575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

白菜や外葉剥がせば白光る  須美

2024年01月25日 | Weblog

初句会の白菜句会いかがでしたか?

白菜の重さ、形、漬物と角度を変えていろんな白菜が詠まれました。そんな中見事トップ賞は、12月に引き続き須美さんのこの句でした!!

畑の外葉が汚れ枯れているようにみえる白菜が、外葉を外せばみずみずしく白く光っている様子を詠まれました。いただいたコメントです。

 

竹葉さん:外葉は泥が付いたりして固くて剥がさなくてはなりません。ビタミンいっぱいで勿体ないな、と思いながら剥がしたら、美味しそうな白い茎が光っててあー、良かったという気持ちが伝わってきました。

晴代さん:つやつやしたこれぞ白という・白光る・の語が生きてますね。

能登さん:白菜を剥いた時の白は、特別に艶やかな白。シワっぽい白とは較べられません。

亜子さん:白菜の「白」と白光るの「白」が響き合って、白菜の存在感がよく表現されています。

         ★★★

 

私も採らせていただきました。外葉を剥がすという行為。そして中から現れた美しい白の葉。新鮮で目を見張ります。「白光る」がとても効いていると思いました。          麗子

 

 

コメント (1)
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