教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

<救命胴衣>全日空機から2着持ち帰る 大分の中学生2人

2011年11月24日 22時44分59秒 | 受験・学校

毎日新聞 11月24日(木)20時0分配信『 大分県玖珠町の中学2年2人が10月末、修学旅行で乗った全日空機に据え付けられた救命胴衣2着を持ち帰ったことが24日、分かった。2人は学校側に「『ネットで販売すれば金になる。持って帰れ』と塾講師に言われた」と説明。講師は「元航空会社員の作家の『持ち帰っても補充され、追跡調査されない』とのエッセーを話したが、指示はしていない」と否定している。
 町教委によると、2人は伊丹-福岡便の座席下の救命胴衣を、カバンや衣服に隠して持ち出し、学習塾に渡したという。他生徒の連絡で知った学校は2人から事情を聴き、4日に町教委に報告。塾から2着を回収し、全日空福岡支店に返還、謝罪した。
 講師によると、数年前にも塾に通う別の生徒が救命胴衣を持ち帰ったことがあるという。講師は取材に「休憩中の雑談で『(ネット販売すれば)5000~1万円程度になるのでは』と言ったが、実際に持ち帰るとは……。誤解を与えたかもしれないと反省している」と述べた。
 町教委は「全日空は事件にしない配慮をしてくれた。2人も反省している。備品は持ち帰らぬよう、学校を指導してきた。次の校長会で徹底する」としている。【楢原義則】』

講師は取材に「休憩中の雑談で『(ネット販売すれば)5000~1万円程度になるのでは』と言ったが、実際に持ち帰るとは……。誤解を与えたかもしれないと反省している」と述べていますが。冗談でも修学旅行で乗った全日空機に据え付けられた救命胴衣2着を持ち帰るような無断で持ち帰る窃盗を助長するようなことを話すべきではないと思います。塾講師も私教育と言う立場で子供達を教えているのです。学習以外でも教育者としてのモラルと責任を持つべきです。塾講師も教育者としての自覚が必要で生徒に与える影響を良く考えるべきです。長引く不況で子供達のおこずかいも少なくなっているのではないでしょうか。今の日本の地方経済の置かれている状況も良く考えるべきです。

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シンクロ▲234日目■横山剛さんの都市伝説365日語録

2011年11月24日 20時42分42秒 | 学問
●シンクロ▲234日目■横山剛さんの都市伝説365日語録

■人類の意識がポジティブに進化することで、
いろいろなものが自然発生的にその場でパッとつくられることが
多くなるでしょう。


構造や枠組みをしっかり考えて計画して作るというよりは
シンクロニシティにそって発生することが多くなり


あらかじめプランニングする部分が減っていくのです。


☆あなたはシンクロ増えてきてますか?
  
 

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【震災】ホヤ漁師がホタテ養殖で再起目指す

2011年11月24日 19時54分50秒 | まち歩き

テレビ朝日系(ANN) 11月22日(火)20時21分配信

 『チリ地震、東日本大震災と2度の津波で被害を受けたホヤの養殖業者。再起を図ったのは、ホヤではなく、ホタテでした。
※テレ朝コンプリート/データ放送でご覧の方へ
このニュースの動画は、PCサイトなどの「ANNニュース」でご覧になれます。最終更新:11月23日(水)8時38分』www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211122040.html

養殖業者の皆さん海の男の団結心と絆でホタテの養殖を成功させ、ホヤの養殖業に結びつけて再起を目指してください。晩年運の金野廣悦さん62歳、六白金星でこれからが、本当の人生の勝負です。頑張って下さい。

... 秋田県男鹿半島以北に多い。水深数mから数十mの海底の岩、防波堤などに付着し ている。 左写真:ホヤを横から見たところ. 右写真(左のホヤ):上から見たところ. こんな 風にロープで養殖します。ホヤは根っこの様な部分で、ロープにしっかりとくっつきます。 ...

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マイコプラズマ、インフル…感染症に警戒の季節

2011年11月24日 18時16分55秒 | 健康・病気
読売新聞2011年11月24日(木)16:10

マイコプラズマ、インフル…感染症に警戒の季節
(読売新聞)

 今秋、マイコプラズマ肺炎やRSウイルス感染症などの患者が増えている。

 国立感染症研究所によると、11月第2週(7~13日)のマイコプラズマ肺炎の平均患者数は2001年以降の最高値を記録。

 九州、山口、沖縄では全国平均を上回る県もある。西日本では寒暖の差が激しい不順な天候が続いており、感染研は「予防のため体調管理などに気をつけてほしい」と呼びかけている。

 ◆マイコプラズマ肺炎 患者数が最多◆

 感染研が全国約500の医療機関(定点機関)の報告をまとめたところ、第2週の平均患者数は1医療機関当たり1・25人で、01年以降の10年間で最も高かった0・72人を上回った。九州、山口、沖縄では沖縄県5・14、長崎県1・73、山口県1・44。福岡県も第1週の0・4から0・73に増加。北九州市では小学校の学級閉鎖も報告されている。

 マイコプラズマという細菌による呼吸器系感染症。感染研の安井良則・感染症情報センター主任研究官は「症状が風邪に似ていて外来ですぐ診断するのは難しく、重篤化してしまうケースもある」と指摘する。

 ワクチンはなく治療は抗生物質が中心だが、薬が効かない耐性菌の増加が拡大の要因になっている可能性もある。「今年はこれまで使われてきたマクロライド系の抗生物質が効かないケースが多い。03年以降、耐性菌が増え、今では8割を超えるという報告もある」と安井研究官。別に効果がある抗生物質はあるものの、幼児の歯形成への副作用が懸念されるため、医療現場では難しい対応が続く。

 ◆RSウイルス 乳幼児に多く◆

 RSウイルス感染症は乳幼児が感染しやすい呼吸器系感染症。今年は全国的に例年を上回る患者数が報告され増加傾向が続く。福岡県の1医療機関当たりの平均患者数は、11月第1週の0・51から第2週は0・76になった。

 本来は冬に流行しやすいが、今年は6月頃から都市部を中心に感染が広がり始めた。新規患者数は10月中旬にいったん減少したものの、再び増加傾向に転じた。感染研は「感染の勢いは落ち着き始めているが、もともと冬にピークを迎える感染症。12月の動向が気になる」とする。

 ◆インフルエンザ 年明けに流行か◆

 山口県では9月に周南市の幼稚園で集団感染が発生し、クラスが閉鎖された。新型インフルエンザ(H1N1)が発生した09年を除くと、同県で最も早い時期の集団感染発生となった。その後は落ち着いた状態が続いてきたが今月21日、山口市の小学校が学級閉鎖された。

 同県以外の発生ペースは遅く、今のところ確認されているウイルスのほとんどはA香港型。しかし昨季と同様の傾向をたどれば年明け以降にH1N1型が流行する可能性もある。感染研は「いずれの感染症もうがいや手洗いで、ある程度予防できる。患者との濃厚な接触を避けるなど注意してほしい」としている。

 ◆マイコプラズマ肺炎=天皇陛下や皇太子ご夫妻の長女、愛子さまも一時、感染の可能性があるとされた。感染者の大半は14歳以下。乾いたせきや発熱、頭痛などの症状のほか、重篤になると脳炎などを引き起こす場合もある。せきや接触で広がり、潜伏期間は2~3週間。

 ◆RSウイルス感染症=多くは鼻水やせき、のどの炎症などで治まるが、乳幼児では重篤な肺炎や細気管支炎を引き起こす場合もある。免疫ができにくいため、流行期に何度も感染する可能性もある。ワクチンや抗ウイルス薬はなく、酸素吸入や点滴などの対症療法が中心。』

新型インフルエンザの大流行の次は、マイコプラズマ肺炎の全国的な大流行です。今年は、これまでマイコプラズマ肺炎に使われてきたマクロライド系の抗生物質が効かないケースが多い。2003年以降、耐性菌が増え、今では8割を超えるという報告もあるのは、5日間以上マクロライド系の抗生物質を使うと良くないと私のマイコプラズマ肺炎を以前治療して下さいましたO医科大学付属病院第一内科のS先生はおっしやいました。抗生物質の効かないウイルスの耐性菌化の問題、新しい抗生物質の開発とウイルスのいたちごっこが当分続くのでしょうか。健康に良い日本の伝統的な食材や漢方薬で免疫力を上げる人間の体に副作用の少ない治療法を見出せないものでしょうか。

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室内でもイモ掘り楽しい…福島の幼稚園

2011年11月24日 17時42分11秒 | 受験・学校
遊戯室に設置された畑で、サツマイモを掘る幼稚園児たち(福島学院大附属幼稚園で)=田中秀敏撮影 【読売新聞社】

遊戯室に設置された畑で、サツマイモを掘る幼稚園児たち(福島学院大附属幼稚園で)=田中秀敏撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)
  • (読売新聞) 2011年11月24日 12時38分

     『福島市の福島学院大付属幼稚園の園児らが24日、園内に設けられた「畑」でサツマイモ掘りを楽しんだ。東京電力福島第一原発事故の影響で毎年恒例のイモ掘りができず、先生らが「土に触れ合う機会を」と、準備を進めてきた。 交流のある大分県の保育園などに協力を呼びかけ、サツマイモや土の提供を受けた。保護者がこしらえた長さ約180センチ、奥行き約90センチ、深さ約25センチの木箱に詰め、遊戯室に即席の畑をつくった。』

  • 室内で芋掘りなんだかへんよと言いたくなります。人工的な遊戯室に設置された畑では、自然体験学習にはならないと思います。昔流行した色の付いた釣り掘りと同じ感覚ですね。1日も早く福島学院大付属幼稚園の園児の皆さんが外の畑で芋掘りが出来るように御祈り申し上げます。

福島学院大学|大学院・福祉学部・短期大学部 ? お問い合わせ ? サイトマップ ? リンク集 ? 携帯サイト ? ENGLISH ? Chinese. 幼稚園の ... 〒960-0181 福島市宮代乳児池1-1 電話:024-553-3223(代表). 福島学院大学トップページ > 福島学院大学附属幼稚園 ...

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仕分け:勧告から感想へ、蟷螂の斧・山内康一

2011年11月24日 17時00分54秒 | 国際・政治

山内康一の「蟷螂(とうろう)の斧」

山内康一の「蟷螂(とうろう)の斧」

山内康一

みんなの党所属/衆議院議員
自民党から離党し、みんなの党に参加。

野田総理の“思いつき”で始まった「提言型政策仕分け」は、
昨日で4日間の議論を終えましたが、結果は予想通りです。
税金のムダ遣いを洗い出すどころか、この作業がムダです。

かつての「事業仕分け」では「廃止」とか「予算縮減」とか、
それなりにメリハリのきいた「勧告」を出していましたが、
今回の「提言型政策仕分け」はフワッとした「感想」だけです。

霞が関と共存共栄を図りたい野田総理の意図が明確です。
何にもやっていないのに、何かやっているフリをするための、
いわば「政治ショー」以外の何物でもありません。
蓮舫大臣はうってつけの「政治ショー」かもしれません。

結論がひどいです。

例えば、大学改革の方向性を巡る議論で出された結論は、
なんと「各大学の自己改革によってその実現を図る」です。
各大学の経営陣や教授会だってバカばかりじゃありませんから、
それなりに自己改革をやってきたところも多いでしょう。

そもそも大学というところは、保守的な人も多いですが、
経営陣はみんな高学歴(大半は博士号取得でしょう)だし、
その多くは欧米の大学等で研究したり、学位を取ったりで、
高等教育分野の国際的な動向も知っている人が大勢います。

そういう人たちが、それなりに汗をかき、知恵を出して、
それぞれ大学の自己改革をやってきたのだと思います。
私の母校(ICU)なんて、いつも自己改革をやってきて、
いつの間にか私の出身学科は消えてなくなりました。

私の出身学科は大学改革で作られ、私は2期生でしたが、
わずか10年ちょっとで廃止になってしまいました。
朝令暮改的なところもありますが、それで良いと思います。
変化に対応していくためには、常に自己革新が必要です。

ただ、「各大学の自己改革」が必要という当たり前のことは、
わざわざ行政刷新会議に言われなくてもわかっていることで、
余計なお世話だし、民主党政権に説教されたくないでしょう。

私が傍聴していた外交関連の「提言型政策仕分け」では、
次のような結論を出していました;
-----------------------------------------------
外交上の戦略的な必要性を踏まえた人員配分を進めるべき。
外国語の能力や交渉能力、専門分野の能力等を適切に踏まえた人材の配置を進めるべき。
業務量に見合った人員配分を進めるべき。
本省への情報伝達など従来の仕事の手法について合理化・効率化を図るべき。
-----------------------------------------------

あまりにも当たり前すぎてあきれるほどです。
外務省員はアホばっかりだと思っているのでしょうか?

外務省の職員だって、いろんなことを考えているはずです。
考えているけれど制約があって実現できないこともあれば、
既得権益を守るためにあえてやらないこともあるでしょう。
背景を知った上で切り込んでいかないと改善されません。

こんなフワッとした「提言」というか、「感想」だったら、
外務省の事務方としては、痛くもかゆくもありません。
それこそ「貴重なご意見ありがとうございました」と聞き流し、
外務省にとって都合の良い部分だけをしっかり抜き出して、
財務省と総務省へ人員増を要望するときに引用するでしょう。

時間と手間と予算をかけた「提言型政策仕分け」は徒労に終わり、
新たな税金のムダ遣いの事例をつくっただけでした。
ブラックジョーク以外の何物でもありませんでした。

|

引用元http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com

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NHKあさイチが放射線測定ミス…番組でおわび

2011年11月24日 16時34分17秒 | ニュース

読売新聞 11月24日(木)8時58分配信『 NHKは24日、朝の情報番組「あさイチ」で、10月17日放送の「放射線大丈夫?日本列島・食卓まるごと調査」について、食事に含まれる放射性物質量の数値を誤って放送したと発表し、同番組内で謝罪した。 番組ホームページなどによると、問題の放送は、福島県や東京都などに住む全国7家族の食事サンプルを検出器にかけて分析し、放射性セシウムの数値などを測定する企画。 当初の放送で、食事サンプルから検出したとされたセシウム134の量は、再検証の結果、検出限界値以下の数値であり、信頼出来るデータではなかったという。原因は分析装置の調整不備としている。 NHKは、12月15日に、なぜこうしたミスが起きたのかを検証する番組を放送する予定。 』

放射線大丈夫?日本列島・食卓まるごと調査」について、食事に含まれる放射性物質量の数値を誤って放送したと発表し、同番組内で謝罪しましたが、マスメデイアとしてテレビ局の責任は大きいです。放送番組が風評やデマの発信源にならないように注意すべきです。日本国民が放射性セシウムの測定値に神経過敏になっている時にNHKとして良く考えるべきでは有りませんか。

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教習所指導員、出勤途中に死亡ひき逃げ容疑

2011年11月24日 16時18分51秒 | ニュース

読売新聞 11月23日(水)23時27分配信 『大阪府警八尾署は23日、東大阪市大蓮南、自動車教習所指導員川原正幹(まさき)容疑者(43)を自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の両容疑で逮捕した。 発表によると、川原容疑者は同日午前6時10分頃、八尾市西久宝寺の市道で、歩いていた大阪市平野区の無職則武(のりたけ)レイさん(82)を乗用車ではねて逃走、間もなく死亡させた疑い。 現場は片側1車線の直線。川原容疑者は自家用車で出勤途中で、事故の約10分後に現場に戻り、署員に事故を告げた。調べに「前をよく見ていなかった。何かに当たったのは分かったが、頭が真っ白になり、その場を離れた」と供述しているという。』

自動車教習所指導員が、大阪市平野区の無職則武レイさん(82)を乗用車ではねて逃走し、自動車運転過失致死と道交法違反、ひき逃げの両容疑で逮捕されたのでは本当に困ります。自動車教習所指導員が、人を跳ねたらまず現場で救護し、警察に通報するように自動車教習場で、多くの教習生に交通事故を起こさないように交通安全教育の大切さと道路交通法も教えて来られたと思います。自動車教習所指導員の専門家でも、神様では有りませんし、人間ですから一生の内に交通事故を起こす事は有ると思います。常識の通らない誰を信じて良いのか分らない今の時代です。

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前原誠司政調会長は、小沢一郎元代表をコケにして、消費税増税賛成を求めるのは、虫がよすぎる

2011年11月24日 15時40分32秒 | 国際・政治
2011年11月24日 01時22分42秒
| 政治
◆民主党の前原誠司政調会長が11月22日、誠に手前勝手な都合のいいことを言っている。消費税増税をめぐり、「小沢一郎元代表にも、消費税増税に理解していただいて協力をしてもらうように説得する」という趣旨の発言をしているのだ。
 前原誠司政調会長は、先立ってにワシントンを訪問して、笹川記念財団主催の講演会で演説した後、米国要人たちに「小沢さんは、コロコロ変わる」などと悪口三昧、まるで小沢一郎元代表とは付き合わない方が得策であるかのように吹聴してきたという。こんな話は、日本に直ぐに伝わってくるのだから、わざわざ言いふらすこともないのに、カリカリしやすい性格からか、ついつい口をついて出てくるのを食い止められない。
 もっと言うならば、民主党政権が誕生してわずか半年も経たないころ、カート・キャンベル国務次官補が来日して、当時の幹事長である小沢一郎元代表に国会内幹事長室で会い、「ぜひとも訪米して欲しい」と要請していた。ところが、その後で前原誠司国土交通相を表敬訪問したとき、「小沢さんとは付き合わない方がいい」と言われたといい、これが原因になってか、小沢一郎元代表の訪米は、不発に終わった。このことは、このブログで以前に書いているのだが、前原誠司政調会長は、自分が総理大臣になれなかったのは、小沢一郎元代表が協力してくれなかったためだと思い込み、どうも逆恨みしてきた。
 それにもかかわらず、またまた小沢一郎元代表の協力を得なければ、消費税増税は、実現しない。そうすれば、財務省からの信頼は得られない。これは、野田佳彦首相の動静を見れば、一目瞭然である。いかに外交好きの前原誠司政調会長と言えども、国家権力の根幹である財務権力からの絶大なる支援は欲しいのである。
 しかし、こう言うところが、前原誠司政調会長のプリミティブというか、政治家としてまだまだ幼いところである。これまでの政治的言動を振り返ってみていると、プッシュする相手を根本的に間違っている。肝心要、本命の小沢一郎元代表をコケにしてばかりしていて、どのようにして総理大臣になろうとしているのか。やはり幼いというしか言いようがない。小沢一郎元代表こそ、野田佳彦首相がそうしたように最も頼るべき政治家であるのに、ズレまくっている。
◆その小沢一郎元代表は、いまや前原誠司政調会長には、歯牙も掛けていない、鼻も引っ掛けようとはしていないのである。
 小沢一郎元代表は11月22日、自らを支持している衆院議員の当選2~4回組の「一新会」メンバーが集まる会合で消費税増税反対論を披瀝している。党員資格停止処分を受けている身とはいえ、 国会議員としての資格を停止されているわけてはない。朝日新聞は11月23日付け朝刊「4面」の囲み記事で小沢一郎元代表発言を、こう報じている。
 「民主党の小沢一郎元代表は22日、自身を支持する議員グループの会合に出席し、野田政権が年末にまとめる消費増税法案について「強行すれば政権運営が不安定になり、党運営も厳しくなる。野党に攻撃の種も与える」として、反対する考えを重ねて示した。消費増税法案をめぐり衆院解散・総選挙に追い込まれる可能性にも触れ、「今、出撃しても何機戻ってこられるかわからない。特攻状態だ。みんなが帰ってこられないのでは困る」として、民主党が惨敗するとの見方を明らかにした。」
 また、読売新聞は11月23日付け朝刊「政治面」(4面)の「消費税増税 綱引き」という見出しのついた記事のなかで、次のように書いている。
 「出席者によると、小沢元代表は「引き上げ幅や時期を決めていくのは、世論の理解を得られない。強行するならば、党内の運営も厳くなる」と強調。「消費増税をきっかけに衆院解散につながったら、何のための政権交代か」と不満をあらわにし、消費税増税を争点とした衆院選が行われた場合、「(民主党候補は)出撃してもみんな(国会に)帰って来られない」との見通しを示した。
 元代表の発言に、党執行部は懸念を強めている。「首相が中央突破して消費増税の中身を大綱に明記した場合、小沢グループの一部などが、離党・新党結成に動く可能性も排除できない」との見方も出ている。
 政界では年末に新党結成の動きが起きやすいことも、執行部が不安を抱く要因だ。政党交付金は1月1日の議員数などを基準とするため年内に新党を結成すれば翌年の政党交付金を受けることができるためだ。」
◆ここで、1つのことが明らかになった。それは、前原誠司政調会長と小沢一郎元代表の目線の違いである。
 前原誠司政調会長は、財務省への「ゴマスリ視線」、つまり、自分が総理大臣になれるか否かという私利私欲、近視眼の視線、これに対して、小沢一郎元代表のそれは、少なくとも「民主党衆参議員の議席」を確保できるか否か、さらに言えば、国民が諸費税増税に耐えられるか否かという視線である。小沢一郎元代表の私利私欲の匂いは、出ていないのである。
 もちろん、小沢一郎元代表に対して、総理大臣待望の声は、依然として根強い。だが、私利私欲の欲望を剥き出しにしないところに、小沢一郎元代表の不気味とも思える政治的な迫力が生まれる。だからこそ、「急ぐな、慌てるな」という息の長い思いが、伝わってきている。前原誠司政調会長をはじめ、経験未熟なる政治家たちはすべからく、時には「慌てる乞食は、もらいが少ない」という言葉をじっくり噛み締めて見るべきである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
現代の欧州の金融危機、世界大恐慌の恐れは、世界を股にかけている「博打打」が招いたので、高度に発展した資本主義のせいではなく、古色蒼然とした「マルクスの資本論」が出てくる幕ではない


◆〔特別情報①〕
 欧州の金融危機が世界大恐慌を招くのではないかという文字通りの「恐れ」から、あの「妖怪」が世界を駆け巡り始めている。「妖怪」とは、「共産主義」という名の妖怪である。

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 このタイムリミットは、野田佳彦首相の命運が尽きるまで、最長2013年夏の衆参両院の任期が満了するまでである。しかし、野田佳彦首相が支持率を下落させる材料は、いくらでもあるから、急がなくてはならない。ヒト山越えれば、フタ山、剣が峰は、次から次からと野田佳彦首相の行く手を阻み、断崖絶壁から奈落の底へ突き落とそうとする。先日も、掲載したが、その材料は、以下のようなものである。
  ①TPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加・・・APEC(ハワイ、11月12日)
  ②沖縄普天間飛行場の辺野古への移設
  ③牛肉輸入緩和(輸入条件「月齢20か月以下→30か月以下」)
  ④消費税アップ(5%→10%)
  ⑤原発推進
 ⑥武器輸出3原則緩和
  ⑦次期戦闘機FX=F35(ロッキード・マーチン社)
引用元 http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken
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「提言型政策仕分け」の報道から見える野田・前原の権力闘争 new!!

2011年11月24日 10時28分03秒 | 国際・政治
さらば外務省!―私は小泉首相と売国官僚を許さない さらば外務省!―私は小泉首相と売国官僚を許さない
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 ムダをなくすはずの事業仕分けがムダを無くす事が出来なかった
のに、同じような顔ぶれが同じような事をやって、今度は政策の方向性
を決めるという。予算編成そのものの方向性を示すという。

 官僚の言いなりになっている野田首相にそんな事が出来るはずが
ない。

 おまけにこれは増税まえのパフォーマンスだと正体が見抜かれている。

 しかし、私が今度の「提言型政策仕分け」で注目したのは、無駄な作業
の馬鹿馬鹿しさでも、増税のためのパフォーマンスであるという腹立たしさ
でもない。

 野田・蓮舫と前原・辻元の権力争いの臭いを私は嗅ぎ取る。

 辻元清美は前原に引き立てられて政調副会長に起用され、仙谷由人
政調会長代行と並んで8人の仕分け人のひとりに指名されたのではなかった
のか。

 しかし辻元清美が報道で取り上げられることはなかった。蓮舫大臣ばかり
が目立っていた。

 そういえば前原を代表選に担ぎ出した仙谷も野田政権の下では霞んで
見える。

 前原一派は野田首相から外されているのではないか。

 前原と野田首相の間で壮絶な権力争いが繰り広げられているのではないか・・・

 この続きはきょうの「天木直人のメールマガジン」で書いています。

 そのほかにも多くのテーマで書いています。

 申し込みはこちらから ⇒ http://bit.ly/arIQo1

<label>引用元http://www.amakiblog.com/</label>
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