姑のお腹は、あれから、なおった。
というか、恐れていた通り、ぴた!と止まって、
今度は、音沙汰ナシになってしまった。
走るとなったら暴走状態で容易に止まらず、
一旦、止まったら最後、こんどはテコでも動かない。
ああ、なんて極端なお腹なんだ、ばーちゃん(T.T)。
舅は、さすがにくたびれたと言っていたが、
発熱したりは、していなかった。
広大でも、今回は特に異常など指摘されなかったし、
疲労感以外には、舅にはとりたてて不安材料はないようだ。
で、私が行ったら、彼は、相変わらず、掃除をしていた。
「ヘルパーさんが、ばーちゃんのオムツ換えたり、
着替えさせたり、シーツ換えたり、いろいろしてくれたけ、
ほこりがたって、やれんかったわいや」
と言って、彼は、ベッドの下まで、ごーごーと掃除機をかけていた。
ばーちゃんの胃腸風邪の騒ぎでへとへとになった挙げ句なのに、
この期に及んで、じーちゃんにとっての最優先事項は、
やっぱり、「床にゴミやチリが落ちていないこと」なのだ。
とほほ。
「このくらいで、えかろ。よしこさん、悪いが片づけといてくれ」
と彼は最後に掃除機を私にくれた。
腰が痛いので重い掃除機を片づけるのがしんどいという。
じーちゃん。
将来、じーちゃんの棺には、掃除機を入れてあげよう、
守り刀のかわりには、掃除機の柄でいいか?
と私は内心、思った(^_^;)。
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