名画座パルシネマで「みんなで一緒に暮らしたら」と「ソハの地下水道」を観てきました。
一番近くに観たのはいつだったか思い出せないほど久し振りの「みんなで・・・」のジェーン・フォンダです。
ところが彼女、年齢からいったら後期高齢者^^の域なのに、お腹はもちろん、わき腹も背中にも、ムダな肉ひとつついていません。立ち居振る舞いもキビキビと若々しく、さすがエアロビできたえただけあります。
年下のジェラルディン・チャップリンも年よりは若く見えるけれど、顔しわくちゃでした。
昔から仲がよかった3組の夫婦がいて、1人は妻を失い、自身も病気、ジェーン・フォンダ扮するジャンヌは死期がせまり、自分の入る棺を選び、夫は物忘れが進んでいます。もう1カップルは息子家族とうまくいってない。
まあ、仲間で支えながら老後を暮らそうということですが、やはり映画、日本人の私からみると非現実的でした。
でも、フランス語を話す、素敵なジェーン・フォンダを観られたのはうれしかった。
「ソハの・・・」は地下水道に隠れ住むユダヤ人と、始めは金目当てで援助するポーランド人の実話が土台となった作品です。
暗い映画館がそのまま地下水道につながっているような感覚で観ていた2時間半です。
R15指定で、原題は「IN DARKNESS」、なるほど。
2012年のアカデミー外国語映画賞にノミネートされた作品で、いい映画だと思うけれど、分かりずらかった部分を確かめるために、もう一度観るってことは、・・・多分ないでしょう。
(スチル写真は映画.comのサイトから借用しました)