謝罪の姿勢を見せながらも、頑として、医療手術に名を借りた殺人医師の実名を、明らかにしようともしない、群馬大学医学部附属病院。
ならば、こちらから明らかにしようと、昨夜、その医師は、須納瀬豊(すのせ・ゆたか)と、明示した。
多くの方々が、この記事を読んで下さったようです。
さらに、本日。
彼の御活動ぶりの一端を、さらに明らかにしたい。
彼は、上記病院の、第2外科の医師であり、大学の「助教」としての肩書きも併せ持っている。
また、「日本外科学会」と、「日本消化器学会」に所属する会員でもあり、名簿に堂々と、「外科専門医」として、その名前が記載されている。
さらに、「日本肝胆膵(かんたんすい)外科学会」では、なんと「高度技術指導医」にまでなっている。
その”高度技術”により、ガンと誤診したばかりではなく、手術を終えて、わずか3日後には、その患者を死亡させた。
そんな須納瀬豊は、昨年の春、京都で壇上に立っていた。
(以下の写真抜粋は、いずれも、日本外科学会」のホームページ及び、その詳細から撮影し、転載したもの)
昨年の、2014年、4月3日から、5日までの3日間。
国立京都国際会館と、グランドプリンスホテル京都を中心に、「日本外科学会」の、「第114回 定期学術集会」が開催された。
なんと、その会場には、あのIPS細胞で、世界的に知られることとなった、元・京都大学ラグビー部選手でもあった、山中伸弥教授も来場し、壇上に立って話をしていた。
その期間中の、4月4日、午前9時20分。
「国立京都国際会館」の、1階にある「Eルーム」で、血まみれの誤診死亡手術経験に基づいた、お話しを披露していた。
演題は、「腹腔鏡(ふくくうきょう)下手術に、おける、系統的肝切除の工夫」
証拠ではないが、「群馬大学肝器病態外科」 須納瀬豊の名も載せておく。
いったい、どんな気持ちで、この男は、いたのであろうか・・・・・
白い巨塔ならぬ、血まみれのメスを手にした「黒い巨塔」に立つ、45歳の現役医師。
この時点で、すでに10人以上を、自分のメスで殺していた。
患者、及び家族の手術の同意もとらず、その手術の必要性の説明もせず。
腹の中を切り刻んで、斬りすぎて・・・・・・。
なのに、この時、須納瀬は、こう平然と言い放った。
「手術成績は,おおむね良好です!」
背筋が凍りつく。
わずかこの数年間で、18名もの貴い命を奪った・・・・という意識は、おそらく一片も無いからこそ、工夫もせず、全国から集った外科医を前にして、得意満面に、その栄華栄光を披瀝した。
身の毛もよだつ事実だ。
死に至らしめられた18人。結成された8人の弁護団。
その名も、「群馬大学病院 肝臓手術被害対策弁護団」は、わずか2人の遺族からの相談を受けただけ。
殺されたうえに、弁護依頼や相談を深くすると、カネがかかる。
実は「人権派」弁護士と言われるセンセにありがち。正義の前に、まず、おカネ。「仕事」を始める前に、1人100万円以上の「着手金」を遺族は払わねばならない。これ、いわば「手付金」みたいなもの。
例え勝っても、成功報酬で、その中から、ごっそり弁護士センセに持って行かれる。
ドラマ・映画・小説のような、正義感に燃えて手弁当は、まず皆無に等しいのが、通例。
今、マスコミの取材窓口のようになっている、30歳台の弁護士センセ。
「須納瀬豊」の名前を、確認も兼ねて出しても、「私のクチからは、分かりませんという他有りません」
では、その問題の執刀医の顔は知っているんですか?と尋ねるや、
「それ、わたし、分からないんですよ」
はあ?・・・・・・・・・・
「今は、専門医のハナシを聞いて、疑問点などをまとめ、精査し始めている段階です」
3月6日に、当の「群馬大学医学部附属病院」がある群馬県前橋市で、その現段階での「調査結果」の「公表」なるものが、記者会見のようなカタチで、男女2人づつ。計4人が座り、開かれた。
前述の須納瀬豊の顔も知らない、見たことないセンセが、カメラとライトを浴びて、とうとうとオハナシなすっていらした。
渦中の執刀医は、手術テクニックと技量が稚拙でズサン。手術同意書的な書類には、遺族の承諾記述が無いに等しい。
んなことを、胸張って掲げ、「公表」。
んでも、ソレ、18人もの死んだ患者の遺族のうちの、たった2人の同意・弁護依頼の末の、調査公表。たったの1割強。
16人は、依頼も相談もしていない。
んでも、すでに8人もの「弁護団」。カネは、かけそうだ。カネは、かかりそうだ。その弁護士センセ、東京の大手事務所の所属。前橋までの「交通費」も、かかる。
招集かけたのは、番記者を軸とした「記者クラブ」の方々。
事前にフリーや、名前も顔も知らない記者には、当惑するほど警戒感を露骨に示す閉鎖性。
自分の名前も載っていて、他紙よりも、すでに詳しい報道をしている、とある大手新聞は大のお気に入り。読むように、お薦めしてきた。
質問に答えるよりも、「ソレ、読んでください」と、のたまう・・・・・・。
群馬県警の捜査は、やっと、重い重い腰を上げたばかり。当の須納瀬豊に、チラリと、任意ですら、話しも聴いていない。
その間に、この5年間あまりの書類・証拠、メモ類は、次々と捨てられ、燃やされ、素早く消されていく。口裏合わせも、アッと言う間に進むのが、誤診の末の、常識・通例。
事実上「殺害」された18人もの患者のうち、弁護団8人に、着手金などを含め、大金を支払って弁護を依頼したのは、たったの2家族だけ。
ほかの残る遺族は、群馬大学附属病院からの「和解」への説得と、積まれる金額と、弁護依頼料との間で、心揺れていると聞く。
目の前のカネと、今後かかるカネと・・・・・・・。
早くも、弁護団は、証拠隠滅と口裏合わせと、証拠書類焼却の素早い手口の前に、業務上過失致死傷を問う戦いを、あきらめているようだ。
結局は、民事での、手にするカネの多寡に、現時点では集約。
長い闘いの末の金額より、葬式代回収の今のカネ。
人のココロを、責めることは出来ない、出来にくい。
正義の道は・・・・・遠い。
遺族にとって、悲しみと怒りと、やりきれなさは、さらに深まるばかりだ・・・・・嗚呼・・・・・・・・