
季の御読経(きのみどきょう)
季毎に諸寺の僧を召して『大般若経』を転読させ、天皇の安寧と国家の安泰を祈る大法会。中宮主催の季の御読経は、延長二[924]年から朝廷のそれとは別に行われるようになり、一条帝中宮彰子によって春秋二季の恒例仏事として確立したとされます。
中宮以外にも上皇や東宮、皇太后などが主催した例もあり、また摂関家の私邸などでも催されるようになりました。
写真と参考 風俗博物館
季毎に諸寺の僧を召して『大般若経』を転読させ、天皇の安寧と国家の安泰を祈る大法会。中宮主催の季の御読経は、延長二[924]年から朝廷のそれとは別に行われるようになり、一条帝中宮彰子によって春秋二季の恒例仏事として確立したとされます。
中宮以外にも上皇や東宮、皇太后などが主催した例もあり、また摂関家の私邸などでも催されるようになりました。
写真と参考 風俗博物館

