民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.3953 悲しい・・・

2017-11-23 19:34:56 | 老境ものがたり
今日は勤労感謝の日ですね・・誰に誰が感謝をするのかヨクワカラン日。
今日に限っては解体に携わって頑張って呉れている人と、ここまで頑張って呉れた友人に感謝する。
朝から良いお天気・・わざとゆっくり目に山へ向かう・・お昼前だと言うのに
自慢のアトリエは既に原形を留めず、真ん中の母屋がすでに丸見え。
重機のアームが鬼の爪に見えた。


悲しいと言うタイトルは後の事で、一瞬呆然と・・。
が・・この一年と言うブランクが仙人の気持ちを幾らか和らげた。

落ち葉に埋もれた庭・・獣糞にまみれた座敷・・土足で立ち入る現実・・。
それらが未練を幾らか断ち切るに手伝う。
引っ越したすぐ、翌週にでも取り壊されたなら気持ちの整理が追い付かなかった事であろう。
一年の間に何度も訪れ、少しずつ遠ざかっていく現実に慣らされた事は結果において良かった。

石楠花などの植え込みも殆んどそのままに・・年が変わった初夏、きっと花を見に行く・・。
今日一日でアトリエが・・明日は母屋が・・三日目には、あるいは四日目には離れも跡形もあるまい。
この1~2年の間に小豆島を売却・・地下の店を売却・・そして山の家を解体。
もう自らの肩に掛かるものは何もない・・
老いた二つの命を守っていくに専念する事だけが残った。

もうすでに納得ずくで、長年使った事で償却も済んでいる。
理屈では分かっているのデス・・命の別れに比べれば軽い軽い!・・
そう思って心を鎮めるキノウキョウでアリマス。

さて、明日は我が朝雲会の42周年を記念する食事会・・我が家で。
42年目にして初めて発表会を催行しなかった。
お弟子達にも無理の言い通しで、今年だけイップクして貰おうとの算段だ。
でも・・ちんまりとでも・・やるべきやね・・と・・仙人は思っている。
当面の目標は45周年・・果たしてどうなるのか・・仙人がと言うのではなく、付いて来てくれるかの問題。

「いつまで生きる心算や!」・・と・・久々に天の神さんの声







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