
蝙蝠扇(かわほり)
蝙蝠は夏の持ち物で、直衣や狩衣の際に用いました。この目的は現在の扇子とほぼ同じで、酷暑冷却用のものです。
今日の扇子と異なるのは骨が5本程度と少ないこと、骨の片面しか紙が張られていないことです。
かつての宮中での蔵人などの活動的廷臣は冬の束帯でも檜扇でなくこれを用いたそうです。 非常に軽便なために多用されました。
蝙蝠は夏の持ち物で、直衣や狩衣の際に用いました。この目的は現在の扇子とほぼ同じで、酷暑冷却用のものです。
今日の扇子と異なるのは骨が5本程度と少ないこと、骨の片面しか紙が張られていないことです。
かつての宮中での蔵人などの活動的廷臣は冬の束帯でも檜扇でなくこれを用いたそうです。 非常に軽便なために多用されました。