転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今度はマンモグラフィーの番だった。
全く忙しいことだ。

(殿方はほぼ一生、マンモグラフィーを体験なさらないだろうし、
現場をご覧になる機会もないと思うので、
一応、説明の書いてある頁にリンクを貼っておきます。
マンモグラフィーで乳がん検査(All About女性の健康)

さて、きょうの検査は、昨日の病院とは違う場所で、
案内のプリントによれば最寄り停留所は「宇品線『広電前』」、
ということだった。
ローカルな話題で恐縮だが、宇品線というと、
紙屋町から路面電車に乗ればいいのだな、ということは、
いくら広島市内にウトい私でも知っていた。
が、私はやはり、ここでは『よそもん』だった。
私は、『広電前』を完全に勘違いして、
『中電前』だと勝手に頭の中で変換していたのだった

中電前』、というのは『中国電力本社前』のことだ。
広島市役所には転勤して来たとき行ったことがあったので、
私は勘違いしたまま、あのへんだな、と納得し、
あろうことか、紙屋町から徒歩で出発してしまった。
当然、中電前に着いたって、めざす医療機関は、無かった(T.T)。

そこで改めてプリントを取り出して見直してみたら、
広電前』とあった。『広島電鉄本社前』ということだ。
でもまあ、とりあえず方角が合っていることはわかっていたので、
『せっかくここまで来たんだし。もうちょっとかもしれない』
『あとちょっとのことなら、電車代150円払うことないし(^^ゞ』、
などといじましいことを考えて、そこから、また歩き出してしまった。
根拠はないが、もうしばらく行けば着くような気がしたのだ。

だが、20分、30分、と歩き続けても、着かなかった。
折しも炎天。日傘も帽子も持ってきていないし、
だんだんクラクラして来て、倒れそうになり、
鷹野橋を過ぎて日赤が見えてきたあたりで、
近くにあったコンビニに涼を求めて駆け込んだ。
そこでエビアンを買い、一息入れた。

私は、こんなのばっかりだ。いつも、半端な土地勘で歩いて、
なんとかなるだろうと甘く見て、結果的に、
非常識なほどの距離を徒歩で遠征することになるのだ。
これまたローカルすぎて大変申し訳ない話ばかりなのだが、
道後温泉からJR松山駅まで歩いたとか、
宍道湖のあっちから殿町を経て島根大学まで歩いたとか、
JR神戸駅前から元町・三宮を通って野崎通まで帰ったとか、
土地の人が聞いたら、『ちゃんとした交通機関があるのに(^_^;』
と呆れそうなことを、私は今まで何度もやらかしてきたのだ。

きょうも、考えてみたらなんとバカなことをしたのだろうか。
中電前で気づいた時点で、抵抗せずに電車に乗っていれば、
こんな、検査前に日射病寸前、などというテイタラクにならずに
楽々と到着できていたハズだったのに。
ほんとに、きょうが血圧測定や血液検査の日でなくて良かった。

私は、そんなこんなで、ダーダーになりながら検査機関に着いた。
目指す「広電前」は、「日赤前」の次だった(^^ゞ。やれやれ。
放射線科に案内され、『更衣室で検査着にお着替え下さい』
と言われた時の、嬉しかったこと(T.T)。
私は、もう、上半身、しぼってもOKな、大汗状態だった
洗い立ての、乾いてパリっとした検査着は、
このまま着て帰りたいくらい気持ちが良かった。

で。肝心のマンモグラフィー体験だが。
拍子抜けするほど楽な検査だった。
確かに胸を挟まれるのだが、想像していたような強烈なものでなく、
ただ、挟んで撮影した、という感じがしただけだった。

この検査機関の技師の腕が特別に良かったから痛みがなかった、
ということは考えにくい。
なぜなら、私の前後に検査した女性たちは、
若い人も年配の方もいらしたけれども、みな、一様に、
「痛かった~」と仰っていたからだ。

私は堂々のおばさんだから、包み隠さず書いてみるのだが、
あれは、ある程度以上の大きなサイズの胸で、かつ、
弾力がなく、やわらかく垂れている(爆)タイプだったら、
全然痛くない検査なのではなかろうか。
マンモが痛かった、と仰る方は自信を持たれて良いと思う。
小さくとも、かたちの良い胸の方か、
巨乳でも張りきった弾力のある胸の持ち主が、
あの検査を痛いと仰るのではないか、
と私は自分の観察から考えた。

違ってたらごめんなさい(逃)。

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