自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

みんなで一緒に暮らしたら、ソハの地下水道

2013-03-20 | 映画・テレビ

名画座パルシネマ「みんなで一緒に暮らしたら」「ソハの地下水道」を観てきました。

 

一番近くに観たのはいつだったか思い出せないほど久し振りの「みんなで・・・」のジェーン・フォンダです。



ところが彼女、年齢からいったら後期高齢者^^の域なのに、お腹はもちろん、わき腹も背中にも、ムダな肉ひとつついていません。立ち居振る舞いもキビキビと若々しく、さすがエアロビできたえただけあります。

年下のジェラルディン・チャップリンも年よりは若く見えるけれど、顔しわくちゃでした。

昔から仲がよかった3組の夫婦がいて、1人は妻を失い、自身も病気、ジェーン・フォンダ扮するジャンヌは死期がせまり、自分の入る棺を選び、夫は物忘れが進んでいます。もう1カップルは息子家族とうまくいってない。

まあ、仲間で支えながら老後を暮らそうということですが、やはり映画、日本人の私からみると非現実的でした。
でも、フランス語を話す、素敵なジェーン・フォンダを観られたのはうれしかった。


「ソハの・・・」は地下水道に隠れ住むユダヤ人と、始めは金目当てで援助するポーランド人の実話が土台となった作品です。



暗い映画館がそのまま地下水道につながっているような感覚で観ていた2時間半です。
R15指定で、原題は「IN  DARKNESS」、なるほど。

2012年のアカデミー外国語映画賞にノミネートされた作品で、いい映画だと思うけれど、分かりずらかった部分を確かめるために、もう一度観るってことは、・・・多分ないでしょう。

 

(スチル写真は映画.comのサイトから借用しました)

 

 

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サクラも咲き始め、花いっぱいの散歩道

2013-03-19 | 花・木・実・いきもの・自然

家の近くにはオオシマザクラが多く、例年ソメイヨシノより少し遅れ気味に、葉っぱと一緒に白っぽい花が咲き始めます。

めまぐるしく天気が変わる春です。
一昨日は好天、昨日は春の嵐、今日は好天の散歩日和り。

港に面した大学の道に、1本だけ、かなり花をつけたオオシマザクラがありました。


オオシマザクラ

 

カンヒザクラ

 

ハクモクレン

 

ユキヤナギ

 

サンシュユ

 

アシビ

 

ベニスモモ

 

(3/17、3/19撮影)

 

 

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春の散歩道

2013-03-18 | 花・木・実・いきもの・自然

まだ寒いうちから一番に、いい香りとともに咲き出したジンチョウゲに加えて、一斉に散歩道の花が咲き始めました。

この時季、私のお使いは、遠回り^^をするので、時間がかかります。


ジンチョウゲ



今年は、赤、白ともほぼ同じ時季に咲き始めました。

 

プリムラ

 

サクラソウ

 

ナノハナ

 

ムラサキハナナ

 

スイセン

 

オオキバナカタバミとオキザリス

 

オオキバナカタバミの葉っぱには黒っぽい斑点があるのが特徴です。

 

オキザリス

 

(ジンチョウゲのみ3/16撮影、残りのすべては3/17撮影)

 

 

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花小梅で釜めし

2013-03-17 | 食べもの・飲みもの

1週間に2回、続けざまに行った国立文楽劇場です。

10日の日はなんばダイニングメゾンの8F「花小梅」で若葉御膳をいただいて帰宅しました。

「湯葉と豆腐の店 梅の花」がプロデュースしている季節釜めしのお店です。
季節の釜めしが選べるので、「えんどう豆」にしました。

 

嶺岡とうふ、一口しゅうまい、茶碗蒸し

 

生麩田楽

 

湯葉揚げ

 

えんどう豆の釜めし

 

300円追加で、いちごパフェがつけられます。
周りの女性客はほとんどパフェを追加^^していました。

 

 

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きく・みる・ふれる 大阪の文楽

2013-03-16 | コンサート・音楽・宝塚

国立文楽劇場の文楽入門の講座に行ってきました。

 

文楽ってどんなものなのかという基本的な説明と、ミニ公演「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)」火の見櫓の段より、を見せていただきました。

太夫が語り、三味線が演奏、効果音を奏で、人形が芝居を演じます。
太夫の解説は豊竹希太夫(とよたけのぞみだゆう)さん、三味線の解説は鶴澤清丈(つるざわせいじょう)さん、人形の解説は吉田勘市(よしだかんいち)さん。
みなさん国立文楽劇場の研修所出身です。

無料の講座でしたが、年配者が多かったものの、ひまつぶしの年寄りの集まりといった雰囲気はなく、若い女性や小学生を連れたお母さんなどもいて、真剣に聞き入っていました。

三浦しをんさんの『仏果を得ず』の主人公は大阪公演がある月は近くの小学校に文楽の指導に行っている設定で、その1人ミラちゃんは主人公の太夫が好き、太夫はその母親が好きという一本の筋があります。

今回の講座でも、熱心に講義を聞いて、ものおじせず舞台体験に参加する女の子を見て、ここにも文楽好きのタネがまかれ、芽が出てきているんだなーと感じました。

人形の操り体験もありました。
人形は主遣い、左遣い、足遣いの3人で操ります。

橋下大阪市長は人形遣い(主遣い)が顔を見せる必要があるのかと言ったとか言わなかったとか。
左遣いと足遣いは黒装束に黒頭巾です。

橋下さんといえば、47人^^の文楽の技芸員さんたちが市役所に討ち入り、もとい公開意見交換会に参加して、本年度の補助金は支給されることになったそうです。ひとまずホッ。

 

 

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仏果を得ず(双葉社)~三浦しをんさん

2013-03-15 | 

さて、『杏のふむふむ』の中の一文「文楽と暖簾」には文楽の人形遣い、桐竹紋寿さんとの親交が書かれています。
ちなみに紋寿さんは80近いお歳、主遣いのベテランです。

そして同じエッセイで、三浦しをんさんのこの『仏果を得ず』がおもしろかったと紹介されていました。

 

『仏果を得ず』は高校でろくすっぽ勉強してこなかった主人公が、修学旅行で訪れた(連れて行かれた
^^)国立劇場で文楽に出合って衝撃を受け、国立劇場の文楽の研修生となり、太夫(語り)として成長していく話です。

たまたま主人公が選んだ仕事が文楽なのであって、しをんさんならではの読みやすい青春小説です。
もちろん、文楽がとても身近になったことも確かです。

ちょうどこの本を手にしたころ、夫が応募していた「大阪の文楽」を紹介する講座の受講券が当たりました。かなりの倍率だったようです。

以前、文楽を観たことはありましたが、ほとんど初めてといっていい状況です。
それに、橋下大阪市長が補助金をカットすると息巻いていた「文楽」ってどんなん?という興味もありました。


はからずも、小説と実際の舞台の相乗効果を味わえました。

ただ、『仏果を得ず」という本のタイトル、はっきりと理解できずにいます。
理解力、解釈力、杏ちゃんにかなわない私です。

 

 

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杏のふむふむ(筑摩書房)~杏さん

2013-03-14 | 

さん、というより杏ちゃんと呼びたいかわいらしい女性。

天はニ物も三物も与えて不公平じゃないですぁ?と文句をつけたいほど、多くの才能と美しさをそなえた杏さんです。
しかも、トーク番組などを通して知る彼女は性格もよさそう。

その杏さんが、たくさんの人との出会いから経験したこと、感じたことを綴った1冊です。

 

父親渡辺謙さんの病気や、両親の離婚騒動のころはきっとイヤなことがたくさんあっただろうに、なんの苦労もなく大きくなったとしか思えない明るいタッチのエッセイ集で、イラストも自筆です。


彼女より2.5倍以上年くっている自分が、それこそ「ふむふむ」と相づちをうったり、しんみりさせられたりしました。

その中の一文、文楽と暖簾が、私を次の本に向かわせました。

 

 

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六甲アイランドの美術館めぐり

2013-03-13 | 展覧会

ベイシェラトンでチャリティーランチをいただいたあと、六甲アイランド内の美術館をまわりました。

 

まず、ホテル南側の神戸ファッション美術館「型絵染 三代澤本寿展」(会期は4/2まで)。
三代澤本寿は図案から型紙を彫り、染めにいたるすべての工程を一人で担う型絵染の技法を用いて、多様な染色作品を残しています。

屏風やパネル、のれん、帯、本の表紙など大胆でくっきりしたモチーフは普遍性があって、親しみを感じます。
レストランのロゴや内装もタッチしていて、出身地松本では今でもあちこちで見られるようです。

 


同じフロアにある神戸ゆかりの美術館では「企画展示 BLUE(ブルー)」「絵画が奏でる港町ノスタルジー展」
こちらはさらっと一巡して・・・。


次に六甲アイランドの北端に位置する神戸市立小磯記念美術館の特別展「自らを見つめる画家と自画像展」へ(会期は3/24まで)。

 

藤島武二、フジタ,レオナール、小出楢重、安井曾太郎、梅原龍三郎、中川一政、林武、佐伯祐三、小磯良平、鴨居玲など約85名90余点が展示されています。かなりの充実度です。

そのほとんどが笠間日動美術館の所蔵です。
個展で売れ残ることの多い自画像を画廊が引き取ったのが多いのではないかと、学芸員さんの説明でした。

鏡を見て描いたと思われるものは頭髪の分け目が添えられている写真と反対だったり、服の打ち合わせが逆だったりしています。

女性画家は自画像が少ないそうで、90点のうち1枚あったかなかったかといったところでした。
描きにくいんでしょうかね。

 

 

 

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神戸6ホテル「地産地消」グランシェフチャリティーランチ

2013-03-12 | 食べもの・飲みもの

神戸市内の6ホテルでつくる「KOBEホテル6社会」が3月1日~5月6日まで、東日本大震災の遺児支援を目的とした共同企画「グランシェフチャリティーランチ」を催しています。
チャリティーイベントとしては今年で12回目、チャリティーランチは昨年からだそうです。

 

機会があれば行こうと思っていたので、六甲アイランドに出かけたとき、神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ21階のダイニングKobe Grillのランチをいただくことにしました。


スープとメインは各ホテルのオリジナルで、オードブルとデザートは同じレシピでつくられます。
オードブルとデザートにも個性が少し出るかもしれませんね。


オードブル3種盛り合わせ

 

パンとスープ

 

メインは魚料理または肉料理のどちらかを選びますが、料金を足してフルコースにすることもできます。
私は魚料理を選びました。スズキのポワレです。

 

デザート3種盛り合わせ コーヒーか紅茶がつきます。


これだけで、1食あたり260円の寄付を含め、税込み3000円です。
5月6日まで、また行ってみたいイベントです。

 

 

 

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誕生日

2013-03-11 | 日常・身の回り

3月11日、私の誕生日です。
神戸市からすこやか手帳介護保険被保険者証をいただく年齢になりました。

夫からアンテノールの桜モンブランと金一封。
友人からのバターケーキもいっしょにいただきました。

 

娘からDVD Box AKB48 in Tokyo Dome 1830mの夢
グッジョブ!!

 


東日本大震災関連の報道から―
3月11日(月)
国立劇場で政府主催の東日本大震災2周年追悼式

3月11日現在で
亡くなったかた 1万5882人
行方の分からないかた 2668人
2月7日現在で
避難生活をしているかた 31万5196人

 

 

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