575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

お詫びとお願い  遅足

2007年03月15日 | Weblog
まことに申し訳ありません。
遅足のコンピューター(機械ではありません)が故障しました。
大切な能登さんの句を忘れていました。

    

改めて選句をしたいと思います。
お手数ですが、もう一度、お願いします。
まったく恥ずかしい次第ですが、よろしくお願いします。

    

各3句づつです。

題詠「桜」「花」
①桜満ち隙間に覗く碧さかな
②枝仰ぐ花待つ人の暖かさ
③屋形船ゆるり行き交ふ花の雨
④頼朝の桜の下に埋めてくれ
⑤現し世に月下の桜ほの白く
⑥百年は生者にながし桜餅
⑦ひたすらにおん身大切花の冷え
⑧花の雲眼下は保津の下り舟
⑨思ひこめし鐘の震へや花の寺
⑩花ひらのひらひらひらと空に消ゆ

  
自由題「大切なもの」
①春昼やいつも隠れている眼鏡
②老梅の拗ねたる枝をそって撫で
③無人駅出でて一輌春を行く
④面伏せの雛に似たる女将かな
⑤一年(ひととせ)のあっといふ間や雛の箱
⑥パソコンが壊れ読む読む町田康
⑦礎は人の言葉の贈り物
⑧わけもなくおかしかったりかなしい日
⑨母の恋妻の恋ありかしわ餅
⑩いぬふぐり母の鍬先土香る

   

コメント
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初恋を思い出した! 麗

2007年03月15日 | Weblog
    わけもなくおかしかったりかなしい日 

郁子さんの大切なもの。「何気ない一日」に○を入れさせて頂きました。 
人生は一日一日の積み重ね。小さなことに喜び、訳もなく泣いたり。
さっきまで泣いていたのにふとしたことで笑えたり。。。
いろんな感情が交錯して毎日が過ぎていきます。

中学2年の時同じクラスだった男の子。
悲しいときはすぐ立ち直れるように、嬉しいときは浮かれすぎないようにと言ってくれた彼は今どこで何をしているのでしょうか?あれが私の初恋だった気がします。郁子さんの句からなぜか淡い思い出がよみがえりました。
コメント (2)
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