教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

マスク3倍相当の増産も品薄続き…メーカー3社に経産省の補助決定

2020年02月29日 12時16分50秒 | ニュース

読売新聞2020年02月28日20時58分『 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、経済産業省などは28日、マスク増産のための設備投資を補助する第1弾の事業者3社を発表した。国内メーカーは24時間体制で通常の3倍に相当する増産を続けているが、品薄状態は解消されておらず、官民一体で供給量の確保を急ぐ。

 

 事業者は、マスクを製造する「興和」、「XINS」、マスクに使うゴムひもの部材を製造する「ハタ工業」のメーカー計3社。補助事業は3月11日まで募集する。

 

 興和は最新の高速生産設備を導入し、3月第2週に生産・供給の開始を目指している。広報担当者は「急増する需要に対応したい」と話している。

 

 補助事業は今月13日に政府が緊急対策として打ち出した。国内の供給量を月4億枚から月6億枚程度に増産することを目指す。

 

 一方、経産省は28日、3月14日以降はインターネットオークションなどでマスクや消毒液の出品を自粛するよう、サイト運営会社に要請した。約2週間の猶予期間を設けることで、ネット上に在庫が放出されるよう促す。

 

 消費者庁はすでにサイト運営会社に高額転売などをしないよう求めているが、今回、さらに踏み込んで対応する。転売目的の買い占めを防ぎ、適正な価格で流通するマスクの量を増やす狙いがある。』

 

 

買い占めて、売り惜しみをし一儲けを企んでいる販売業者が、有るのでは有りませんか。

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第99回◆板垣英憲「情報局」勉強会◆ご案内(3月7日)―「権腐10年『黒塗りのレガシィ』政権(仮題) 安部晋三首相、退陣か4選か 〜モリカケ・桜・IRカジノ・隠蔽・改ざん・パンデミック

2020年02月29日 12時02分32秒 | 受験・学校・学問
<header class="header" style="box-sizing: inherit; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-size: 16px; vertical-align: baseline; color: #2c2c2c; font-family: NotoSansJPCustom, -apple-system, BlinkMacSystemFont, Arial, Helvetica, 'Helvetica Neue', 'Segoe UI', HiraginoCustom, 'Hiragino Kaku Gothic ProN', 'Yu Gothic Custom', Meiryo, sans-serif; line-height: 25.600000381469727px; background-color: #f0f2f4;"> <section class="block block__blogger_profile" style="box-sizing: inherit; margin: 0px 0px 0.6rem; padding: 0px; border: 0px; font-weight: inherit; vertical-align: baseline; background-color: #ffffff; -webkit-box-shadow: rgba(194, 194, 194, 0.498039) 0px 0.1rem 0.3rem 0px; box-shadow: rgba(194, 194, 194, 0.498039) 0px 0.1rem 0.3rem 0px; width: 1280px;"> </section> </header> <article class="article" style="box-sizing: inherit; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-size: 16px; vertical-align: baseline; color: #2c2c2c; font-family: NotoSansJPCustom, -apple-system, BlinkMacSystemFont, Arial, Helvetica, 'Helvetica Neue', 'Segoe UI', HiraginoCustom, 'Hiragino Kaku Gothic ProN', 'Yu Gothic Custom', Meiryo, sans-serif; line-height: 25.600000381469727px; background-color: #f0f2f4;"><header class="article__header" style="box-sizing: inherit; margin: 0px; padding: 0px 1.4rem 1rem; border: 0px; font-weight: inherit; vertical-align: baseline;">

第99回◆板垣英憲「情報局」勉強会◆ご案内(3月7日)―「権腐10年『黒塗りのレガシィ』政権(仮題) 安部晋三首相、退陣か4選か 〜モリカケ・桜・IRカジノ・隠蔽・改ざん・パンデミック」

</header> <section class="block block__article" style="box-sizing: inherit; margin: 0px 0px 0.6rem; padding: 0px; border: 0px; font-weight: inherit; vertical-align: baseline; background-color: #ffffff; -webkit-box-shadow: rgba(194, 194, 194, 0.498039) 0px 0.1rem 0.3rem 0px; box-shadow: rgba(194, 194, 194, 0.498039) 0px 0.1rem 0.3rem 0px; width: 1280px;"><main class="article__main" style="box-sizing: inherit; padding: 1.4rem 0px;">
 
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2020年3月21日(土)13時~16時
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会 場 都内某所
参加費 5,000円
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中3の鈴木福 突然の休校に「僕らの青春の日々があっという間に失われました」

2020年02月29日 11時51分49秒 | 芸能ネタ
<nav style="border: 0px; font-size: 13px; margin: 0px; outline: 0px; padding: 0px; vertical-align: baseline; font-family: Meiryo, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', Arial, sans-serif; line-height: 13px;" role="navigation"> </nav>
 
<article class="gn-container" style="border: 0px; font-size: 14px; margin: 0px; outline: 0px; padding: 0px 14px; vertical-align: baseline; word-wrap: break-word; zoom: 1; width: 656px; font-family: Meiryo, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', Arial, sans-serif;">

 

中3の鈴木福 突然の休校に「僕らの青春の日々があっという間に失われました」

 鈴木福

(デイリースポーツ)

 子役出身で、中学3年生の俳優・鈴木福(15)が28日夜、ブログを更新。自身が通う中学校が3月2日から休校になることが発表されたことを明かし、「僕らの青春の日々があっという間に失われました」と残念な思いをつづった。

 鈴木は「僕らが学校に行けるのは多くて3日。登校日を設けてくれて荷物と通知表を取りに行く日と、卒業式。僕らの青春の日々があっという間に失われました。急なことでぽっかり心に穴が空いたような気持ちです」とつづった。

 それでも「でも卒業式ができるだけまだ幸せです!縮小されたとしても、みんなと一緒に中学校を去れることはとても嬉しいです」と伝え、卒業式すら中止になった学校の生徒の心境を思い、「すごく辛いです」と記した。

 ブログでは「1番大切なのは国民の健康と安全です」と手洗い、うがい、マスク、消毒を呼びかけ、「全国の卒業生のみんな!僕らの人生はこれから!!嫌なことがあった後にはきっといい事がある!そう信じてがんばろう!!きっと福がくる!!」とメッセージを送っている。』
人生まだまだ長いです。新型肺炎の流行が収まり、一つしか無い命が有ればば取り戻せますよ。
奈良教育大学教授英語学宮田明夫先生の言葉『命ある限り希望あり。意志あるところ道あり。』をお贈りします。
 
 
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jlj0011のblog 安倍の守り神<本澤二郎の「日本の風景」(3609)

2020年02月29日 10時53分11秒 | 国際・政治
jlj0011のblog
安倍の守り神<本澤二郎の「日本の風景」(3609)
2020/02/29 10:382
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安倍の守り神<本澤二郎の「日本の風景」(3609)より、転載させて頂きました。


<3分の2議席+莫大な工作資金=超軍拡予算スイスイ成立へ>


 寒桜が満開である。庭先にフキノトウが出て、茶の間に高貴な香りを漂わせてくれる春目前だが、日本丸はいま難破する寸前だ。新型肺炎に日本だけでなく世界が震え上がっている。


 20年デフレ不況に10%消費税という悪法の強行で、市民生活は生きも絶え絶え、そこにパンデミック大不況が追い打ちをかけたものだから、いよいよもって国民資産の年金基金と、日銀の無謀な株買い占めに、確実な危機が襲い掛かってきている。どうする安倍と黒田!


 そうした中でも、不思議と日本の国会は、多少の風雨はあるが台風は来ない。昨夜、超軍拡予算が安倍の期待したとおりに可決、衆院を通過した。


 安倍に神風が吹いたわけではない。神風など存在しないのだから。宮中・令和の祈り?も無縁である。自民党・森山裕国対の成果である。


 そもそもは3分の2議席を与えてくれた公明党創価学会のお陰だが、それだけではなかった。もう一人の守り神が存在した。


<定時制高卒+農協職員=森山裕国対が野党を手玉>


 無名に近い森山を、多くの国民は知らない。筆者も知らなかった。清和会OBが少しは知っていた。鹿児島県出身代議士の中馬辰猪から聞いていた。中馬は京都帝大卒業後、陸軍主計大尉としてインパール作戦に従軍、幸運にも生還して、戦後、吉田茂の後継者となった池田勇人らとともに政界いりした。他人に媚びを売る猟官運動は大嫌いだった、わりあいまともで地味な政治家で、一回だけ建設大臣を歴任した程度だから、金で地位を買うことを嫌った千葉三郎に似ていた。


 そんな彼が「森山は農協職員で、わしの秘書もしていた」と証言している。94歳で2010年4月に亡くなっているが、この月は次男正文が、東芝病院で看護師の適切な介護を受けられず、タンがのどに詰まり窒息させられた時期でもあった。いまだに東芝は、反省も謝罪もしない財閥企業である。


 森山も苦学生だ。高校は地元の定時制である。官房長官の菅義偉は、高校卒業後に上京して苦学、地方議員から這い上がった。森山は地元の地方議員から、政界に飛び込んだ。


 田中角栄が興味深い話を、清和会OBに語っている。「地方議員は国政は務まらない」と。「地方議員は、手練手管ばかり体得していて、天下国家で行動できない」というものだった。的を射た説明である。


 地方議員は、特に志がないか低いのだ。信念を貫く政治家になれない。確かに金で動く。菅もそうだが、森山も莫大な国対費を、上手に使える天才なのだ。


 「国会の潤滑油」としての国会対策委員会は、国会法の規定に存在しない。それでいて、国会の運営は、すべて与野党の国対で転がしている。そこではすべて金、金である。


 森山は麻雀ができるか、多分出来るだろう。海外旅行はどうか。間違いなく、野党議員に金を流し込む手練手管はプロに違いない。昔は国対というと、真っ先に竹下登を連想した。国対のプロが首相になった唯一の例である。


<1%財閥+長州国家主義=信念のない奴隷政治屋の汗かき>


 安倍内閣は、1%の財閥のための、財閥傀儡政権である。


 森山の実績は、すべて長州国家主義と1%財閥に恩恵を与えるだけのものである。鹿児島の貧農の出の政治屋が、せっせと奴隷よろしく、悪しき政権を支えている。間違いだろうか。


 そこからこぼれだす金に、失礼ながら翻弄されるだけの野党議員もまた、哀れだが、必ずしもそうとは言えないらしい。なぜならば、日本の国会議員は、世界一高額の報酬を懐に入れている。本当であることに、国民の関心は薄い。


 信念のない無節操な与野党の政治集団、そこで大活躍する自民党国対という政治構造にも目を向けないと、この国は安倍が退陣しても変わりない。


 自民党議員の総入れ替え論の反響は小さくはない。安倍内閣7年が、腐敗勢力の正体を、国民に分かりやすく露呈しているのである。2・26は経過した。5・15に期待するほかないのか。


 いかなる口実をもってしても、まともな国民であれば、安倍・自公を弁護する言葉はない。


2020年2月29日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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HOME 天木直人のブログ 習近平訪日延期を共同発表できなかった底の浅い日中...

2020年02月29日 10時37分53秒 | 国際・政治
 
共同発表できなかった底の浅い日中関係
2020-02-29
私はてっきり安倍首相と楊ケッチ政治局員の会談後に、習近平国家主席の訪日延期が共同発表されると思っていた。
 習近平国家主席の国賓訪日は日中両国にとって最重要であり、それにふさわしい環境が整うまで延期することが両国の利益になることで一致した、とかなんとか言って。
 ところが、これまでと同様に、何の進展もなく、どうせ無理なことはわかっているのに、どちらも自分から延期を言い出せず、おたがいに相手が先に言い出さないか、腹の探り合いが続いているごとくだ。
 少なくも、今日の各紙の報道を見る限り、そういう報道になっている。
 さてはメディアは安倍政権と口裏を合わせているのか。
 それともメディアの怠慢で、本当のところはメディアも何もつかめていないのか。
 果たして実際はどうなっているのか。
 私は、本当は、楊ケッチ政治局員は安倍首相に会う前の茂木外相、北村国家安全保障局長との会談で、中国として延期はやむを得ないと考えていることを伝え、日本側もそれを了解し、そして、そのことを安倍・楊ケッチ会談で確認したのではないかと思っている。
 そしてその発表はもう少し遅らせようと示し合わせたに違いないと思っている。
 実際のところ、客観情勢はますます習近平主席の国賓訪日を不可能にしつつある。
 そんな時に強行することは、あらゆる観点から日中双方にとってもはや得策ではなくなりつつある。
 その理由をいちいち上げるまでもないが、一言でいうとこうだ。
 米国と覇権を争う中国にとって国賓でない格下げした訪日など、ありえない。
 しかし国賓となると大勢の随行員を引き連れ、そして日本側の皇室行事を伴った大掛かりな行事が不可欠となる。
 コロナ感染を抑えこむことが国家存亡の時に、そんな訪問などできるはずがない。
 しかも習近平はトランプと違って、国賓訪日を単なる物見遊山にするわけにはいかない。
 中国にとっては、第五の文書で、国内を説得する成果を勝ちとる必要がある。
 しかし、そんなことはもはや準備不足で不可能だ。
 そう思っていたら、海の意向こう(ジュネーブ)から、コロナウィルスに関するさらなる警告が発せられた。
 すなわち、これまで中国に対する評価だった「非常に高い」危険性を、ついに、世界全体に広げると発表したのだ。
 皮肉なことにこのニュースは、安倍・楊ケッチ会談が終わった後の、きょう未明になされた。
 どう考えても習近平主席の訪日は無理だ。
 強行すれば日本も中国も内外の批判を浴びる。
 だから私は、安倍首相と楊ケッチの会談では延期を確認したに違いないと考えるのだ。
 しかし、である。
 もしそうなら、どうして発表しなかったのか。
 共同発表するにはもはやこの機会しかないというのに。
 ひょっとして、各紙の報道にあるように、いまでも日中はお互いに腹の探り合いをしているのだろうか。
 もしそうなら、日本と中国の関係は、お互いに本音を語れない、底の浅いものであるということだ。
 安倍首相の説明とは裏腹に、日本と中国は、いまだお互いを利用しあう関係にとどまっているということだ。
 そうであるなら、せめて、いずれ行われる習近平訪日延期の発表だけは、同時発表にしてもらいたい。
 招待した日本のほうから延期を発表できないからといってモタモタしている間に、中国の報道官が一方的に延期を発表するような醜態だけは、安倍外交にはしてもらいたくない。
 メディアはそのことを今から官邸に注文をつけておくべきである(了)
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HOME 天木直人のブログ 習近平訪日延期を真っ先に百田尚樹、有本香に伝えた..安倍首相

2020年02月29日 10時11分33秒 | 国際・政治

習近平訪日延期を真っ先に百田尚樹、有本香に伝えた安倍首相
2020-02-29
きょう2月29日の各紙が報じている、きのう2月28日の安倍首相の動静欄を見て驚いた。
 夕方7時15分から、中国の楊ケッチ共産党政治局員と官邸で会談したとある。
 そこまでは大きく報じられている通りだ。
 きのうの安倍首相の日程の中で最も重要な外交動静だ。
 ところがである。
 そのあと、8時2分から、公邸で、作家の百田尚樹氏、ジャーナリストの有本香氏の両名と会食、となっている。
 楊ケッチ政治局員と官邸で会談したのは30分ほどだということだから、会談後に官邸から公邸に場所を移し、百田、有本両氏と会食したということだ。
 そして、その後9時30分、東京・富ヶ谷の私邸に戻った、となっているから、たっぷり会食に1時間ほど時間をかけている。
 その間、何が話し合われたか。
 楊ケッチ政治局員と会談した直後だ。
 つまり、百田尚樹、有本香両氏は、安倍首相が楊ケッチ政治局員と会談した後で、官邸官僚は別にして、最初に会った日本人だ。
 そして百田、有本両氏は、誰もが知っている、中国や韓国嫌いの安倍首相の取り巻き右翼の仲間だ。
 ひょっとして安倍首相は習近平主席の国賓訪日がなくなったことを二人に真っ先に伝え、乾杯!とやっていたのではないか。
 それはもちろん私の邪推だ。
 そんな事はどうでもいいことだ。
 私の頭に同時によぎったのは、櫻井よしこや金美齢といった取り巻き連中の顔だ。
 自分たちを差し置いて真っ先に百田尚樹や有本香に教えるとはけしからん。
 そう怒ったのではないか。
 内ゲバは左翼の専売特許と相場は決まっている。
 ついに安倍首相は右翼まで内ゲバさせることになるのだろうか。
 そうなれば面白い。
 そう思わせるきょう2月29日の安倍首相動静欄である(了)
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国家最高指導者である安倍晋三首相は、国民の生命を守るという使命と役割をほとんど果たしていない

2020年02月28日 16時38分53秒 | 国際・政治

国家最高指導者である安倍晋三首相は、国民の生命を守るという使命と役割をほとんど果たしていない


 
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
国家最高指導者である安倍晋三首相は、国民の生命を守るという使命と役割をほとんど果たしていない

◆〔特別情報1〕
 「東京オリンピックを中止するなら5月24日までに決めよ」—IOC理事から期限を切られて大慌てしたのか、安倍晋三首相が2月27日、萩生田文科相から「3月20日から春休みに入るまで、全国の小中高校を休むよう進言されてその通り決定した。
 国家最高指導者である安倍晋三首相は、ウソや自らの犯罪を丸め込むのに素早いのに、自らに与えられている使命と役割をほとんど果たしていない。戦争被害から国民を守り、天災や疫病からも守らなくてはならない。いま起きている新型コロナウイルスからの攻撃は、文字通り100年に1度、あるいは30年から10年に1度の災難である。しかし、ここ10年の間、ウイルスによる「パンデミック」が起きてこなかったため、疫病に対して国家予讃をろくに付けず、国公立病院や民間病院の徹底強化を怠ってきた。それどころか、国公立病院の統廃合を推し進めてきた。この結果、新型コロナウイルス患者に対する検査・収容体制が追いつかず、検査を求める患者の要求を拒否するトラブルが多発している。それは、安部晋三首相の危機意識の欠如に起因している。それにしても10年間も「危機」に対して手を抜いてきたことに呆れてしまう。

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(追加開催)「新機軸の黙示録」夜の部
2020年2月29日(土)17時~20時20分

会 場 小石川後楽園内「涵徳亭」 (広間)
参加費 5,000円




第99回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
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安部晋三首相、退陣か4選か
〜モリカケ・桜・IRカジノ・隠蔽・改ざん・パンデミック」
2020年3月7日 (土)
13時~16時
会場 小石川後楽園内「涵徳亭」 (不老・蓬莱)
参加費 2,000円


オフレコ懇談会
2020年3月21日(土)13時~16時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
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会 場 都内某所
参加費 5,000円
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jlj0011のblog 自民党総入れ替え論浮上<本澤二郎の「日本の風景」(3608

2020年02月28日 15時33分59秒 | 国際・政治
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自民党総入れ替え論浮上<本澤二郎の「日本の風景」(3608)
2020/02/28 10:40コメント10
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自民党総入れ替え論浮上<本澤二郎の「日本の風景」(3608)より、転載させて頂きました。


<稲田検事総長が安倍や河井ら犯罪者を逮捕しなければ国滅ぶ>


 筆者は、検事総長の稲田に期待をした一人であるが、いまだに動きがみられない。安倍と森雅子の不当・不正人事に屈したのだろう。そうだとすると、もはやこの国の再生は考えられない。「自民党の総入れ替えするほかない。自民党議員であれば、一人残さず落選させる国民運動を展開する。これしか日本が生き延びる道はない」という突き上げが、今朝ほど届いた。


<今時小泉進次郎支持6%は民主主義崩壊の証>


 考えてみるがいい。指摘されるように、この期に及んで「小泉の小僧を支持する人々が6%もいる。もはや日本の民主主義は死んでしまっている」のであろう。うなずくほかない。


 「きちがいざたとしか思えない」とは、かつて自民党に人生をかけて生きてきた人間の、怒りの心情である。


 右翼暴力団事情には通じている。霞が関にも籍を置いてきた人間であるが、官邸が犯罪の巣になってしまい、国会で追及されると「すべてシロだった」と開き直る現在の首相の資質に衝撃を受けている。


 民主主義は、首相官邸から腐りきっている。それを支える自民党と公明党である。この土台をそっくり替えないと、日本は滅亡するしかない。


 どなたか異論はあるか。


<それでも安倍打倒しない自公体制をつぶすしかない>


 昔の自民党には、それなりの自浄作用が存在した。首相の犯罪に対して、党内から内閣打倒の動きが表面化、政権は交代した。自民党が生き延びてきた知恵でもあった。


 それが現在はない。自民党から言論の自由が消えてしまった。独裁政治は8年目に突入、そこで10%消費税と新型肺炎対策が重なり、世界はパンデミック大不況に突入しているが、政府にその認識がない。


 相変わらず安倍晋三は、自費ではなく血税で美食三昧の日々を送っている。不健康な皮膚を注意する妻はいないに等しい。


 コロナ対策に姿を見せない安倍を、ジャパンハンドラーのコロンビア大学教授までが「安倍はどこにいる」という不思議な怒り発言をしている。


 天皇交代劇に血税660億円を使いはたした安倍晋三は、コロナ対策に153億円である。これで、どうして対応できるというのか。


<日本経済も世界経済も底が抜けている>


 アメリカは、3日連続で株が急落している。3日連続で総計3000ドル落下は、米国市場初めてだ。「完全に経済の底が抜け落ちてしまった」といえる。


 3000ドルというと、日本円にしてざっと300万円である。日本は年金と日銀が必死で買い支えているが、日銀の資金は枯渇してしまった。


 日本経済は、10%消費税による消費大不況で「底が抜けている。そこに欧米と欧州からの不況の嵐に耐えられない」ありさまである。


 心臓は、時に役人が用意したメモを元気よく口走って、その部分だけNHKが、戦前の大本営発表をまねて報道して、国民の3割前後を騙してきたが、それも時間の問題だ。


<敗戦時に相当する深刻な事態>


 世界大不況は、日本大不況+αである。


 世界一の贅沢三昧の安倍晋三と、世界一の高額報酬に満足している自民党議員と公明党議員、そして得体のしれない維新議員が、跋扈する永田町に、民意を体したまとも議員は一人もいない。


 第一歴史を学んでいない輩には、敗戦時の国民の苦闘をしらない。知ろうともしていない。心臓をシンゾウたらしめている自民党議員は、人間失格である。まずは、自民党議員を一人残らず落選させる国民運動に総決起するしかない。


<自民党総入れ替え運動の展開しか残された道はない>


 自民党政治のすべてを体験、知悉する人物の提言である。


 解散に追い込んで、自民党議員や公明党議員をすべて落選させる総入れ替え運動を、本日2020年2月28日に呼びかけたい。


 28日は、くしくも太田ショウコウ裏切りを断罪した「木更津レイプ殺人事件」の被害者・戦争遺児の月命日である。


2020年2月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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HOME天木直人のブログ耳鼻塚の鎮魂・供養と琉球民族遺骨返還訴訟に共通す...

2020年02月28日 14時03分04秒 | 国際・政治



耳鼻塚の鎮魂・供養と琉球民族遺骨返還訴訟に共通するもの
2020-02-28

私は去年の7月に京都に耳鼻塚があることを知って、この耳鼻塚の背景にあった豊臣秀吉の朝鮮出兵の残虐性を日本人が広く知る必要性を感じた。
 同時に、それを知った日本国民が、日本人の手で耳鼻塚の下に眠る朝鮮人犠牲者の魂を正しく鎮魂・供養する必要があると思った。
 そして、もしそれが出来れば、日本人のその行いが、日本と朝鮮半島の真の和解と友好関係の構築につながり、それどころか朝鮮半島の祖国統一に役立つことになるのではないかと思い始めた。
 その為には、まず、政治に関心を持たない日本の一般国民の一人でも多くに、京都の耳鼻塚の存在を知ってもらう必要がある。
 そう考えて、私は耳鼻塚を熱心に研究して来た韓国の識者に、日本人向けのわかりやすい解説書を書いてもらおうと頼んだ。
 その識者との打ち合わせのため、私は京都に滞在する機会が多くなった。
 コロナウィルスの為にその専門家はしばらく京都に来ることは困難になったが、私は2月25日から京都に来て原稿を取りまとめる作業を始めた。
 そして、たまたま京都の知り合いから誘われて、私はきのう2月27日に京都地裁で行われた琉球民族遺骨返還訴訟を傍聴した。
 この琉球民族遺骨返還訴訟とは、1928-29年に京都帝国大学の助教授が琉球を調査した際、学術研究と言う目的で持ち帰ったとされる遺骨を、その子孫らが返還したいと求めたけれど、その要求に京都大学が応じなかったため、昨年初めから始まった返還訴訟の事である。
 この訴訟を傍聴した私は、この訴訟で原告が訴えていることが、まさしく私が関心を持ち始めた京都の耳鼻塚の鎮魂・供養で訴えようとしている事と、見事に通底している事に驚いた。
 その一つは、魂の鎮魂・供養の重要性であり、人間の尊厳の重要さだ。
 二つめは、琉球も朝鮮も、あの豊臣秀吉の朝鮮出兵の犠牲者であったという共通性だ。
 おまけに琉球は、単なる犠牲者にとどまらず、豊臣秀吉に命じられて朝鮮出兵の際の兵站基地となって朝鮮出兵に加担させられたと言う二重の犠牲者でもある。
 三つめは、豊臣秀吉が明治政府によって再評価され、明治政府の富国強兵に利用されたというところだ。
 その結果、明治政府によって琉球が併合され(1979年の琉球処分)、ついで朝鮮が併合された(1910年)のである。
 私がこれから発行しようとしている耳鼻塚の解説書は、もはや琉球民族遺骨返還訴訟と切り離せなくなった。
 ところが、私が驚いたことに、昨日の裁判ではメディアの姿が一切見られなかった。
 案の定、今朝(2月28日)の京都新聞を探しても、この琉球民族遺骨返還訴訟の記事は見当たらなかった。
 もちろん大手紙の京都面には何も書かれていない。
 まるで琉球民族遺骨返還訴訟など京都にとってはどうでもいい訴訟だと言わんばかりだ。
 それどころか、ここまで無視するということは、琉球民族遺骨返還訴訟は、寝た子をさます有害な訴訟だと言わんばかりなのだ。
 もしそうだとすれば、耳鼻塚の問題も同じに違いない。
 寝た子を覚ますつまらない問題だと言う事になる。
 しかし、琉球民族遺骨返還問題も耳鼻塚問題も、寝た子を覚まさなければいけないのだ。
 歴史上の誤りは、その誤りを直視しない限り、再び過ちを繰り返す事になる。
 どうしたらその事を国民に気づかせるか。
 その戦略こそ耳鼻塚の解説書出版の最大の課題である。
 その事を気づかされた、きのう2月27日の京都地裁で行われた琉球民族遺骨返還訴訟の傍聴であった(了)














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神奈川県衛生研と理研、感染の有無を調べる新たな検査方法開発 時間が大幅短縮

2020年02月28日 05時49分27秒 | ニュース

 神奈川県衛生研究所と理化学研究所は27日、短時間で新型コロナウイルスの感染の有無を調べる新たな検査方法を開発したと発表した。現在のPCR法(遺伝子検査)は結果の判明まで最大6時間かかるとされるが、新たに開発した試薬を使って「スマートアンプ法」で検査すると、10~30分ほどで検出できるという。同県の黒岩祐治知事は「検査を待つ人のニーズに応えるため、実用化されるよう関係機関に要望していきたい」と話した。


 PCR法は、感染が疑われる人の喉の粘膜などから採取した検体に、ウイルスの遺伝子情報の一部を用いた試薬を入れ、加熱と冷却を繰り返す。検体に目的ウイルスが含まれていれば特徴的な塩基配列が増幅され、感染が確認できる。これに対し、スマートアンプ法は複雑な温度制御が不要で、10~30分ほどで検出できる。

 県衛生研と理研は、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者の3検体から新型コロナウイルス3株を分離し、これを用いて新型コロナウイルスを迅速・高感度に検出する試薬を開発。試薬を使った検査方法を検討していた。

 新型コロナウイルスの検査法を巡っては、産業技術総合研究所と杏林製薬のチームも15分程度で診断できる手法を開発、政府が3月中にも現場での実用化を目指しているほか、民間での開発着手が相次いでいる。【木下翔太郎】

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jlj0011のblog日本153億、天皇660億、韓国1兆円超<本澤二郎の「日本の風景」(3607)

2020年02月27日 14時55分32秒 | 国際・政治

日本153億、天皇660億、韓国1兆円超<本澤二郎の「日本の風景」(3607より、転載させて頂きました。

<新型コロナウイルス対策全くやる気なしの安倍晋三>

 今朝届いた永田町情報を聞いていると、まともに政治評論する意欲を失ってしまった。表記の数字は、日本の新型コロナウイルス対策費用という。韓国でさえも1兆円以上の予算で、コロナ退治に必死だ。大統領自ら腰を上げて、現場を確認している。悲壮である。

 

 日本153億円で分かった。患者から逃げる保健所や病院が多いらしい。たかだか天皇交代劇に、660億円を投入した安倍である。「亡国の令和」を印象付けて余りあろう。

 

 「シンガポールでさえも5000億、安倍は全くやる気がない。軍事費を1兆円削るだけで済むのに。官邸での対策本部は、世論操作のための形だけのもの。役人の原稿を棒読みしているだけ。それをNHKが大々的に放送している。史上最低の首相だ」という国民の怒りの声が、永田町を揺さぶって当然であろう。

 

<連日宴会、稲田朋美誕生会に信濃町の狐と>

 安倍の行動日程が証明されている。「夜な夜な宴会・美食三昧の日々。国会ではうそつき答弁で逃げている。まともな国であれば、クーデターが起きているだろう」と清和会OBの怒りは、電話の向こうで天を衝く勢いである。

 

 彼の言葉から「政界で最もいやらしい人物」という政治屋の名前が飛び出してきた。防衛大臣で失態続き、関電疑獄事件でも浮上している。

 安倍がとことん重用した稲田朋美のことだった。

 

 「この危機的な事態をあざけるように稲田の誕生会に、信濃町の狐と一緒に馳せ参じている。政府与党のトップがこの体たらく。お話にならない。日本経済は底が抜けているというのに」という怒りも最もであろう。

 

<国民の命よりも五輪強行が一番大事>

 日本の感染者数は、検査をしないために少ないのだ。韓国のように大掛かりに対応すれば、数倍数十倍に跳ね上がる。

 

 「最大で人類の7割が感染するだろう」とハーバード大学教授は予測している。

 「検査をしないで、自宅に待機させていると、家族が全員感染する。しかも、感染者は知らないで外出、買い物やバス、電車に乗るわけだから、これは当初の武漢レベル。気が付くと大変な事態になっている、という懸念を否定でいない」

 

 なぜこれほどいい加減な対策なのか。

 五輪強硬策だ。もう五輪実施は不可能である。諦めて返上するしかない。しかし、安倍はこれにすべてをかけている。森喜朗も。

 

 人間の命よりも、五輪が大事という価値判断は、とうてい善良な市民に理解することはできない。政権末期なのだが、同時に理性がマイナスになるのかもしれない。

 

 

<鈴木俊一総務会長が「五輪がだめなら政治責任に発展」と安倍に釘>

 自民党総務会長の鈴木俊一が、都内の講演で「五輪が開催されない」という可能性を示唆する発言をしていた。

 そして、その時は「政治責任になる」、すなわち安倍はお陀仏と予言したようだ。鈴木は、麻生太郎側近のはずだが、事態を冷静に分析している。

 麻生は、母方の祖父・吉田茂とは、落差がありすぎて比較できない。その点、鈴木は父親の善幸の冷静沈着な性格を引き継いでいて、申し分ない。河野太郎などとは比べ物にならない。

 

 人物・品格なら、鈴木こそが安倍後継の第一人者とみても不思議ではない。二世議員では突出している。父親は、安倍の祖父が強行した60年安保を「日米同盟」と一般化することに、首相として断固として反対した。

 

 日米同盟論は、右翼の中曽根が訪米して、レーガンと会見してからのことである。軍事同盟の色彩が強くなった。

 

 善幸さんが総務会長時代、番記者が昼飯時に押しかけると、1階の大衆食堂(人民食堂)のラーメンを取り寄せてくれ、ラーメンをすすりながら懇談したものだ。中曽根もよく、この食堂を利用していた。秘書の岩松君が同行していた。懐かしい人民食堂の今は知らない。

 

 心臓には無縁の国会食堂である。一度でもいいから、ポケットマネーで食事をしろ、といいたい。

2020年2月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

<iframe id="adingoFluctIframe_1000115380" class="adingoFluctIframe" style="text-align: center; font-size: medium; line-height: normal; width: 1240px; height: 250px; border-style: none; padding: 0px; margin: 0px; pointer-events: auto; -webkit-transform-origin: 0% 0%; -webkit-transform: scale(1);" frameborder="0" scrolling="no"></iframe>性がマイナスになるのかもしれない。

 

 

<鈴木俊一総務会長が「五輪がだめなら政治責任に発展」と安倍に釘>

 自民党総務会長の鈴木俊一が、都内の講演で「五輪が開催されない」という可能性を示唆する発言をしていた。

 そして、その時は「政治責任になる」、すなわち安倍はお陀仏と予言したようだ。鈴木は、麻生太郎側近のはずだが、事態を冷静に分析している。

 麻生は、母方の祖父・吉田茂とは、落差がありすぎて比較できない。その点、鈴木は父親の善幸の冷静沈着な性格を引き継いでいて、申し分ない。河野太郎などとは比べ物にならない。

 

 人物・品格なら、鈴木こそが安倍後継の第一人者とみても不思議ではない。二世議員では突出している。父親は、安倍の祖父が強行した60年安保を「日米同盟」と一般化することに、首相として断固として反対した。

 

 日米同盟論は、右翼の中曽根が訪米して、レーガンと会見してからのことである。軍事同盟の色彩が強くなった。

 

 善幸さんが総務会長時代、番記者が昼飯時に押しかけると、1階の大衆食堂(人民食堂)のラーメンを取り寄せてくれ、ラーメンをすすりながら懇談したものだ。中曽根もよく、この食堂を利用していた。秘書の岩松君が同行していた。懐かしい人民食堂の今は知らない。

 

 心臓には無縁の国会食堂である。一度でもいいから、ポケットマネーで食事をしろ、といいたい。

2020年2月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 
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HOME天木直人のブログ東京五輪がなくなれば政治責任になると発言した鈴木総務会長

2020年02月27日 12時09分21秒 | 国際・政治

  

東京五輪がなくなれば政治責任になると発言した鈴木総務会長

2020-02-27

HOME天木直人のブログ東京五輪がなくなれば政治責任になると発言した鈴木...

 

 

 きょう2月27日の読売新聞が一段の小さな記事で報じた。

 

 自民党の鈴木総務会長はきのう2月26日、東京都内で講演し、ウィルスの感染拡大で夏の東京五輪・パラリンピックが延期や中止となった場合、安倍内閣の政治責任が問われるとの考えを示したと。

 

 すなわち、次のような発言をしたというのだ。

 

 「万一、オリンピックが予定通りできないということになれば、政治責任というようなことが持ち上がる」と。

 

 これはものすごい発言である。

 

 それが野党の党首が言うならわかる。

 

 そして、野党の党首が言ったのなら、またいつものセリフかと世論は一笑して終わる。

 

 しかし、安倍1強と言われる自民党の内部からの発言だ。

 

 しかも党三役の一人の総務会長の発言だ。

 

 みずから東京五輪担当相もやったことがある安倍政権の重鎮の一人だ。

 

 その鈴木俊一総務会長が、いくら、「万が一」という前提を付けて発言したとしても、引責辞任しなければいけなくなると公開の場で言ったのだ。

 

 これは、今朝の各紙が一面トップで報じてもいいくらいの衝撃的な発言である。

 

 しかも鈴木俊一議員の派閥を調べたら、元岸田派であり、いまは義兄の麻生太郎の派閥だという。

 

 つまり、反安倍の石破茂が発言したのとはわけが違う。

 

 安倍首相を支え、安倍首相から禅譲を受ける岸田を支える側から出た発言なのだ。

 

 もはや安倍政権では世論はついてこないから早く岸田に禅譲しろと言ってるのだ。

 

 そう思っていたら、やはりきょう2月27日の読売新聞がもう一つの衝撃的な政局がらみの記事を掲載した。

 

 すなわち、谷垣前幹事長を中心とするグループ「有隣会」(24人)が、次期総裁選をにらんで活発な動きを見せ始めたと。

 

 そして、ここが注目すべきところであるが、代表世話人の中谷元・元防衛相は、きょう2月27日、ポスト安倍候補の石破氏、岸田政調会長らと都内で会食する予定であると。

 

 ここからは私の想像だが、今度のコロナ危機という国難を前にして、ついに自民党は、安倍一強から一転して、安倍包囲網に流れが急変しようとしているのではないかと思う。

 

 つまり、安倍に禅譲されるだけの岸田一人では日本を任せられない。

 

 だからといって世論の人気だけが先行し、安倍に嫌われている石破だけでは自民党総裁になれない。

 

 ここは石破が岸田に譲り、岸田は石破を自分の後継者としてナンバー2の重要ポストを与えて、岸田・石破コンビで安倍政権を否定する政策に舵を切る。

 

 そういう包囲網の始まりが動き出したと言う事ではないのか。

 

 そしてその場合はあらゆる野党に声をかけるのだ。

 

 政党はそのままでもいい。

 

 岸田・石破が掲げる脱安倍政策に賛同できるなら連立政権に参加しないかと。

 

 これこそが私が繰り返しそうならざるを得ないと言っている、緊急避難的な挙国一致内閣なのである。

 

 あらゆる面で行き詰っている日本を救うにはそれしかない。

 

 岸田・石破で解散・総選挙を行い、どうせ自公の両党で過半数を占めるのだから、自公連立政権は変わらなくても、自公だけでは政治が出来なくなる。自公政権に合流を希望する野党に対しは、獲得議席数に応じて閣僚のポストを与えるのだ。

 

 皆が閣僚のポストを欲しがる現実の政治の世界ではあり得ない事であっても、いまは常識が通じない政治になりつつある。

 

 そして自民党と公明党は見事にその困難を克服してやってきた。

 

 その気になれば出来ないはずはないのだ。

 

 政権交代など夢のまた夢である野党は、政策の異なる野党同士で無理に連立政権を目指すよりも、どうせ政策の違いをごまかすのだから、安倍よりは違いの少ないと思われる岸田・石破自民党との連立政権に入って、権力の一角を占めた方が存在意義を示せる。

 

 共産党や社民党を除いた野党は皆そう考えるだろう。

 

 東京五輪が延期、中止されることがわかった段階で、政局は一気に動くのではないかという気がする(了)

 

 

 

 

 

 

 

 

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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』国会だより:衆議院議員の仕事

2020年02月27日 11時56分20秒 | 国際・政治
<article id="post-3567" class="article post-3567 post type-post status-publish format-standard has-post-thumbnail hentry category-kokutai-post" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; word-wrap: break-word; overflow-wrap: break-word; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', メイリオ, Meiryo, sans-serif; font-size: 16px; line-height: 28.799999237060547px;"><header class="article-header entry-header" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; word-wrap: break-word; overflow-wrap: break-word;">

国会の質問の「事前通告」という仕組み

</header>

国会の各委員会で質問をするにあたっては「事前通告」という仕組みがあります。規則で決まっているというより、スムーズに審議を行うための慣例といえるかもしれません。なれ合いでも談合でもなく、事前に質問内容を伝えておかないと、細かい数値や法律の条文を確認できないので、必要な手続きといえます。

与野党の申し合わせで決まっているのは「なるべく48時間前までには事前通告しましょう」ということです。実際には委員会の開催日時が直前に確定することも多いので、常識的には「遅くとも委員会の前日夕方くらいまでには通告しましょう」というのが与野党のコンセンサスという雰囲気です。

事前通告は、質問事項を箇条書きで記して担当省庁にファックス送信するというのも、一応は許容範囲です。しかし、通常は担当省庁の国会連絡室に連絡し、担当課の職員を議員会館の自室に呼んで、口頭で事前通告するケースが大半だと思います。

私も基本的には担当省庁の担当職員を自室に呼んで事前通告します。一昨日(2月25日)予算委員会分科会というところで法務省と外務省に対して質問しました。委員会が今週月曜日だったので、「前日の夕方まで」が常識的な許容範囲だとすると、先週金曜日の夕方までに通告する必要がありました。しかし、金曜日は地元福岡で用事があったので、木曜日の午後に事前通告を済ませました。委員会開催日の5日前に事前通告する国会議員は珍しいと思います。

霞が関の役所の深夜残業が多い理由のひとつは、国会の委員会質問への対応です。委員会開催日の前日は、役所で国会対応にあたる職員は「国会待機」と呼ばれる役所内待機を強いられます。質問の事前通告が入ると、答弁を作成しければならないからです。

国会質疑の答弁作りは、次のようなプロセスを経ることになります。

  1. 各省庁の国会連絡室に議員から質問する旨の連絡が入る。
  2. 国会連絡室はその質問に関連する部署に連絡する。
  3. 役所の担当課の担当者と国会連絡室の担当者がチームで議員の事務所に出向いて、質問内容の事前通告を受ける。通称「質問取りレク」と呼ばれる。
  4. 質問取りレクでは、質問内容やだれに答弁してほしいのかを議員に確認する。その際に役所は、なるべく大臣ではなく、政府参考人(局長や審議官)の答弁で勘弁してもらえるように議員に頼む。役所は、危なっかしい素人大臣より、政府参考人の答弁を好む。
  5. 質問への答えを担当課でペーパーにする。担当局内で検討した上で、大臣官房や関係部署と調整し、最終的には大臣官房で取りまとめる。深夜におよぶ残業になるのが一般的。
  6. 大臣が答弁する場合には大臣に説明する。大臣への説明は、だいたい委員会当日の早朝になる。したがって、質疑に関係する役人は、深夜残業と早朝出勤のセットになりがち。

以上のようなプロセスが委員会開催の前日から当日早朝までに入ります。したがって、質問の事前通告が遅くなると、役所の残業がより遅くなります。霞が関の公務員の皆さんの負担を考えると、質問の事前通告は早ければ早いほどよいということになります。

今回は5日前に事前通告できたのでよかったです。しかし、5日前に事前通告するにはテクニックがあります。まず委員会開催日程が確定しないうちから、質問を早めに用意しておく必要があります。いつでも質問できるようにスタンバイ状態を保っておくことが重要です。日頃の心がけが大切ということです。

次に国対(国会対策委員会)の動向を注視して(あるいは予測して)、委員会がセットされるや否や国会連絡室に連絡する必要があります。私の場合は、国対畑が長いので、予算委員会の開催スケジュールはだいたい相場観が働きます。「たぶん週明けは予算委員会分科会だろうな」と読んでいたので、フライング気味に国会連絡室に連絡しました。おそらく誰よりも早い事前通告だと思います。

ご参考までに、役所の担当者を呼んで行う「質問取りレク」用につくった質問要旨のメモの内容を転載させていただきます。なお、今回は時間切れで以下のメモの一部は質問できませんでした。通常、質問要旨メモは、口頭説明で補足します。さらに役所の担当者から「質問の明確化のための質問」を受け、答えます。それで事前通告は終わりです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

予算委員会分科会(法務省、外務省)の質問メモ(2020年2月25日)

【法務省】

1.日本の難民認定数の少なさについて(法務省)

Q.たとえばG7の近年の最近の難民認定数は年間何人か?

Q.他の先進国に比べて日本の難民認定数の少なさはきわだっているが、それについての法務大臣のご所見を問う。

 

2.送還忌避者の実態について(法務省)

Q.送還忌避者の定義と実態(人数)にいて尋ねる。

Q.送還忌避者には難民申請者を含めるのか?

Q.専門分科会(第6回、1月28日)の資料に「送還の回避を目的とする濫用・誤用的な難民認定申請に対処するための措置」とある。濫用者がいることは問題だが、濫用者を見分ける措置は慎重に行う必要がある。濫用者でない者まで送還すれば、人権や生命にかかわる問題であり、国際社会における日本の評価を下げる恐れもある。法務大臣のご所見を問う。

Q.収容のあり方についても問題があるのではないか。収容期間の上限がないのは問題ではないか。司法による審査もなく、出入国在留管理庁の判断だけで収容を決められるのも問題があるのではないか。法務大臣のご所見を伺う。

Q.収容施設における拒食事案(ハンガーストライキ)が広がっている。背景には仮放免許可がなかなか出ないこと、あるいは、仮放免が出てもわずか2週間程度であることが理由にあげられる。

 

3.空港において難民申請を行った者の住居の確保等について

Q.日本の空港において難民としての庇護を求めた者の住居の確保等については、2014年から市民団体(NPO法人なんみんフォーラム等)が法務省と連携して支援している。件数は少ないながらも法務省と日弁連や「なんみんフォーラム」の連携はうまく機能しているように思われる。官民の連携で難民申請者の人権を守る取り組みについて法務大臣のご所見を伺う。

 

【外務省】

1.無国籍状態の難民の認定について(外務省)

Q.今年1月29日の東京高裁で無国籍の男性の難民不認定取り消しを求めた訴訟で国が敗訴した。無国籍者の保護について日本政府の考え方を問う。

Q.無国籍者の地位に関する条約を批准していないことに対し、市民団体の一部から批判の声がある。批准の予定はないのか? 批准できない理由は何か?

 

3.難民申請者への保護費の支給について(外務省)

Q.難民申請者のうち、経済的に困窮している者に対しては外務省から保護費が支給される仕組みがある。しかし、2010年から支給対象が、1回目の難民認定申請を行っている者や、それに対する審査請求を行っている者に限定されている。また、1回目の不認定に対する取り消し訴訟を行っている者に関しては、再度の難民認定申請を行っていることが前提とされている。これらの制限をなくし、取り消し訴訟中の者は、再申請の有無に関わらず、保護費の支給対象とすべきではないか。また、2回目の難民認定申請を行っている者に対しても、支給対象とするのが妥当と思われるが、政府の見解を問う。

 

4.女性差別撤廃条約の選択議定書の批准について

Q.選択議定書の締結についての政府の方針を伺う。

Q.選択議定書の締結を阻害している要因について伺う。

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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』政治の動きと分析 安倍内閣の支持率低下:潮目が変わったか?

2020年02月27日 11時51分13秒 | 国際・政治
<main id="main" class="main" style="padding: 10px 29px 5px; margin: 0px 5px 0px 0px; box-sizing: border-box; word-wrap: break-word; overflow-wrap: break-word; background-color: #ffffff; width: 860px; border: 1px solid transparent; border-top-left-radius: 4px; border-top-right-radius: 4px; border-bottom-right-radius: 4px; border-bottom-left-radius: 4px; position: relative; height: 1982.4375px;"> <article id="post-3562" class="article post-3562 post type-post status-publish format-standard has-post-thumbnail hentry category-politics-post" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; word-wrap: break-word; overflow-wrap: break-word; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', メイリオ, Meiryo, sans-serif;"><header class="article-header entry-header" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; word-wrap: break-word; overflow-wrap: break-word;">

安倍内閣の支持率低下:潮目が変わったか?

</header>

安倍政権の内閣支持率が低下しつつあります。潮目が変わった気がします。安保法制や森友・加計疑惑でも一時的に内閣支持率は低下しましたが、今回はそれとはちがって本格的に潮目が変わった気がします。

産経新聞や安倍総理のお友だちの右派論客も、安倍政権に急に冷たくなってきた感じがします。その理由は1つではなく、いろんな理由が積み重なったものだと思います。

イデオロギー的右派の安倍支持勢力は、ちょっとやそっとでは安倍総理を見限らないと思います。しかし、外国人労働者受け入れ問題で安倍総理への信頼に少し傷がつき、習近平国家主席の国賓来日問題でさらに信用を失いつつあるように思います。右派のお友だちも離れ始めているような気がします。

経済政策(アベノミクス)への賛同で安倍総理を支持している勢力も、消費税増税後の景気後退、デフレ脱却からほど遠い現状、低金利による地方銀行の経営危機、進まない規制改革、原発輸出・武器輸出・インフラ輸出の不振など、安倍政権の経済政策が不発で、安倍政権への期待感はなくなっていると思います。

新型コロナ対策では安倍政権の危機管理能力の欠如が露呈しつつあります。第二次安倍政権のスタート直後におきたアルジェリア人質事件で日本人がテロリストに殺害された事件で危機管理能力が高い印象を国民に与えました。それ以来、何となく「危機管理に強い安倍政権」というイメージを売りにしてきたと思います。実際、官邸中枢に警察官僚がいるので、テロ事件対応は上手にできるのかもしれません。しかし、今回の感染症対応の危機管理は失敗でした。安倍総理個人に関わる「桜を見る会」の危機管理も失態続きです。いまの官邸は「管理危機」状態です。

安倍総理の自民党総裁任期切れが近づくにつれて、レームダック化が進んでいる印象を受けます。党内と閣僚、幹部公務員の人事権を握っている官邸に逆らえない状況が長く続いてきました。しかし、残り任期が近づけば人事権によるコントロールは効かなくなります。ポスト安倍の争いが自民党内ですでに始まっている印象を受けます。レームダック化が進めば、役所からのリークなども増えるでしょう。安倍一強が崩れたあとは、坂道を転げ落ちるように遠心力が働くと思います。

景気後退、危機管理能力の欠如、人事権の効力切れ、党内権力闘争と続けば、安倍総理の影響力が低下しても当然です。永田町の権力闘争を観察してきて思うのは、「昨日の友は今日の敵。昨日の敵は今日の友」というケースが多いことです。安倍総理の周辺にいた人もレームダック化を見てとると、次の総理候補の勢力に加わるケースもあるでしょう。また、永田町では往々にして「水に落ちた犬には石をぶつけろ」という事態が起きます。落ち目になると、急に敵が増えます。

安倍総理の首相在任期間が憲政史上最長になりましたが、政治的レガシーといえそうな実績はなく、このままでは長期展望なき長期政権をいたずらに維持しただけになりかねません。大手投資銀行のストラテジストのルチル・シャルマ氏は次のようにいいます。

政治家が歴史に名を残したいなら、立派な業績を達成した後ですぐに引退することだ。これを理解している指導者はほとんどいない。多くの大統領は現役のまま人生の最後を迎えたいと願う。任期制限のルールを撤廃したり、最高指導者のポストを次々に渡り歩いたり、はたまた自分の後任に親族や側近を指名し、いつまでも権力にしがみつこうとする。

自民党総裁の任期は連続2期までというルールがありましたが、安倍総理はルールを変えて3選を果たしました。さらに岸田文雄政調会長への禅譲をもくろんでいるとの報道があります。自分の後任に親しい人物を指名し、権力にしがみつこうとする姿勢が垣間見えます。シャルマ氏の言葉にしたがって、早めに引退した方が身のためだったのかもしれません。

*参考文献:ルチル・シャルマ 2018年「シャルマの未来予測:これから成長する国 沈む国」東洋経済新報社

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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』平和と外交 スペイン人から見た米国【地政学の思考法】

2020年02月27日 11時47分57秒 | 国際・政治
<main id="main" class="main" style="padding: 10px 29px 5px; margin: 0px 5px 0px 0px; box-sizing: border-box; overflow-wrap: break-word; background-color: #ffffff; width: 860px; border: 1px solid transparent; border-radius: 4px; position: relative; height: 2006.54px;"> <article id="post-3559" class="article post-3559 post type-post status-publish format-standard has-post-thumbnail hentry category-diplomacy-post" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; overflow-wrap: break-word; font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', メイリオ, Meiryo, sans-serif;"><header class="article-header entry-header" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; overflow-wrap: break-word;">

スペイン人から見た米国【地政学の思考法】

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スペインの元軍人・元情報機関幹部のペドロ・バーニョス氏が書いた「国際社会を支配する地政学の思考法」という本を読みました。スペイン人の書いた本が日本語に翻訳されることは少ない気がしますが、たまたま手に取ってみたら、おもしろそうだったので読むことにしました。

欧州統合軍の防諜(カウンターインテリジェンス)部門のトップを務めたペドロ氏は、言うまでもなくリベラルな平和主義者ではありません。おそろしく冷めた目で世界を見るインテリジェンス・オフィサーです。この本を読んで興味深かったのは、米国の同盟国であるスペインの元軍人・元情報機関員が米国の外交安全保障政策にきわめて批判的な点です。ロシアと米国を等距離で見ている感じがします。

スペインと日本はどちらも米国の同盟国です。超大国の米国と「対等のパートナーシップ」を結んでいる国は世界中どこにもありません。世界中の米国の同盟国は、すべて米国の事実上の「ジュニア・パートナー」です。英国やイスラエルでさえそうだと思います。

経済力でも軍事力でも地政学的重要性でも、米国にとって日本はスペイン以上に重要な同盟国だと思います。それでも超大国と比べて、中堅国(ミドルパワー)という点で日本とスペインは共通点が多いと思います。

そのスペインの元軍人は、想像以上に冷めた目線で米国を見ていることに驚きます。たとえば、こんな記述があります。

そもそも自らは地域的・国際的に十分な影響力や支配力を備えていないと考えている国は、地政学的影響力を得るために他国と連携する。その理由については、プロイセン首相とドイツ首相を歴任したオットー・フォン・ビスマルクの次の言葉が端的に表している。「自分たちだけで祖国も利益も守れると考えて完全に孤立する民族はやがて、他国の影響力に圧倒されて消滅するだろう」。そうした連携が行われると、従属する立場にある国家は、たとえば世界的に見れば中程度の勢力があったとしても、連携した巨大勢力によって自国の利益とまったく関係のない戦闘行為に引き入れられてしまう恐れもある。その結果、守るべき自国の利益など何もない遠隔地に自国の軍隊を派遣しなければならなくなる。

スペインは同盟国の米国につきあって9・11後のイラクに派兵しました。その後、2004年3月11日マドリード列車爆破テロ事件で191人の死者を出しました。そういう背景を考えると、スペイン人としては苦い思いでこの文章を書いたのではないかと思います。

日米同盟は重要ですが、何でもかんでもトランプ大統領の言いなりというのが正しいかどうかは別問題です。冷めた目で自国の利益を追求し、自国の軍隊を安易に海外に派遣しないことが重要だと思います。スペインの元軍人・元情報機関員のように、冷めた目で同盟国を見て、冷めた目で国際情勢を眺めることも必要だと思います。

トランプ大統領に媚びるために、自衛隊の制服組(=現場自衛官)が望んでいない米国製兵器を爆買いしている安倍政権中枢に必要なのは、スペイン人のような「冷めた目」だと思います。購入価格が高価で維持管理費がおそろしく高くつき、かつ、効果が実証されていない兵器を米国から調達するから、いわゆる「兵器ローン」が異常な勢いで増えています。F35の爆買いやイージスアショアの導入で自衛隊はコスパの悪い軍事組織になりつつあります。右のタカ派の人たちも安倍政権の防衛政策には怒った方がいいと思います(ムダな爆買いで防衛力が低下している恐れがあります)。

また、この本には、ニクソン大統領とキッシンジャー補佐官の「マッドマン戦略」とか、フェークニュースの怖さとか、興味深い視点がたくさん出てきます。最新の国際政治の現状を知り、スペイン人の冷めたものの見方を知るには、良い本だと思います。

*ご参考:ペドロ・バーニョス、2019年『国際社会を支配する地政学の思考法』講談社

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