中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

西遊記

2011-12-19 09:21:50 | 読書
 この間、息子に訊かれました。

「チョーハッカイって何?」 
・・・丁八回?・・・超ハッカい?・・・長髪かい?知らない・・・最近の新しい言い回しなのかな。
「豚なんでしょ?」
・・・豚。ああ・・・もしかして猪八戒のことか?西遊記の。
「サイユウキって?」

 おやおや。西遊記を知らないのか。そういえば最近は、西遊記のドラマも人形劇もやってないから、知らない子供も多いのかな。


 私の世代では、猪八戒といえば西田敏行、もしくは左とん平。それ以外のイメージが湧かないほどに、テレビドラマの西遊記を夢中で観たものです。夏目雅子の印象が強すぎて、実際の原作でも三蔵法師は実は女なのだと思いこんでいました。

 堺正章の孫悟空などの、ちょっとふざけた感じが面白くて、名作だったと思います。金角・銀角とかの妖怪も人間味(?)があって、よかった。


 それはともかく、西遊記は一般常識だから、まったく知らないというのは良くない。本でも買ってくるか。


 と思っていたところで、先日の川西町で山響のコンサートがあった時に、ホール併設の図書館で、要らなくなった本の払い下げ(無料)がされているのを見つけました。

 いかめしいドストエフスキー全集から、主婦の料理本まで、いろんなジャンルから本が並んでいて、「ひとり5冊まで」。素晴らしい。

 せっかくだから自分用だけでなくて、子供用にも貰って行こうか、とポプラ社の「世界の名著」シリーズに目を走らせると・・・ありました「西遊記」。これを読んで、しっかりと常識を身につけてもらおう。


 そういえば自分も、西遊記をきちんと本で読んだことがなかった。浮かぶのは岸部シローの沙悟浄ばかりで、「あらすじ」も説明できない。・・・まずは自分が勉強するべきかな。

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2 コメント

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西遊記 (narkejp)
2011-12-20 06:30:08
それぞれ個性的で愉快で、極上のエンターテインメントですね(^o^)/
私の記憶では、祖父のところへ来られたお客様がお土産に持ってきてくれた本で、小学校の低学年で初めて読みました。以来、本好きになったような気がします(^o^)/
>narkejpさん (中爺)
2011-12-20 23:22:03
 ありがとうございます。 
そう、数人のチームが、それぞれの特殊能力を活かして助け合いつつ冒険する…子供にはたまらなく面白いものです。戦隊ものや、サイボーグ009なんかも、その手の面白さを受け継いでいるのかも知れません。 
 しかも、西遊記の3人(匹)は、初めから「良い者」ではない所が良いですね。エンターテイメントの原点が凝縮されてます。

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