転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



ようやく朝のラジオ学習を復活させることができるようになり、
今月からフランス語講座に復帰した。
それと昔を懐かしみつつ、少しロシア語も試してみることに。
なんと言っても節分があったのだ、仕切り直しにはぴったりだ。
旧暦では立春からが新しい一年なのだから。

大木充先生のフランス語初級編は2015年前期の再放送なので、
当時でも私はまがりなりにもテキストを買い、学習していた筈なのだが、
今となっては、もう細かいことは覚えていなかった。
久しぶりに聴いてみると、思っていたより文法寄りの解説部分が多くて、
案外、性に合うことがわかった。
以前、大木講座との出会いになった「入門編」とは異なり、
今放送されているのは「初級編」という位置づけなので
サブタイトルが『文法より実戦練習2』となってはいても、
それなりに、理詰めでやる箇所が増えているということだろうと思った。

芳野まい先生の応用編は今季の新作だそうだが、
これまた今の私にはぴったりで、やりやすいと感じた。
本文が、日頃の音読練習→暗唱に気軽に取り組める程度の短さで、
テキストの印刷も大きめの字で組まれているし、
語彙や文法項目の解説の量・内容ともにほど良く、
On pratique(練習)も語彙・書き取り・内容正誤問題と
コンパクトにまとめられている。

あまりに御無沙汰していたので、ラジオ講座自体が自分には新鮮で、
何を見ても嬉しく気に入っている、ということかもしれないが(^_^;
初級編・応用編ともに、自分のフランス語をブラッシュアップするために、
ほど良い講座だと感じることができ、ありがたく思っている。
とりあえず3月まで頑張らなくては。

一方、ロシア語はまったくの懐かしさから、遊び半分で買ってみたのだが、
やれば思い出すことも多く、
「ここは完了体」「前置詞cのあとは造格」
などと自然に蘇って来るのは、大学で2年間お世話になった、
故・佐藤恭子先生の御仕込みのお蔭であると、しみじみ感じた。
「まずは貴女たち、発音の稽古しなくちゃならないでしょ」
などと佐藤先生がイイ声で仰ったことを、今朝もふと思い出したりした。
稽古、……演劇人らしい言葉の使い方をなさってたんだなぁ(涙)。

もうひとつ、ロシア語を聴けば聴くほど、
これはポゴレリチがよくやる発音だな、と感じる箇所が多く、興味深く思った。
私は実際には彼のロシア語を聴いたことは数えるほどしかないのだが、
ポゴレリチの言語音はロシア語が基本になっていて、
英語を話すときでも、彼は母音も子音もロシア語のものを使っている、
ということが、こうしてロシア語のネイティブの発音を聞いていると
あちこちで確認できるのだ(^_^;。
それならいっそ、彼の英語は、キリル文字で記録すると感じが出るのでは、
と考え、我ながら、その思いつきが気に入った
(↑お前の英語はカタカナで書いといたらちょうどええわ、
と言われて私は嬉しいだろうかと考えると、まあ、アレだが……(逃))。
それにしても、『まいにちロシア語』を聴いてポゴレリチの英語を連想するとは、
病膏肓に入るたぁ俺がことだぁ、…と思わずにいられない(汗)。

ロシア語を続けられるかどうかは、内容よりも私の生活時間帯による。
今は、主人の出勤が7時半なので、そこでラジオをつけてフランス語を聴き、
終わるとひとあたり家事をし、英会話タイムトライアルなどを小耳に挟み、
8時40分からラジオ体操をやり(笑)、50分から着席してロシア語、
というのが、私にとって具合の良い流れなのだが、これが少しでも変わると、
フランス語からロシア語までの時間が空いているだけに、
ロシア語のほうを忘れるのではないか、という懸念は、ある。
……私の、というより「主人の」生活時間帯次第か(^_^;。

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