこともしないまま結婚してしまった。
中高校時代は、女子校だったこともあって、異性と知り合うきっかけはなかった。が、夏休みなどに兄の友人達が訪ねてきたときなどに、自室に隠れていたけれど、胸をときめかすことはあった。
短大のときも、銀行に勤めていたころも、ひそかな片思いはしたけれど、それ以上のことはなかった。
私は、親に従順な娘であったので、結婚は、お見合いしか許されないと思いこんでいた。また、おとなしく地味な娘だったので、異性の目を引くということもあまりなかった、と思う。
だから、この歌のように恋人を奪われるというところまでもいかなかった。
恋愛結婚だけが幸せになれる結婚というわけではないとは思うが、現在も私の中には永遠の憧れとして恋愛はある。